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2011.06.23

三浦しをん【まほろ駅前多田便利軒】

まほろ駅前多田便利

まほろ駅前多田便利軒三浦しをん 著
税込価格: ¥1,365 (本体 : ¥1,300)
出版 : 文藝春秋
ISBN : 978-4-16-776101-1
発行年月 : 2009.1
利用対象 : 一般

【直木賞(135(2006上半期))】お困りの節はお電話ください。多田・行天コンビが迅速に解決いたします−。東京のはずれに位置する“まほろ市”。この街の駅前でひっそり営まれる便利屋稼業。今日の依頼人は何をもちこんでくるのか…


2年ばかり前に朝日書評欄に【三四郎はそれから門を出た】という、漱石のタイトルをもじった連載があった。何だかふざけている感じがして、読んでいなかった。

で、初めての作家である。


便利屋を営む多田と高校時代の同級生行天が遭遇する、様々な出来事が語られる。

多田には二つのトラウマがある。
一つは、行天の指がちぎれたのは自分のせいだと思っていること。
もう一つは、別れた妻と幼くして亡くした子どものこと。

行天はある日多田軒に転がり込んできたのだが、特に恩にきるでもなく傍若無人にふるまう。
その彼を疎ましく思いつつ、いつしか惹かれていく多田。

多田が仕事上ポリシーとして持っているものをも、行天はいともあっさりとひっくり返してしまう。しかし、そうした考え方もあるのかと、多田が受け入れるのがいい。

幾つかのエピソードがあるが、最後の「赤ん坊取り替え」がよかった。
その時には行天はいなかったのだが、多田は以前ならしなかったであろう解決方法を採る。


Readerで読んだのだが、文庫本を買っていたことに、あとから気づいた。
どうりで、見たような表紙絵だと思った記憶が……。


まほろ駅前多田便利
文藝春秋
2009/01/10 出版
2010/12/10 Reader™ Store発売
345ページ


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