【死人に口無し】
日本推理作家協会編
税込価格: ¥680 (本体 : ¥648)
出版 : 徳間書店
ISBN : 978-4-19-893073-8
発行年月 : 2009.11
利用対象 : 一般
風野 真知雄、小杉 健治著、翔田 寛著、戸板 康二、仁木 悦子、松本 清張、宮部 みゆき、結城 昌治といったいずれ劣らぬ手練れによる短編時代物。
いずれも、物言わぬ死人が教えてくれる、人の業。
風野 真知雄【首切りの鐘】
小杉 健治【形見】
翔田 寛
戸板 康二
仁木 悦子
松本 清張【穴の中の護符】
清張得意の時代物短編。
宮部 みゆき【迷い鳩」
お初ちゃんものの一つかな?しばらく宮部さんから遠ざかっているので、あのお初ちゃんと一緒かどうか地震がない。
本作に限らないが、江戸のお店(たな)の奉公人というのは、なかなかに哀れだ。
結城 昌治著
翔田 寛【影踏み鬼】
人の業を描いて秀逸だった。
また、最後にどんでん返し的なからくり絵解きがあったのも、興味深かった。
残念ながら、仁木悦子のものがやや彼女らしくないような気がしたが。
書きかけながら、事情があってアップ。必ず追記すること!
こうして、一つずつつぶしていかないと、積ん読もだが読みっぱなしも増えるばかりだ。
とはいっても、読了後日が経ってしまうと、ざっとでも読み返さなければ中身をほとんど忘れているというていたらく。
来年からは、読んだらすぐにメモ的にでもアップしよう。いや、いつになれば、既読を消化できるのだろう?
死人に口無し
2009年11月15日初版
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