【北帰行】
自由を貫き気骨を示す 旧制旅順高校寮歌「北帰行」(asahi.com)
学生時代の先輩が、よく歌っていた。おそらく、この元歌ではなく、小林旭の「北帰行」だったろう。
北の地方出身だったのか、よくは知らない。
せいぜい三つか四つ年上なだけなのに、いやに大人を感じた。自分がまだまだ子どもだったせいかもしれない。
あまり話したことはないが、たまに声をかけてもらった時は、優しかった印象がある。
先輩の卒業後については、一切知らない。いや、風の便りに何か聞いた覚えはあるが、はるか昔のことだ。
いまは 黙して行かん なにを また語るべき さらば祖国 我がふるさとよ 明日は いずこの町か
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コメント
あー、どうしてこうもホイホイをしかけられるのでしょうか。
この歌はそういう背景があったのですね。旅順、二百三高地などなど歴史とあわせてさまざま思いをはせてしまいそうなひとときです。
投稿: ムムリク | 2010.11.13 17:08
ムムリクさん
気骨を持った方がこの歌を創られた頃には及びもしませんが、涼の学生時代もまた、ある意味激動(と退廃)の時代でもありました。
【アカシアの雨が止む時】が流行ったのも、この頃でした。
投稿: 涼 | 2010.11.13 17:21