内田康夫【姫島殺人事件】
内田 康夫著
税込価格: ¥620 (本体 : ¥590)
出版 : 新潮社
ISBN : 4-10-126723-5
発行年月 : 2003.8
利用対象 : 一般
大分県国東半島の先に浮かぶ伝説の島・姫島。この島の実力者の息子・属優貴男が惨殺された。死の直前に属が脅迫をしていたのが、そのころ島を訪れていた名探偵・浅見光彦だった。伝説の島に潜む策謀とは?
内田康夫の浅見探偵ものを読むことが多いのだが、一つには日本のあちこちを紹介してくれているから。行き先に合わせて、その土地を舞台にした事件が語られているものを読んでみる。
今回も、舞台になった土地とそのままは繋がらなかったが、帰途の新幹線から見た瀬戸内海に見える様々な島を、またこれまでとは違う視点で眺めることが出来た。
トリックは、結構簡単。というか、「ははー、これで来るだろう」というところ。
事実そうだったし、真犯人も落ち着くべきところ?に存在していた。
ほぼ15年前にノベルズ版として出た作品なのだが、今また同じテーマでこの国が揺れている。
姫島殺人事件
平成15年8月1日発行
平成21年11月20日11刷
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