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2010.12.08

阿川大樹【D列車で行こう】

D列車(ドリームトレイン)で行こう

D列車(ドリームトレイン)で行こう阿川 大樹著
税込価格: ¥660 (本体 : ¥629)
出版 : 徳間書店
ISBN : 978-4-19-893183-4
発行年月 : 2010.7
利用対象 : 一般

MBA取得の才色兼備銀行ウーマン。町工場相手に良心的融資を実践する銀行支店長。鉄道マニアのリタイア官僚。廃線が決定したローカル鉄道を救うため、3人が株式会社ドリームトレインを興した。ロマンチックビジネス小説。


大人のメルヘン。いや、「ダイヤモンド経済小説大賞優秀賞」を受賞したビジネス小説だ。


理系出身の河原崎慎平は、55歳の銀行マン。
田中博。国家公務員を退職し、妻を亡くしてからは撮鉄になっている。

出世コースから外れてはいるが、支店長になり、地道なやり方で地元からも信頼されている慎平は、関連企業への出向を打診される。
天下りを重ねて2億円という退職金を手にした田中と、広島の山花鉄道と言うところで知り合う。

山花鉄道は、地方の典型的な赤字路線。企業努力を重ねても、年間「たった」3,000万円の赤字を解消できず、あと3年で廃線になる。

この二人と、慎平の部下だった深田由希が、『ドリームトレイン(D列車)という会社を興して、山花鉄道を再建しようというものだ。


すぐに、銚子鉄道の「濡れせんべいを買ってください」を想起させられるが、もっと幅の広い方法で、夢列車は実現していく。
当然順調にはいかず、様々な障害のある中、こんな風な再建も可能だったのかと、全国の多くの廃線を想う。


終盤、とんとん拍子に行き過ぎるような感もあるが、それも許容範囲だろう。


読んでいる途中で、由希に重ねることの出来る女性を思い出した。昨日会議で出会ったその方は、やはり輝いていた。鉄道が嫌いではないという彼女に、本書をプレゼント。


もう一つ

音声化するに当たって、いつもきちんとした読みをする某女子に、そのお役をプレゼント?


D列車(ドリームトレイン)で行こう
2010年7月15日初刷

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