海堂尊【イノセント・ゲリラの祝祭】
海堂 尊著
税込価格: ¥500 (本体 : ¥476)
出版 : 宝島社
ISBN : 978-4-7966-7359-4
発行年月 : 2010.1
利用対象 : 一般
厚労省役人でロジカル・モンスターの白鳥に、医療事故調査委員会への出席を依頼された田口。さまざまな思惑が飛び交う会議で、田口は、グズグズの医療行政の現実を知ることに…。メディカル・エンターテインメント第4弾。
おなじみ窓際族?の田口センセと厚労省の白鳥が巻き起こす騒動。
今回は白鳥と同期でありながら出世頭である、矢神課長が登場。
まだまだ、いる。教授になるのに近道だというので、法医学を選んだ西郷綱吉というすごい名前の御仁。
ひねくれ彦根と呼ばれる、田口の友人?彦根。
そして、地方新聞の敏腕女性記者、別宮葉子に、警察庁警視正の加納達也まで絡んでくる。
姫宮は今回未登場だが、一癖も二癖もある人物ばかりで、頭が混乱してくる。
事件は、2年ほど前の「このミス」に掲載されていた【東京都23区内の死体】を織り込みながら進んで行く。
まだ下巻もあるのだが、一気読みをしていないせいで、ますます何が何だか解らなくなりそうだ。
そんな中でも、厚労省や大学(病院)の怪しげな関係など、興味は尽きないのだが……
【チーム・バチスタの栄光】に続く 第2弾【ナイチンゲールの沈黙】第3弾【ジェネラル・ルージュの凱旋】を読んでいないので、余計に訳が分からないのかもしれない。
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海堂尊【螺鈿迷宮 上】(09.06.30)
イノセント・ゲリラの祝祭
2010年1月22日第1刷発行
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コメント
螺鈿迷宮もそのラインナップに入れた方がいいかもです。
ジェネラルルージュは映画もよかったです^^
投稿: 桜桃 | 2011.02.03 00:02
桜桃さん
∥螺鈿迷宮もそのラインナップに入れた方がいいかもです。
そうでした。こちらは、角川文庫だから書いてなかったのね。
2年近く前に、自分で取り上げてるわ (^_^;)
この話は、多少覚えています。病院のきれいな姉妹の話ね。
リンクを、追記しました。
投稿: 涼 | 2011.02.03 00:10