【昭和の鐵道と旅】
昭和の鐵道と旅AERA Mook
アエラ編集部
税込価格: ¥1,680 (本体 : ¥1,600)
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出版 : 朝日新聞出版
ISBN : 978-4-02-274430-2
発行年月 : 2010.12
利用対象 : 一般
1枚の切符で東京からヨーロッパまで行けた大列車時代を振り返るほか、昭和の鉄道記事復刻10連発、松本清張が誘う昭和の鉄道などを収録。昭和17年発行『科学朝日』復刻、鐵道院所属線路図、カレンダー等綴じ込み付録つき。
全186ページというかなり大部のムック本。
「東京発巴里行き」大列車時代
ようこそ「鉄博」奥の間の実力
梅小路の奇跡
東京駅「2枚の大観」初対面
発掘ヤンキー・リミテッドの「遺跡」と時刻表
昭和史の証人「東京駅」
といった内容だが、圧巻は
松本清張が誘う昭和の鉄道追跡の旅路
だろう
【砂の器:】【ゼロの焦点】【遭難】【点と線】と列挙して、各作品に登場する全駅・全列車のリストがある。
また、編集部が選ぶ「おすすめ」清張10路線としては
一位が「宗谷本線」(金環食)でいかにも旅情を誘うが、
二位に近鉄大阪線(時間の習俗)が来ている。
また、週間朝日に掲載された記事も復刻?
「羽島騒動」(タンボの中の政治駅)など、今も長良川を渡る度に思い出す。
眺めて楽しい本である
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