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2011.07.13

校正の手順(メモ)

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昨日の記事について、ムムリクさんからコメントを頂いた。

いい機会なので、メモを兼ねて手順をさらってみる。

原稿は、テキスト文書で来る。
それを、一旦ワープロ文書に移しだして、プリントアウトする。ワープロ文書にする理由は、テキスト文書のままだとビッシリと詰まっていて見づらいことと、修飾出来ないことから。

プリントアウトした文書に、朱を入れていく。

今度はそれを、ワープロ文書・テキスト文書それぞれに移していく。
その際、ワープロには色を付けたり強調したりしておく。
元の原稿で明らかにおかしいもの(誤字というか誤変換など)は、校正者が修正することになっている。

但し二校の人にそれが伝わらないとまずいので、その部分はワープロ文書に(今回は)青字で示した。修正してしまうのに躊躇うところは赤字で示し、テキスト文書には墨付き括弧を付けておく。見つけやすいようにするためだ。

全部終えると、二校者にテキスト・ワープロ文書を添付ファイルで送る。プリントアウトしたものは、全部が出来上がるまでは手元に置いておくが、その後は処分する。



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コメント

なるほど、ワープロ文書だと文字を大きくしたり色を変えたりできるので、それを一緒に添付してメールすればよいわけですね。多少の手間がかかるという点では手書きの原稿を修正していく作業のほうが、手軽で便利な面もあるのかもしれませんけれど、デジタル化するのにまた手間がかかりますものね。

実際、出版業界ではそうした編集・校正作業はされているのでしょうけれど、履歴とかについての考えはどうなっているのでしょうね。潔くなのか、回避的な手法をなにかとっておられるのか。

なにかうまい手法があるとよさそうですねえ。

投稿: ムムリク | 2011.07.14 09:49

ムムリクさん

あ、そうだ。手書きをスキャンしてPDF化するという選択もありますよね。
次回からは、それも視野に入れてみます。

普段、ネットのやりとりの何人かの校正では、色を変えながら履歴を残しているのですが、だんだん「ワケワカメ」状態になってきて、まとめる時は結構大変だったりします。

二校の方とはお会いしたことがないのですよ。でも、校正の観点が似ているというか、「こんな文章おかしいね」という点で意見が一致することが多いので、この(コンビの)組み合わせは気に入っているのです。

投稿: | 2011.07.14 16:44

ちょうど crocodoc というウェブサービスを知りました。英語のサイトですが、日本語も使えるようです。
最終的なテキスト出力は無理かもですが、みんなで同じファイルをあーだこーだと修正していくことができるようです。履歴も残りますし。

使い勝手はなかなかいい感じですよ。

http://crocodoc.com/

投稿: ムムリク | 2011.07.14 17:20

ムムリクさん

興味深いサイトのご紹介を、ありがとうございました。

試してみました。
ワードファイルを一つアップして、幾つかコメントを入れたものを自分宛にメールで報せる。
そのメールからアクセスして、さらに色々付け加えて、それをダウンロードしてみました。
改ざん?したものと、オリジナルの両方がダウンロード出来ますね。その時のタイトルが文字化けしているのがちょっと気になりましたが、中身はちゃんとしていました。

来週のPJd紹介してみます。基準作りの意見出し合いに、使っていければいいなぁ。

投稿: | 2011.07.14 17:52

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