奥野宣之【人生は1冊のノートにまとめなさい】
奥野 宣之著
税込価格: ¥1,365 (本体 : ¥1,300)
国内送料無料でお届けできます
出版 : ダイヤモンド社
ISBN : 978-4-478-01411-0
発行年月 : 2010.11
利用対象 : 一般
デジタルでは残せない、世界でただひとつの体験記「ライフログノート」の作り方を紹介。ライフログノートのメリットと基本のやり方、作り込んでいくためのさまざまなテクニック、「読み返し」の効果と具体的な方法などを解説。
本書はこれまでの【情報は1冊のノートにまとめなさい】や【読書は1冊のノートにまとめなさい】とは、やや趣を異にしている。
まず形から言えば、ノートの大きさがA6からA5になったこと。これで、ポケットに入る軽便性が失われた。著者ご自身も、鞄を持ち歩くようになったと仰っている。
実は本書のような使い方は、ほぼ日手帳の利用者の多くがしていることだ。特にカズンでの利用は、こうした使い方も多いだろう。
ただし、ほぼ日手帳との違いは、あらかじめ日付を入れておかないことと、携帯性にある。ほぼ日手帳カズンを携帯する人は、少数派ではなかろうか。通常版でさえ重くて持ち歩きに向かないという声も多い。
そういう意味では、市販のノートを使うというのは理にかなっている。
また、様々な文具類を使ったかなりビジュアルな装飾も、「いつでもどこでも」さっと使うという点からすると、-ポイントと言える。
これも、ほぼ日カズンでは定番の使い方なのだ。
そして、なにより楽しいのである。
ということで、かなり辛辣な書き方をしたが、これはこれで面白いノートの使い方だと思う。(持ち歩くことに)ゆとり?のある人は、文具も持ち歩いて楽しむことが出来るだろう。
紹介されている文具のうち、「シールメーカー」というのがよさそうだったので購入することに。
とそれに合わせて、またもや文具買い込み病に……
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 堂場瞬一【英雄の悲鳴 ラストライン7】(2025.03.19)
- 篠田真由美【センティメンタル・ブルー】(2025.03.17)
- 【くらべて、けみして 校閲部の九重さん】(2025.03.13)
- 【Casa BRUTUS特別編集 器の教科書】(2025.03.11)
- pha【移動時間が好きだ】(2025.03.10)
コメント
「読書は・・・」をこきおろした私は読まないようにと思っている一冊です(笑)。
それはともかく。文具は好きです。機能的なものを見つけると特に。最近はそれほどでもないのですけれど。
投稿: ムムリク | 2010.12.13 11:11
ムムリクさん
レビュー、拝読しました。大変面白かったです。
日本の文房具は、機能的で且つ美しいものが多いです。
投稿: 涼 | 2010.12.13 21:36
そ、それはお恥ずかしい限りです(汗)。
好き勝手書いてますね。でも、それも含めて好きにやればいいよねとも思ってます。あの本読んで「よしよし」と思ってはじめるのは、それはそれでよいとも思ってます。(と、少しだけ擁護)
#単純にツッコミやすい本だったということかもしれませぬ。
投稿: ムムリク | 2010.12.14 10:39
ムムリクさん
いえいえ、同意出来る部分も多く、うなずきながら読ませて頂きましたよ。
投稿: 涼 | 2010.12.14 17:32