舞台【歸國(帰国)】
今日の「天声人語」で、竹内浩三の詩「骨のうたう」を取り上げていた。
倉本聰の【歸國】(「帰国」)は、この詩がモチーフになっているらしい。従って、昨夜書いた【姿なき一〇八部隊】(【サイパンから来た列車】)とは、無関係だろう。
だが、竹内は、よく戦後の暮らしまで予言していたのか!
発展に忙しかった英霊たちの故国は、今や色々な形で崩壊している。
竹内浩三の享年、23歳。稲泉連が【ぼくもいくさに往くのだけれど】を書いたのも、23歳。
息子の死を未だに受け入れることの出来ない、母たちがいる。
娘たちの死に大きな責任を持つ、母もいる。この母は、歳月経て どんな思いで今年の夏を思い出すのだろう。
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