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2010.05.19

内田康夫【氷雪の殺人】

氷雪の殺人

氷雪の殺人内田 康夫著
税込価格: ¥660 (本体 : ¥629)
出版 : 文芸春秋
サイズ : 16cm / 429p
ISBN : 4-16-766602-2
発行年月 : 2003

最北の国境をのぞむ利尻島で起きた変死事件。浅見に託された、死者の謎のメッセージと一枚のCD。最果ての地で何があったのか。謀略の背後に、人々の悲痛な叫びが聞こえてくる。


最北の地、稚内。巨大な隣国を控え、北の富士がそびえている。

著者が見学した「氷雪の門」と「九人の乙女」の碑は、訪れたことがある。稚内公園と北方記念館?塔に昇ったのが北方記念館だったっけ?

何だかごっちゃになってしまったが、こうした戦争時の悲劇は彼女らだけではなく、多くの人たちの体験でもあり、また戦後といえども癒えるものではなかった。

ちょうど本書が連載されている頃、「テポドン」事件があった。その収拾にあたるべき役所の不祥事も、この頃だったという。

著者の作品(ストーリー)はフィクションだが、全くの虚構というわけでもなさそうだ。


氷雪の門の乙女たちに比べ、現代(本書執筆時)乙女のクールさも、当たり前と言えば当たり前か?
所詮、親と違って恋人との死別は、当座は悲しくても癒えるときがくる。


氷雪の殺人
2003年11月10日第1刷
2009年9月5日」第12刷


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書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

光彦さんてば、利尻島にまで行っていたのですね。知りませんでした。

稚内の思い出。雹に降られたこと(笑)。

投稿: ムムリク | 2010.05.20 09:48

ムムリクさん

∥稚内の思い出。雹に降られたこと(笑)。

寒い時期にいらっしゃったのですか?

「軽井沢のセンセ」の自作解説によると、全国都道府県すべて踏破していたのですが北限が旭川だったので北海道北部を舞台にしたいと編集者と話し合って決めたのだそうです。

稚内へは二度行きましたが、おかげさまで六日間ともお天気に恵まれ、利尻富士がどこからでもくっきりと見えました。
でも、利尻島へは渡っていません。もう行くことはないだろうと思っていましたが、本書を読んだらまた行きたくなりました。

投稿: | 2010.05.20 16:37

確かあれは・・・。9月の下旬ですね。宗谷岬から稚内市内へ向かう途中、雨と雹にみまわれたのでした。
利尻は行ってないですが、礼文には二度。利尻富士登山もなかなかかと思いますので、ぜひ、どうぞ。

投稿: ムムリク | 2010.05.21 09:48

ムムリクさん

9月の下旬で、もう雹ですか!

そういえば、10月半ばに訪れた札幌でも、雪がちらつきました。

∥利尻富士登山もなかなかかと思いますので、ぜひ、どうぞ。

お花畑がきれいだとは、聞いています。ただ、もう登山は無理っぽいです。
でも、本書に出てきた記念館?までは、行ってみたいと思います。

投稿: | 2010.05.22 00:00

あるいは、アラレだったのかも、と遠い記憶です。

裾野の散策(といっても島が山なので、なんとも)とか、礼文で花を見る(こちらはさほど高さはないです)といったところでしょうか。高山植物が手軽に見られるというのは、ありがたいような、複雑なところではありますね(盗難がおきやすい点で)。

投稿: ムムリク | 2010.05.22 11:02

ムムリクさん

もうかなり以前のこと。朝日新聞で利尻・礼文の旅を取り上げていて、かなりハードな山歩きのようでした。
たしか、民宿のようなところでの集団登山?だったと思います。

他人に合わせるのではない、わがままな散策がしてみたいものです。

投稿: | 2010.05.22 19:08

長々失礼します。
利尻だとツアー的に行っているものが多いようですね。礼文は丘へのハイキングといってもよい場所も多いので(全行程はそこそこですが)、構えずとも歩けるかと思いますよ。それぞれ勝手に散策していますから。

いずれ、楽しめるとよいですね。

投稿: ムムリク | 2010.05.23 10:32

ムムリクさん

2回の稚内行きは、いずれも当地の方に案内して頂いたのです。で、稚内市では、食べる方だけ。

1回目は、サロベツ原野にも行きました。
2回目は、JRの廃線あと巡りという、かなりマニアックな旅でした。

∥いずれ、楽しめるとよいですね。

はい、機会があればぜひ!

投稿: | 2010.05.23 18:32

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