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2010.05.31

伊坂幸太郎【ゴールデンスランバー】

ゴールデンスランバー

ゴールデンスランバー伊坂 幸太郎著
税込価格: ¥1,680 (本体 : ¥1,600)
出版 : 新潮社
ISBN : 978-4-10-459603-4
発行年月 : 2007.11
利用対象 : 一般

【山本周五郎賞(第21回)】【本屋大賞(第5回)】俺はどうなってしまった? 一体何が起こっている? 首相暗殺の濡れ衣を着せられた男は、国家的陰謀から逃げ切れるのか。精緻極まる伏線、忘れがたい会話。伊坂幸太郎のエッセンスを濃密にちりばめた書き下ろし長編。


いつもの伊坂作品だったら、ストーリーの途中ではかなり辛い場面があっても、最後にはそれなりにハッピーな終わり方をしていた。

それが、本書では何だか救いがないような気がする。


著者自身、語っておられるように、本書はケネディ暗殺事件を意識して書かれている。テーマが大きすぎて料理しきれなかったのか?


それでも、ラストシーン。元恋人の娘が手に押してくれたハンコには「よくできました」とあった。
青柳をとりまく人たちの総意が伝わってくる。

もうひとつ。
青柳の父の、マスコミへの立ち向かい方に拍手。


やや消化不良であるが、再読すれば受け取り方がかわるだろうか?


当日追記
takoさんから頂いたコメントを読んで、青柳の父親から何の脈絡もなく【重力ピエロ】の父親を思い出した。
どちらも、決して無理をしているのではない。ごく当たり前のこととしての発言であり、姿勢なのだ。

こういう視点が、伊坂さんを好きな理由なんだなぁ。

ゴールデンスランバー
2007年11月30日発行
2008年5月15日8刷


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2010.05.30

【日経パソコン 5月10日号】

日経パソコン 5月10日号

もう24日号が出てからでも1週間経つのだが。


特集は、「パソコンで地デジ」
「うっかりトラブル解決法」と、
「フォトブックを作ろう」というもの。


他に、
「Twitter活用術」の前編。24日号で、後編がある。


また、速報として「パソコン夏モデル」が両号にある。24日号は、わざわざ表紙に「レッツノート夏モデル」とある。
昨日も、セブンはいいよという話を聞いた。そろそろ考えるかなぁ。

もう一つ、「パソコンで快適音楽」が、セオリー通りだが役立ちそう(って、誰に?)。


さてと、必要部分をスキャンしよう。

日経パソコン 5月10日号


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2010.05.29

ソニーなど4社、電子書籍で新会社

「涼さんは、いつiPadを買うんですか?」とか
「きっともう予約してるんやで」(ヒソヒソ)

最近、あちこちでこうしたお声を聞くことがある。


いや、今のところ、液晶で本を読む気はない。今日も出先で、午前と午後の間に少し時間があった。休憩室をお借りして、「液晶画面(すなわちPC)での本づくり」をしていた。

勿論昔?のブラウン管に比べれば、はるかに目に優しいのかもしれない。だが、液晶ではあっても画面を見続けるのは結構辛いのだ。


というわけで、↓に期待している。

ソニーなど4社、電子書籍で新会社-米アップル「iPad」に対抗(asahi.com)


iPad キレイやし-、とは思うけれど……


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いいお天気

上本町界隈

このまま 帰りたいなぁ


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2010.05.26

高い技術を

今日聞いた点字利用者の話で、心に残ったこと。

ボランティアが作る点字の質の悪さに困っているという話だ。

中身が、間違いが多く本心ではもう要らない。しかし、「せっかくボランティアで製作して下さったもの」だから、捨てるわけにはいかないというのだ。
点字本は、かさばる。そのスペースを空ければ、(点字)楽譜が何冊か入るのにと、なげいていた。


「捨てる技術」的に言えば、高価だったもの、思い出のもの、誰かにもらったものは、処分しにくい。
しかし、頂き物は「頂いた」その時点で役割を終えている。
と、バッサリと切って捨てるのが、コツだろう。

しかし、ボランティアが一生懸命作ってくれたものはそうはいかない、というのも理解は出来る。


そこで、関連して。

よく被災地や難民へと、古い衣類を寄付する方がいらっしゃる。
最近では、古着お断りというところも多いようだが。

古着は、選別して、場合によってはクリーニングをする必要がある。また、現地へ送るための送料もかかる。

自分が処分できないものを、他人に押しつけるものではない。


いや、話が逸れた。

いわゆる技術ボラには、高いスキルが必要だということを言いたかったのだが。




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2010.05.25

アホ鉄のつぶやき

貨物列車時刻表、乗れないのに大人気 創刊30周年(

貨物列車は、面白い。

今はJRおおさかひがし線になったが、「城東貨物線」というのがあった。近くに住んでいたのではなかったが、俊徳道駅近くに母の知人がいて、時折使いにやらされた。

そのとき、ちょうど城東貨物線を列車が通ると、じいーっと眺めていたものである。
貨物列車は、長い。通り過ぎるまで数えてから、やっと帰途に就く。何故かその線路の先は夕焼けているのだった。

この頃から、アホ鉄の素養??はあったようである。

この話は、たしか赤川鉄橋のことを話題にしたときにも書いたように思う。



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2010.05.24

内田康夫【幻香】

幻香

幻香内田 康夫著
税込価格: ¥880 (本体 : ¥838)
出版 : 角川書店
発売 : 角川グループパブリッシング
ISBN : 978-4-04-788196-9
発行年月 : 2009.11
利用対象 : 一般

浅見光彦のもとに、心当たりのない女性から手紙が届いた。手紙の指示の通りに栃木市の幸来橋に向かった浅見を待ち受けていたのは、2人の刑事だった。新進気鋭の調香師・戸村浩二が殺害された事件を調べているというのだが…。


あるときは周りを魅了し、しかし処方を誤れば破滅へと導く香水。
幾つかの処方が合わさったとき、幻の香り「幻香」が生まれる。

およそ浅見に似つかわしくないテーマではある。

しかし、物語そのものは、戦争時の悲惨な過去をも引きずったものだった。
生まれつき嗅覚が優れていたために起きた悲劇を描く。


幻香
2009年11月30日初版発行


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2010.05.23

伊坂幸太郎【チルドレン】

チルドレン

チルドレン伊坂 幸太郎著
税込価格: ¥620 (本体 : ¥590)
出版 : 講談社
ISBN : 978-4-06-275724-9
発行年月 : 2007.5
利用対象 : 一般

まっとうさの「力」は、まだ有効かもしれない。信じること、優しいこと、怒ること。それが報いられた瞬間の輝き…。こういう奇跡もあるんじゃないか? ばかばかしくて恰好よい、ファニーな「5つの奇跡」の物語。

5篇の、連作短編集だという。

まだ最初の「バンク」を読み終わったところだが、非常に面白かった。
他に、
表題作の「チルドレン」を二番目に、
「レトリーバー」
「チルドレンⅡ」
「イン」
と、続く。


さて、そのトップ作品だが。バンクと言えば、そう【陽気なギャングが地球を回す】を思い出す。
【陽気なギャング……】でギャングとして大演説をぶった陣内が登場する。まだ学生だ。もっとも、本書の方があとから書かれているが。

本作の最後で、銀行を襲うのに大変参考になると、陣内はうそぶく。(たしかにー!)


ストーリーは、陣内とその友人鴨居が閉店間際に入った銀行で、銀行ギャングに襲われるというもの。銀行員8人とお客4人が、人質になる。
対する犯人は、2人。

当初金だけ取ってすぐ退出する予定だったのが、ハプニングで銃を撃ってしまい、パトカーに包囲されてしまう。

人質の一人全盲の永瀬は、耳だけを頼りに真相をあばく。


永瀬のパートナーは、レトリーバーだ。この賢い犬がどうかかわってくるのか、あとの作品が楽しみだ。

チルドレン
2007年5月15日第1刷発行
2009年10月15日第14刷発行


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2010.05.22

iPhoneとアラーム

現在、ケータイの目覚まし機能を使っている。
味気ないので、(壊れたまま使っていない)CDプレーヤーを奮発しようかと目論見中。現在、音楽はパソコンで聞いている。

但し、家にいるときはいいが、そうでないときは使えない。

そこで、「iPhoneでお目覚め」というのはどうかと考えた。

検索してみると、「Alarm Tunes」というアプリがあるようだ。

どなたか、使っている方は、いらっしゃいませんか?



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radiko ラジコ

とあるグループの先月の例会での近況報告の際、会長がパソコンでラジオを聞いているのだが、何かの拍子に東京地区の局が入るようになってしまったと語っておられた。

勿論ラジオは専門の機器で聞けばいいようなものの、そこはパソコン関連のグループ!ゆえの話?

夕刊で、「ラジオ復権へネット上々」という記事があった。

そして、「アイフォーン」でも「ラジコ」を通じて民放ラジオ番組が聞けるようになった。
として、iPhoneの写真が掲載されていた。

無料のアプリが、あるらしい。

さっそくダウンロードしてみた。
朝日放送、毎日放送、ラジオ大阪、FM COCOLO、FM802、FM OSAKAが聴ける。当然、野球中継もあるようだ。球場で聞くのにいいかもしれない。

だが、ちょうど聞いたときには、騒々しいおしゃべり番組だったのですぐスイッチを切った。


iPhone版radiko公式アプリ公開--バックグラウンド再生も(asahi.com)という記事も、あったようだ。


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2010.05.21

若かえで

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気温はぐんぐん上がって 30度近くまで行く模様。
日焼け注意!

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2010.05.20

ネットスーパー

先日、「買い物難民」について書いた。

人口減少などで近くの商店などが立ちゆかなくなり、閉店するところが増えた地区での話。「交通手段を持たないお年寄りらが生鮮食品を食べられなくなる」という深刻な話だ。

さらに、銭湯が廃業しての「お風呂難民」もあるとのこと。


広い地域をカバーする大型店の存在の他に、簡便なネットスーパーの存在も、逆に地域の商店を圧迫しているということはなかろうか。
自分自身、徒歩で地元の商店へ行くことが、減ってしまった。代わりに、やはりネットショッピングが多い。


今日配達された「産経リビング」では、大阪・兵庫のネットスーパーの比較をしていた。
イオン、イズミヤ、イトーヨーカドー、関西スーパー、オークワといった大手?ネットスーパーの、配達エリアや会費・配送料などを比較。

実際にはまだまだ利用者は少ないし、ネットが出来ない人は利用できない。


ところが、実店舗感覚に近づいているところもある。
阪急キッチンエールが行っている「御用聞き電話サービス」というのは、利用したい人が電話をして注文するのではなく、決まった日時に店舗から電話がかかってくるというもの。音声案内による電話サービスと違って、これなら取っつきやすいかもしれない。

また、配送料の高齢者・子育て割引や、共働き世帯への夜間配達などを行っているところもある。しかし、スタッフは夜中まで働かなくてはならない(という矛盾)。


座して待つのではなく、何らかの情報を手に入れて、難民にならないようにしたい。
という情報確保が、なかなか難しくなるのかもしれない。




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一日一エントリー

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毎日一つ、iPhoneからエントリーしようと決めていたのだが……
なかなかできないなぁ。

今日は午前中あいにくの雨だったが、これは一昨日のもの。

「つぶやき」もしなくなったし、mixiなどは開いてもいない。


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2010.05.19

内田康夫【氷雪の殺人】

氷雪の殺人

氷雪の殺人内田 康夫著
税込価格: ¥660 (本体 : ¥629)
出版 : 文芸春秋
サイズ : 16cm / 429p
ISBN : 4-16-766602-2
発行年月 : 2003

最北の国境をのぞむ利尻島で起きた変死事件。浅見に託された、死者の謎のメッセージと一枚のCD。最果ての地で何があったのか。謀略の背後に、人々の悲痛な叫びが聞こえてくる。


最北の地、稚内。巨大な隣国を控え、北の富士がそびえている。

著者が見学した「氷雪の門」と「九人の乙女」の碑は、訪れたことがある。稚内公園と北方記念館?塔に昇ったのが北方記念館だったっけ?

何だかごっちゃになってしまったが、こうした戦争時の悲劇は彼女らだけではなく、多くの人たちの体験でもあり、また戦後といえども癒えるものではなかった。

ちょうど本書が連載されている頃、「テポドン」事件があった。その収拾にあたるべき役所の不祥事も、この頃だったという。

著者の作品(ストーリー)はフィクションだが、全くの虚構というわけでもなさそうだ。


氷雪の門の乙女たちに比べ、現代(本書執筆時)乙女のクールさも、当たり前と言えば当たり前か?
所詮、親と違って恋人との死別は、当座は悲しくても癒えるときがくる。


氷雪の殺人
2003年11月10日第1刷
2009年9月5日」第12刷


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2010.05.16

買い物難民

「買い物難民」という言葉があるようで、朝刊のトップ記事だった。

また、交通手段を持たない高齢者が生鮮食料品を買うことが出来ない「フードデザート(食の砂漠)」というのも、ひろがっているそうだ。

特に過疎地というのではなくても、郊外の住宅地で交通が不便なところはある。それでも通勤者が多かった頃にはそれなりにバスの便などもあったのだろうが、次第に高齢者のみになってくると、それも少なくなってくる。

朝刊記事では、過疎地での移動販売車の話と、タッチパネルでの宅配業者の話が書かれていた。


3年前に北海道の北部で見た集落を思い出した。日々の生活に、車を使えない人たちはどうしていらっしゃるのだろう。



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2010.05.13

田山花袋【田舎教師】

田舎教師

田舎教師


Twitterで、今日が「花袋忌」であることを知った。
この【田舎教師】を読んだのは、中学1年の頃だ。文庫本だった。まだあるかと思って探しに行ったが、見つからなかった。このあと、自然主義派と呼ばれる人たちの本を読むきっかけになったのだった。


文庫本は、家中のあちこちの本棚に、整理もされずに突っ込まれている。
【暗夜行路】が2種類あるのを発見。これを最初に読んだのは、やはり中学1年の時で学校の図書室の全集ものだったから、これらの本ではない。上下に分かれている角川文庫版が、昭和34年のもの。一冊のものは昭和42年発行だ。当然黄ばんでいて読みづらそうだ。

その側に、つれあいの字で書込のある【雲は天才である】が鎮座ましましている。昭和34年版。

そして、これは比較的きれいな【歎異抄】が。金子大栄氏の校注はあるが、細かい解説はない、ごくシンプルな本。1992年の発行だから、何か思うところあって求めたのだろう。


こうした本も、整理していく必要があるなぁ。前途多難であることよ!せめて、作家別にでも、並べ直した方がよさそうだ。

タイトルを見ただけで、おぼろげにでも内容を思い出せる本は、それだけ中身があったということだろうか。


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2010.05.12

疎外感

小学校へあがった息子がアレルギーのため給食を食べることが出来ず、弁当を持参させているという母親の投稿記事があった。
一人だけ別のことをしていることへの心配だったが、当の本人はお弁当を楽しんでいて安心したという内容だった。

だが、途中で少し引っかかったことがある。
それは、『クラスの皆が一緒に給食当番をするのに、息子だけがしていないから疎外感を抱いていないか』という個所である。

給食を食べないからといって、何故当番は外れているのか?クラスが一緒にすることならば、当番をするのは別にかまわないのではないか。
「君は食べないのだから、当番をしなくていい」ということなのか、逆に当番をさせると昨今のことだから食べないのに当番をさせるのかということにもなりかねないのか(この投稿者のことではない)?


ま、それはそれとして。

「疎外感」というのは、まわりが生むものではなくて、あくまでもそう感じる当人の問題である。
ここに、一人他と違った力を持っている人がいるとする。他の人が現在の急務でしていることを自分がしないからといって、疎外感を持つらしいのだ。
まわりからすれば「何とも贅沢な悩みよ」となるのだが、ご当人にとってはかなり深刻な問題かもしれない。

いやはや、人間関係というのは難しいものである。



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2010.05.10

絲山秋子【スモールトーク】

スモールトーク

Photo絲山 秋子著
税込価格: ¥460 (本体 : ¥438)
出版 : 角川書店
発売 : 角川グループパブリッシング
ISBN : 978-4-04-388101-7
発行年月 : 2008.2
利用対象 : 一般

「じゃ、回り道してやろうぜ。どうせこの世の全てが回り道なんだ」 6台のクルマをめぐる、回復と喪失の物語。車好きの楽しめる小説。さらに書下ろしエッセイも収録。


この6台は、すべて外車。「車好きの楽しめる」とあるように、よく解っている人が読んだら、もっと面白いだろう。
あいにく、当方車についてはまったく無知だ。

その6台の話とエッセイに挟まれたように、唐突に岐阜県白川の話が出てくる。
主人公が乗っている車はやはり外車で、出かけた山の中で車が動かなくなった話。おまけに携帯もつながらない場所という設定だ。

ここに出てくる滝を見たり、露天風呂に行けたらいいだろうなと、車オンチはまったく違うところに反応するのだった。

スモールトーク
2008年2月25日粗飯発行


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2010.05.09

井上ひさし【青葉繁れる】

青葉繁れる

Photo井上 ひさし著
税込価格: ¥570 (本体 : ¥543)
出版 : 文藝春秋
ISBN : 978-4-16-711126-7
発行年月 : 2008.1
利用対象 : 一般

東北一の名門高校の落ちこぼれ四人組と、東京日比谷高校からの転校生たちが巻き起こす珍事件の数々。戦後間もない頃、恋いに悩み、権力に抗い、伸びやかに芽吹く高校生たちの青春を生き生きと描く。(裏表紙より)


【桐島、部活やめるってよ】の更に上を行くバンカラ高校生の話。
ほぼ自伝的なものだという。

夢想癖のある主人公稔と転校生俊介を合わせたのが、著者であろうか?
後の家庭生活への視点が垣間見えるような気がするのは、偏見か?

紹介文にある「権力に抗い」は、彼らではなく周囲の大人たちのような気がする。
彼らの蛮行の責任をとって辞職した校長や、折に触れさりげなく要所を締めている担任の描写がいい。


青葉繁れる
2008年1月10日新装版第1刷


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2010.05.08

内田康夫【恐山殺人事件】

恐山殺人事件

Photo内田 康夫著
税込価格: ¥650 (本体 : ¥619)
出版 : 光文社
ISBN : 4-334-74075-8
発行年月 : 2006.6
利用対象 : 一般


音楽教室教師の杉山博之が何物かに毒殺された。また同じ音楽教室の教師、高川伸男も何物かに殺されてしまう。そして、博之の祖母 イタコのサキも……


今はあまり使われなくなった「火山帯」という言葉を、久しぶりに聞いた気がする。
「那須火山帯」は、北海道北西海上の利尻島から東北地方中央部を通り那須岳から浅間山へ至る火山群だとある。
そして、これらの中に位置する「洞爺湖」「十和田湖」「田沢湖」は、カルデラ湖である。

今回の犠牲者の一人杉山博之の祖母サキは、イタコだ。そのサキが予見した「北の方から恨みのかたまりのようなものが、灼熱地獄のお山の下を通っていった」という言葉で、本書は幕を開ける。

20年前の時間が尾を引いた、いわば復讐劇である。そこへ、イタコという特殊能力を持った人物の登場によって、事件をおどろおどろしくしている。

それにしては、このサキが殺されることで犯人が割れてしまう(少なくとも他の人物は考えられない)のが早すぎるような気がする。

もう一つ、ヒロイン紹子の言動が、陰影を帯びたという設定にしては、現代娘すぎて?いつものマドンナとはちょっと違う印象を受ける。浅見との仲も、まったく発展しないようである。


恐山殺人事件
2006年6月20日初版第1刷発行
2009年7月10日2刷発行

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2010.05.07

朝井リョウ【桐島、部活やめるってよ】

桐島、部活やめるってよ

桐島、部活やめるってよ 朝井 リョウ著
税込価格: ¥1,260 (本体 : ¥1,200)
出版 : 集英社
ISBN : 978-4-08-771335-0
発行年月 : 2010.2
利用対象 : 一般


【小説すばる新人賞(第22回)】バレー部のキャプテン桐島が、突然部活をやめた。それがきっかけで、同じ高校に通う5人の生活に、小さな波紋が広がり…。野球部、バレー部、映画部といった部活をキーワードに、至るところでリンクする5人の物語。

持ち歩き用に文庫本の手軽さも好きだが、テーブルの上に置いて、あるいは両手で持つ単行本もいとおしい。もちろん、軽いものに限るが。

このところ、自宅で時間を見ては、あるいは車で出かけるときに、単行本を読んでいる。
しかし、同じような大きさ量感ではあっても、ハウツーものにはこんな感じは抱かない。やはり、小説に限る。

で、本書である。
高校生たちの中に、ほんの少し紛れ込むことが出来たかのような、さわやかなあと味だった。

タイトルになった霧島は、生では一度も登場しない。
彼と関わりのあった5人の高校生が一人称で語ってつないでいく。その中で浮かび上がる、霧島像。


桐島、部活やめるってよ
2010年2月10日第1刷発行
2010年3月30日第5刷発行


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2010.05.05

ゴールデンウィーク

一昨日の昼下がり

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おや?  何だろう?

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白雪姫の小人たち?

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ケーキ屋さんでした。


このゴールデンウイーク中は、生協が普段の週日以上に空いていました。きっと、皆さんどこかへお出かけなのでしょう。
昨年は、ひこにゃんを見に行ったのでしたが。


休日に、奈良へ行く気は、サラサラなし!

ひこにゃん → せんとくん という連想ではありません。


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2010.05.04

【iPhone情報整理術】

iPhone情報整理術

iPhone情報整理術堀 正岳著
佐々木 正悟著
税込価格: ¥1,659 (本体 : ¥1,580)
国内送料無料でお届けできます
出版 : 技術評論社
サイズ : 19cm / 239p
ISBN : 978-4-7741-4027-8
発行年月 : 2009.11
利用対象 : 一般

ゼロストレス仕事術、ユビキタス手帳術など、クラウド・コンピューティング時代における、iPhoneを活用した新しい情報整理術を紹介。アプリケーション&Webサービス一覧も掲載。


実は、2月24日(すなわちiPhoneを買った日)に、エントリーしている

読んでから、買うか! 買ってから、読むか!

読むだけで、買わないか(苦笑)。

などと書いていたら、ムムリクさんから『併せて買うという選択も(^^;』というツッコミが入った。そして桜桃さんは、『それしかないでしょう~』と応えていらっしゃる。

この時点では、我が家には合わせて存在していたのだが、どちらも(つまりiPhoneも本書も)まだ馴染んでなかったのだった。

本書を読んで使いたいと思ったアプリが、EVERNOTEである。
また、iPhoneをクローゼットにするという使い方にも乗せられている。

ほかに、Googleのカレンダーをあらためて使い出したし、ScanSnapを欲しいと思ったのも、本書のせいだ。

青空文庫は入れているが、これで本を読みたいとは思わない。

iPhoneから毎日ブログ記事を投稿しようと書いてあったのは本書だと思っていたのだが、どうやら違うらしい。だったら、どの本だったのだろう?

iPhone情報整理術
2009年11月25日初版第1刷発行
2010年2月10日初版第6刷発行


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2010.05.03

広瀬浩二郎さん、ラジオ深夜便出演

国立民族館博物館准教授の広瀬浩二郎さんが、「ラジオ深夜便」に出演なさいます。
公式ブログ?に書いたのでここへは書かないつもりだったのですが、「ラジオ深夜便」について書いていらっしゃるブログを拝読したので、お知らせします。

メール本文でも触れていらっしゃいますが、1月の番組はなかなか面白かったです。
深夜便とはいっても23時台です。

転送・転載歓迎とのことで、全文紹介。

----- ここから -----

ラジオ番組の紹介です。5月に3週連続で
NHKラジオ深夜便に出演することになりました。

テーマは「さわる文化への招待」。
各回10分程度ですが、3回にわたって僕の体験談を語っています。

 ①5月7日「さわって学ぶ」。
 ②5月14日「さわって楽しむ」。
 ③5月21日「さわって愕く(おどろく)」。

 いずれも午後11時40分ごろからラジオ第一放送で
全国向けに放送される予定です。

 1月にNHKの昼の番組に出演させてもらいましたが、
(たぶん)それがけっこう好評だったようで、
深夜便への出演依頼がありました。ただし、今回は
「ないとエッセー」というコーナーで、エッセーを
書くようなイメージの一人語りです。正直、
素人の僕が時間を気にしながら、マイクに一人で向かう収録は、
なかなかしんどい経験でした。

 リスナーにとっては1週間ずつの間隔を置いて、
僕の人生の細切れを聴く形になるので、どこまでこちらの
メッセージが伝わるのか不安です。でも、まあ
3会連続で聴いてもらえば、「さわる文化」の意義について、
多少なりとわかっていただけるのではないかと楽観しています。

 みなさんからの率直な感想などお待ちしております! 
あわせて、番組の宣伝にもご協力ください

(本メールの転送・転載を歓迎いたします!)

 深夜便とはいえ、放送時間は夜の11時代。この時間って、
多くの人はテレビをみてるか、ちょうど寝るころですよね。
きっと忘れられそうですが、ベッドの中、
はたまた風呂の中で聴いてやってください。



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2010.05.02

黒川博行【雨に殺せば】

積ん読本も多いが、読んだだけでそのままになっている本も多い。
考えるところがあって(といっても深刻なものではない)本の整理を一生懸命している。その流れの中で、よんだままの本について、多少とも記録しておこうと思う。せめて、読了日だけでも記録しておいたらよかったなぁ。
となれば、やはりかなりいい加減になってしまうのは致し方ない(かな?)

しばらくは、単純な本ばかり並ぶことになる(って、ここへ挙げているのはいつもそうだ)。

しかしその単純なものでさえ、パラパラとめくってみてもあらすじも忘れてしまっているのが多い。再読していたらますます片付かないし、これもまた悩みだ。といったことをクダクダと書いていてもしかたないが、それこそ、まったくの記録のみになりそうだ。

雨に殺せば

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黒川 博行著
税込価格: ¥714 (本体 : ¥680)
出版 : 東京創元社
サイズ : 15cm / 305p
ISBN : 4-488-44202-1
発行年月 : 2003.11
利用対象 : 一般


黒川博行は、【海の稜線】が面白かった。大阪弁丸出しの刑事と、東京から来たスマートな刑事との掛け合い漫才のような、だが底では気持ちが繋がっているような会話に吹き出したものだ。

本書は、同じようなコンビでもマメと黒。いや、この黒は上記の作品に「出演」していたっけ?

話の筋はおぼろになってはいても、二人の会話が面白かったことだけは、しっかり覚えている。

雨に殺せば
2003年11月21日初版
2008年5月23日6版


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2010.05.01

5月

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実は、数日前の写真なのだが。

世はゴールデンウイークとやらで、何となく華やいだ感がある?
いや、閉じこもっていては、そうしたことも判らない。

もったいないようないいお天気だった(と思う)。


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