ネットスーパー
先日、「買い物難民」について書いた。
人口減少などで近くの商店などが立ちゆかなくなり、閉店するところが増えた地区での話。「交通手段を持たないお年寄りらが生鮮食品を食べられなくなる」という深刻な話だ。
さらに、銭湯が廃業しての「お風呂難民」もあるとのこと。
広い地域をカバーする大型店の存在の他に、簡便なネットスーパーの存在も、逆に地域の商店を圧迫しているということはなかろうか。
自分自身、徒歩で地元の商店へ行くことが、減ってしまった。代わりに、やはりネットショッピングが多い。
今日配達された「産経リビング」では、大阪・兵庫のネットスーパーの比較をしていた。
イオン、イズミヤ、イトーヨーカドー、関西スーパー、オークワといった大手?ネットスーパーの、配達エリアや会費・配送料などを比較。
実際にはまだまだ利用者は少ないし、ネットが出来ない人は利用できない。
ところが、実店舗感覚に近づいているところもある。
阪急キッチンエールが行っている「御用聞き電話サービス」というのは、利用したい人が電話をして注文するのではなく、決まった日時に店舗から電話がかかってくるというもの。音声案内による電話サービスと違って、これなら取っつきやすいかもしれない。
また、配送料の高齢者・子育て割引や、共働き世帯への夜間配達などを行っているところもある。しかし、スタッフは夜中まで働かなくてはならない(という矛盾)。
座して待つのではなく、何らかの情報を手に入れて、難民にならないようにしたい。
という情報確保が、なかなか難しくなるのかもしれない。
| 固定リンク
« 一日一エントリー | トップページ | 若かえで »
「ニュース」カテゴリの記事
- NHK「武田真一アナ」が退局へ (2023.01.25)
- 身寄りなく、いても頼れず、ひとりの死(2022.12.31)
- 増える宅配、事故が怖い(2022.10.21)
- 絵も字もペンで、大画面電子書籍 アマゾン、(2022.10.01)
- 出生率2.95の町、何とかなりそうな安心感 「奇跡の」岡山県奈義町(2022.09.29)
コメント