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2011.08.22

【児玉清の「あの作家に会いたい」】

児玉清の「あの作家に会いたい」

児玉清の「あの作家に会いたい」児玉 清 著
税込価格: ¥1,260 (本体 : ¥1,200)
出版 : PHP研究所
ISBN : 978-4-569-77004-8
発行年月 : 2009.7
利用対象 : 一般

芸能界きっての読書家として知られる俳優・司会業でお馴染みの児玉清が、宮部みゆき、東野圭吾、町田康ら人気作家25人と対談。彼らの創作の秘密に迫る。

よく読んでいる作家もいれば、名前だけは存じ上げていても読んだことのない作家もいる。
サブタイトルに「人と作品をめぐる25の対話」とあるが、一回の対談がやや少ないのが惜しい。

読んだことのない作家の中では、これまで何となく敬遠していた真保裕一氏のものを読みたくなった。
これまた敬遠していた一人 桜庭一樹氏については、直木賞受賞の際に 「あまり読んでみたいとは思わない」と書いている。(しかし後に読んではいる。やはり、あまり好きになれなかった。)

しかし、こうした対談を読むと、やや親しみを感じてしまったのも確かだ。


いずれもいずれも、この方たちの言葉からとったタイトルがすごい。さすが、言の葉を商売にしている人たちではある。


いくつか、気に入った言葉などを。

俳句とか数式とか、型の中に静かに収まっている。すべてを削ぎ落とした一行こそが、実は最も美しく、最も多くを物語っているのかもしれません。(小川洋子氏)

細かいことを詳述する作家が多くなったという児玉氏に、今も手書きの浅田次郎氏は、

それが苦じゃないからですよ。手書きは肉体労働ですから、三行で書くところをいかに一行にするかを頭が自動的に計算しつづける。それが本当の小説の書き方だと僕は思いますね。

日本語について聞かれた宮部みゆき氏

字の形で柔らかかったり、まがまがしかったり、論理的、感情的だったりする。(中略 漢字に)ひらがなとカタカナをつくり、ルビを振ることは日本の発明です。


さか井美ゆき氏の装画が、またこの上なく素晴らしい。


児玉清の「あの作家に会いたい」
2009年7月17日第1版第1刷発行
2011年6月16日第1版第2刷発行


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