内田康夫【倉敷殺人事件】
内田 康夫著
税込価格: ¥580 (本体 : ¥552)
出版 : 光文社
ISBN : 4-334-70720-3
発行年月 : 1988.4
利用対象 : 一般
本書はノベルズ版が1984年で、それ以来5種類出版されている。↑の絵は、光文社文庫版ではなく徳間文庫のものだ。
本書が何故我が家にあるのか謎?なのだが、かなり古いもので紙も黄ばんでしまっている。
それはともかく、内田氏の旅情ミステリーとしては「遠野殺人事件」に続く2篇目だという。
一時よく内田作品を読んでいたが、しばらく遠ざかっていた。だが、同じく旅情ミステリーを名乗る交通機関を使った作品群よりも、よりご当地についてはよく調べていらっしゃるなという印象はある。
さてと、本書はもう四半世紀も前の話である。
冒頭、「上野はおいらのこころの駅だ」と唄われた、あの上野駅から始まる。
そして、東京からさらに富山県の山奥と観光名所倉敷とを結んだ、二つの事件が絡み合っていく。
東京の事件を担当するのは、「名探偵」といわれる岡部警部。
対して倉敷では、まだ若い上田部長刑事が活躍する。
東京の事件の第一発見者である寺の娘 草西英と上田刑事。
ともに、恋人に去られたばかりである。
事件を追いながらも、ストーリーはこの二人のロマンスにも触れていく。
それにしても、いくらフィクションとは言え、事件に首を突っ込んだ英が、第三者に軽々にしゃべりすぎるのはどうかと思う。
話は飛ぶが、伯備線が好きだ。
高梁川に沿って走る車窓風景は、もっとも日本的な景色だと思う。
倉敷へ行きたいとはあまり思わないが、伯備線には乗りに行きたい。
倉敷殺人事件
1988年4月20日初版第1刷発行
1997年6月15日41刷発行
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