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2011.09.30

米屋浩二【木造駅舎の旅】

木造駅舎の旅

木造駅舎の旅米屋 浩二 写真・文
税込価格: ¥1,365 (本体 : ¥1,300)
出版 : INFASパブリケーションズ
ISBN : 978-4-900785-86-1
発行年月 : 2009.7
利用対象 : 一般

北緯45度に建つ日本最北の純・木造駅舎、松本清張「砂の器」に登場する小さな駅、築100年超の薩摩最古の長寿駅舎など、全国88の木造駅舎を紹介。各駅舎の正面写真とともに、詳細データ、アクセス、地図を掲載する。


最北端の駅舎は「雄信内(おのつぶない)」だとある。一つ北の「抜海(ばっかい)」が、大改修されたからだという。もう6年前になるかな?サロベツ原野を訪ねた時に連れて行っていただいたのは、抜海駅だったと思う。駅舎のベンチには、座布団が置かれていた。


どの駅も、それこそ昔懐かしいたたずまいをしている。
こんな駅のホームには、駅員さん丹精の花壇が似合う。とはいえ、それも昔語りだろう。

駅の表側だけではなく、列車(一両でも?)が入ってくるホーム側を撮った因美線・美作滝尾駅など、手前が水田。駅の向こうは山。左側から汽車が来る。


通過はしていても、降り立った駅は少ない。「何時か行く」ということも、恐らくないだろう。
眺めていても、どうなるわけでもない。

だが、この手の本には何故か惹かれる。


木造駅舎の旅
2009年7月25日初版第1刷発行


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2011.09.29

ドラマ【ラストマネー】2

関西病院へ向かう歩道橋から


火曜日の夜、【ラストマネー】の第三回を観た。

第一回は観ていないのだが、毎回二つの事例を取り上げているようだ。

夫と妻、それに愛人が共謀しての詐欺。
それに、家出をして妻子に迷惑をかけていた男が、娘のためにと入った保険。

この二つがリンクするという、現実にはあり得ない話しで、ちょっとしたミステリー仕立て。


また、伊藤英明演じる向島の先輩横村には、何かあるとにおわせている。
その不倫相手の佐々倉亜希子(高島礼子)も、単に独りで子どもを育てている不幸な女というだけではなさそうだ。

また、前回もチラッとだけ登場した水谷(夏八木勲)は、今回もベッドの孫に本を読んでやっている。


次回で終わるのかな?
予告では、向島とベッドの子どもとの交流があるような感じだったが。


画像は、昨日。川向こうの山を望む歩道橋から。


関連記事
ドラマ【ラストマネー】(11.09.27)




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2011.09.28

西炯子【娚の一生】

娚の一生

娚の一生西 炯子
税込価格: ¥420 (本体 : ¥400)
出版 : 小学館
ISBN : 978-4-09-132269-2
発行年月 : 2009.3
利用対象 : 一般


堂薗つぐみ、東京の大手電機メーカーに勤める才女。
海江田 醇、東京の大學で哲学を教えている。

仕事のできるつぐみは、長期休暇で 祖母の暮らす故郷へ戻っている。その祖母が亡くなっても、そのまま育った家に残る。
海江田は、つぐみの税所近くの大學に、病休の友人の代わりにやってくる。

その海江田は、学生の頃、大學で教えていたつぐみの祖母にあこがれていた。
祖母から離れの鍵をもらって、居を移している。

はじめは反発していたつぐみだが、いつしか惹かれ合っていく。


というなんと言うことのないストーリーだが、恋愛に恐怖感をもつつぐみが、いかにしてこの図々しい大学教授の気持ちに応えるようになるか。

で、脇にはつぐみの幼なじみだの、海江田の秘書だのがからむ。


しかし、絵が少々わかりづらかった。


娚の一生
2005年3月15日初版第1刷発行
2011年5月25日第15刷発行


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2011.09.27

ドラマ【ラストマネー】

何校近く


あっという間に、一週間が経った。
先週の今日は、盛岡で台風のニュースばかり見ていたのだった。

そのついでに?ドラマ【ラストマネー】を観た。
過日の朝日新聞Be欄に登場していた伊藤英明が、向島朔太郎を演じているドラマだ。生命保険会社で、査定部に属している。その徹底した調査が、真実を見逃さないというか、なかなか面白かった。

片や、自殺かもしれないというので、保険金が支払われないかもしれない「残された母子」がいる。
片や、病院とグルになって保険金を受け取っている「事故の被害者」がいる。

このうち後者がばれる段は、少々偶然に頼りすぎた感がないでもないが。


一方、社員たちにも様々な暮らしがある。

朔太郎自身、夏八木勲演じる水谷俊郎という人物とは何かありそうだ。
また先輩にあたる横村一樹(田中哲治)は、佐々倉亜希子(高島礼子)と不倫の関係にある。

若い社員大野圭吾(中丸敬一)は、向島の非情さに納得いかないものを覚えながらも、ついて行こうとしている。


最終場面、子どもを持ってきたのがよかった。


今夜も、観たいな。


さて、今日の当地は、夏日だった。
画像は、昨日。雨の南港付近。



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堂場瞬一【孤狼】

孤狼

孤狼堂場 瞬一 著
税込価格:¥900 (本体 : ¥857)
出版 : 中央公論新社
ISBN : 4-12-204608-4
発行年月 : 2005.10
利用対象 : 一般

一人の刑事が死に、一人が失踪した。本庁の理事官に呼ばれた鳴沢了は、新たな相棒と共に消えた刑事の捜索を命じられる。調べを進めるうちに明らかになる刑事達の不可解な行動。不審を抱く了の前に謎の組織が立ちはだかる。執拗な妨害、愛する人への脅迫――警察を辞めた冴を巻き込み事件は思わぬ展開を見せる――! 


電子書籍の欠点の一つは、シリーズものなどの順序を即知ることが出来ないことだ。
帰郷で初めてこの作家を知り、シリーズの最初雪虫を読んでから、幾つか購入したのだが。

【雪虫】のあと新潟県警を辞めた了は、東京へ出て行く。今回はその東京での話しだが、新潟を出てから4年が経っている。その間にも数々の事件に遭遇している。
そして本書へと繋がってくるわけだが、ほどよいタイミングで読書意欲を煽ってくる。チラッと過去の話を持ち出しながら、しかし深くは入っていかない。それぞれで、充分独立して読める。もっと知りたければ、読むがいい。という感じだ。


さて、この所立て続けに、組織の悪と、それと戦う「孤狼」の話しを読んできた。
今回は、警察というわけだ。


「特命」という名の下、孤独な一匹狼の戦いが始まる。
いや、独りではない。「相棒」の今(こん)や、恋人とその家族。元同僚。彼らに助けられ、彼らのためにも無理はしない?

お寺の出身でいつかは刑事を辞めて坊主になるという 今が面白い。悠揚迫らざる人物?


父との確執は解決しておらず、このあとが【帰郷】へと進むようだ。
だが、最後の場面では、父に電話をかけている。


堂場瞬一作品
堂場瞬一【帰郷】(11.07.04)
堂場瞬一【雪虫】(11.07.28)
堂場瞬一【孤狼】(11.09.27)
堂場瞬一【破弾】(11.10.09)
堂場瞬一【讐雨】(12.03.27)
堂場瞬一【虚報】(12.05.16)
堂場瞬一【血烙】(12.07.30)
堂場瞬一【被匿】(12.08.21)
堂場瞬一【ラストダンス】(12.09.07)
堂場瞬一【長き雨の烙印】(12.09.16)
堂場瞬一【七つの証言】(12.09.27)
堂場瞬一【疑装】(12.11.24)
堂場瞬一【アナザーフェイス】(12.12.03)
堂場瞬一【約束の河】(12.12.05)
堂場瞬一【敗者の噓】(12.12.19)
堂場瞬一【断絶】(13.01.10)
堂場瞬一【逸脱】(13.01.22)
堂場瞬一【蝕罪】(13.02.10)


孤狼
中央公論新社
2010/10/05 出版
2010/12/10 Reader™ Store発売


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2011.09.26

CamiAppのこと

CamiApp実演販売

22日、木曜日。

東京でお目にかかった方と別れて、丸善店内を少し物色。
「だいじょうぶですか?」と上記の方が仰ったのは、文具を見ていると危ないということのようだ。ちなみに、彼女も文具おたくであるらしい。

で、あまり大丈夫でなかったというか、いやそれで助かったというか?


コクヨのCamiApp

コクヨの出張販売・デモ?で、なんと[CamiApp]を宣伝しているのだ。
思わず足を止めると、さっそく(いいカモが来たと思ってか?)説明に入ろうとする。

「これね」と、iPhoneを見せる。彼女(営業マン?)の喜ぶまいことか。
「これまで、そんなの知らない と言う人ばっかりだったんですよ。嬉しいなあ」


説明するお嬢さん

しばらく展示してあるノートの話をしていると、通りかかった男性が足を止めた。
結構興味深そうに、聞いている。
そのうち、写真を撮りだした。あっという間にアプリを入れたらしい。

その後アンドロイド使用者もやってきたりして、しばし賑わう。

結局、新幹線の中で遊ぶからと、A6のノートを買った。210円也。


関連記事
iPhoneアプリ:CamiApp(11.09.13)

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2011.09.25

岡部恒治【通勤数学1日1題】

通勤数学1日1題

通勤数学1日1題岡部 恒治 著
税込価格: ¥1,365 (本体 : ¥1,300)
出版 : PHP研究所
ISBN : 978-4-7505-1116-0
発行年月 : 2011.9
利用対象 : 一般

赤道上に張られた電線の長さは? 宇宙を歯車で表すと? 数学力とは、情報整理力×構想力×説明力×対話力×寛容力×ブレない力! 小学生の知識で読め、大人も面白くためになる算数本。『毎日小学生新聞』連載を書籍化。


ちょっとした発想の転換で、難しい問題を易しく解くことが出来る。
とはいっても、非常に易しいということではなく、それなりに?考え
る必要もあるのだが。

だが、図を見ただけでげんなりせずに、まずは最初のところで解説を読んでみると、何処にポイントをおいて考えれば良いかが見えてくる。
というのが、コツかな?

通勤数学1日1題


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2011.09.24

【注文の多い料理店】

光源社の中庭

宮沢賢治の【注文の多い料理店】のモデルになったところ。というか、創業者と賢治が童話の発刊について楽しくイーハトーブを語り合ったところだろうか。


1316790950944.jpg

現在は、喫茶店と民芸品?を売るお店がある。


光源社の中庭

一度目に来た時は、休業日だった。


光源社の中庭

この日は、修学旅行らしい中学生たちが、開店を待っていた。


光源社の中庭


今は啄木や賢治を偲んで訪れる人の多い観光地ではあっても、当時の彼らの暮らしが楽になるわけではない。当たり前の話しだが、なんだか悲しい。




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2011.09.23

匂い優しい白百合の……

北上川


20日から22日まで、盛岡へ行ってきた。

折悪しく台風が近づいている。
それ以前、今週からは気温が下がるという予報もあった。32度もある土地から、最高気温16度の土地へ行くのだ。何を着ていけば、いいのだろう?

秋の気温だとは言っても、まだ9月なのだ。


しかし、夕方降り立った盛岡駅は、寒かった。
ホテルは駅と繋がっているので、それは助かったのだが。


そしてまた、テレビばかり見ていたのも、今回の特徴?だった。

繰り返し同じことばかり報道してはいるのだが、何か新しいニュースが出るのではと、なんとなく気になるのだ。
そのニュースでは、名古屋の惨状や東京の様子も伝えてくる。台風は、刻々と近づいてきて、警報が出ている。とすると、翌日の本番は中止になる可能性があるのだろうか?

などと気にしながら予習をしていた20日夜半のこと。突然ホテルの警報器がなり出した。廊下へ顔を出して、同じように出てきた人と「なんでしょうね」などと言葉を交わす。

やがて館内放送があり、ホテルと繋がっているレストランの厨房で煙を感知して警報が鳴ったとのこと。だが、心配要らないといった内容だった。
その後も確認をしているからか、たびたび鳴っていた。

画像は、22日朝の濁流渦巻く北上川。いつもの清流とは、まったく違う。空の青さと対照的だった。
「ダム放流中」とのこと。



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2011.09.22

東野圭吾【殺人現場は雲の上】

殺人現場は雲の上

東野 圭吾 著
税込価格: ¥460 (本体 : ¥438)
出版 : 文社(光文社文庫)
ISBN : 4-334-71563-X
発行年月 : 1992.8
利用対象 : 一般


本屋で見かけて、軽そうなので購入したもの。文字通り軽かったが、同時に中味も軽かった(苦笑)

著者の姉上がスチュワーデスだったそうで、その関係で聞いた話も盛り込んであるようだ。
エー子とビー子という、名前からしてふざけた二人が主人公(二人とも本名はちゃんとある)。
それもエー子は典型的な美人で頭がよくて、そのくせ出しゃばりでないという優等生。ビー子は得意なことがあるとすぐ鼻の頭をふくらませる、野次馬根性丸出しのお節介屋。

著者の諸々の作品で気になるのが、女性の容姿の描き方だ。この二人にしても、非常に類型的である。

7編の短編から成っており、それぞれ
ステイの夜は殺人の夜
忘れ物にご注意ください
お見合いシートのシンデレラ
旅は道連れミステリアス
とても大事な落とし物
マボロシの乗客
狙われたエー子

飛行機が離陸する際は、スチュワーデスたちも席につく。その際、乗客の安全確認も兼ねて、彼女たちは後ろ向きに着席する。そのちょうど前のシートの客とは、あたかもお見合いをしているような感じになるので、お見合いシートと呼ばれる。
いつも冴えない乗客ばかりがその席に来るとグチっていたビー子だったが、ある日……
思いがけない幸運が舞い込んで来て有頂天になる彼女だったがという「お見合いシートのシンデレラ」が、ある意味時代を象徴していて面白かった。

夫が他殺に見せかけて自殺したのを、必死になって他殺と言い通す未亡人の話「旅は道連れミステリアス」は、結局ウソをつき通すことが出来たのだろうか。

殺人現場は雲の上
1992年8月20日初版1刷発行
2007年3月20日19刷発行


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2011.09.21

内田康夫【鞆の浦殺人事件】

鞆の浦殺人事件

内田 康夫〔著〕
出版 光文社(光文社文庫)
発売日 2008.1
定価 ¥540 (本体 : ¥514)
ISBN 978-4-334-74374-1

作家・内田康夫をも巻き込んだ、東京−福山を結ぶ奇妙な罠。東京の高級ホテルの中でVIPが失踪。福山市鞆の浦でホテルの客の不審な死。二つの事件を結ぶものは。浅見光彦と野上警部補が大活躍。

内容紹介にあるとおり、作家内田康夫の独白からプロローグが始まる。
お手伝いの須美ちゃんが不機嫌になるとおり、この「軽井沢のセンセ」は、少々うざい存在だ。本文中に話題として時たまで出場願う位ならまぁ許せるが、こう頻繁に話題になるのはあまり好きではない。

今回は、その作家内田康夫が遭遇した事件を、浅見光彦が見事解き明かすという物語。


余談だが、福山市はつれあいのふる里である。
鞆の浦や仙酔島には、行ったことがある。


鞆の浦殺人事件


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2011.09.20

御所工業高校

届いた図書を聞いていたら、確かに
『(しきのう)の今出、(ごぜこう)の田崎』
と聞こえる。

んん?もしかして、御所高校のことかな?御所を「ごぜ」とは読まんだろうと思って、問い合わせる。

(しきのう)は、「磯城農」。(ごぜこう)は「御所工(業)」のことらしい。(どちらも統廃合されている)

うーん、この人調べたのかい? 関西人が聞いたら、即変に思うんだが。

だが、原本にルビがあったとのことだった。

で、あれこれ見てみると、一カ所「御所」で「ごぜ」と読ませている会社があった。ふーむ!


そういえば、いつぞや水上勉さんの本で「洞川」に「どうかわ」とルビが振られているのがあった。

これも、音で聞いたときに、これまた関西人なら、「あれ?」と思うだろう。

これなどは、著者がルビ付けなさったのか? はたまた、編集者の出版社の親切?か。




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2011.09.19

iPhoneアプリ:HabiTimer

Habitimer

非常に楽しい、タイマー。

15分単位で鳴らしたい時刻を決めておくと、かなり大きな音が出て、ポップが現れる。会議中などで鳴らすのは、止めた方がいいだろう。(あらかじめ退席時間を決めておいたりして……→という使い方は無理かな?) バイブで出来るのかもしれないが。

几帳面な人は、15分でタスクを区切り、チャチャッと仕事をこなしていくのかもしれない。
そんな、時間に追われる生活(くらし)は嫌だ。現実がどうであれ……。

「ここでパソコンをストップして、休もう」という使い方だって、出来るのだ。

実は60分単位でタイマーを鳴らしていたのだが、止めに行くという作業が必要だった。
これだと、ほんの一瞬しか鳴らないから、かなり気楽だ。



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2011.09.18

あずま きよひこ【よつばと!10】

よつばと!10

よつばと!10あずまきよひこ 著
税込価格: ¥630 (本体 : ¥600)
出版 : アスキー・メディアワークス
ISBN :978-4-04-870143-3
発行年月 : 2010.11
利用対象 : 一般

10巻シリーズの最後なので、何だか終わってしまうのが惜しくて、なかなか読めなかった。

よつばちゃんはいよいよ口が達者になり、世間のことも多少は解るようになり、急速におとなびていく。

今回はなんと、ホットケーキを焼くことに挑戦する。
たねを上手くフライパンに落とせない。何度やってみても、丸くならなかったり焦げ付かせたり。

そこへ よつばの天敵 やんだ(安田)が現れて、からかう。
傷ついた よつばをみた とーちゃんは、
「よつば もう1回だ」
と言う。
たねを一杯用意して「たくさん焼けるよ」と、励ます。
「こんなに いっぱいつくっても おかないっぱいで たべられないでしょ!!」
と叫ぶ よつばに、
「食べれる」
「とーちゃん 本当は ホットケーキ 大好きマンだ」
と続ける。

そのあとも失敗作を重ねながら、ようやく会心作ができる。

最後の、ホットケーキをフォークにさして持った よつばの笑顔がいい。


つぎは、ジャンボの登場。
おみやげに、シール付きの「どうぶつずかん」をもらった よつばは、そのシールを積み木に貼って、それを動物に見立てて遊ぶ。

彼女は、つみきでままごとも出来る。食べ物や食器になるのだ。


といった心温まる話しが、今回も目白押し!


そうそう、トップページは とうちゃんの仕事場の描写なのだが、そこには「ほぼ日手帳」が鎮座しているのだった。作者は、ほぼ日愛好者なのだ。


そしてラスト。

いつぞやの(何巻目だったかな?)のしゃべるロボットが解体されているのを みうらの家で見つける、よつば。
風香とみうらは、よつばをがっかりさせないために……


今回で終わりで、よつばの詳細が判るのかと思ったが、最後のページには「つづく」とあった。
しかし、続きが出ている気配はないなあ。


よつばと!10
2010年11月27日初版発行
2011年8月24日3版発行


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2011.09.17

twitterアプリ:SAEZURI

Saezuri2


昨日突然、Saezuriにツイート出来なくなった。お昼頃した時は大丈夫だったのに、コメントにお返事しようとしたら出来ないという不具合。

直前、バージョンアップをうるさく言ってくるので、インストールしている。
他のPCに、Saezuriを入れた。

といった心当たりしかないのだが。
勿論ついっぷるなど他のアプリからも使えるのだが、Saezuriはコンパクトで使いやすいのだ。

PCを再起動しても、ダメ。
アンインストールして入れ直すも、変わらず。

ちょっと探してみると、同じような症状に陥った人は多いようで、対策が出ていた。

設定を一旦消して、再度入れ直すといいようだ。
というわけで、一件落着。


Saezuri_ss



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2011.09.16

【大人の文房具】

大人の文房具ムックシリーズ
物語のある〈書斎&仕事〉グッズたち

大人の文房具税込価格: ¥680 (本体 : ¥648)
出版 : 晋遊舎
ISBN : 978-4-86391-361-5
発行年月 : 2011.10
利用対象 : 一般


非常に、危険な本である。
何故なら、このところ押さえている「文房具ほしい病」が再発しそうだから。

本書購入のきっかけは、
なぎら健壱の東京文房具さんぽ
だった。
最近知った、「自分好みのノートを作ってくれる店」である。前回の上京ではかなり近くまで行ったものの、残念ながらお休みの日だった。あるいは、それでよかったのかもしれない。


読んで楽しいのは、勿論「作家の道具」という特集だ。「文豪たちが愛した文房具・書斎グッズ傑作選」というサブタイトルがついている。
表紙絵の夏目漱石はじめ作家たちの愛用した万年筆が並ぶ。
で、次に「万年筆の選び方」などを配してくる。

10人続いた万年筆が済めば、次はお決まりの「ヘミングウェイが生涯を通して愛用 クリエイターの発想の源となった手帳」の登場だ。
そう、モレスキンである。
時を超えて、現在モレスキンを使っている人々のページが終われば、次は「最新モレスキン製品カタログ」とくる。

続いては、与謝野晶子・川端康成・尾崎紅葉といった文豪たちの使っていた原稿用紙。


だが、単に郷愁を誘う文具だけでなく、現代の一品も登場してくる。


はー、見ているだけで楽しいが、やはり文房具店へは近づかないのが正解のようである。


本日の帰途は、LITEUPにしよう。隣はSonyStoreだし……。って、何だこの落ちは??

大人の文房具
2011年10月1日発行


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2011.09.15

ウィンドウズ8は タッチ方式

旭川


ウィンドウズ8はタッチ方式 タブレット意識し大幅刷新

夕刊のトップ画面左上の記事である。
添えられた画像の、「タイル」と呼ぶ四角い大きなボタンが目を惹く。

ウインドウズが出た時、「昔は視覚障害者でもパソコンを使えたのに」という声が聞かれた。DOS時代のことだ。
当時はマウスというものがなく、すべてキータッチだけの操作で、しかも使える方は達人が多かった。
それでも、キーボード操作だけで使えるソフトも増えてきて、今ではメールのやりとりだけでは気がつかない方もいらっしゃる。

だが、今度のOSは、画面に触って操作するのが前提になっているという。

またしても、壁は立ちはだかる。

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2011.09.14

暑い時に暑いところへ……おしまい

後楽園

もう一ヶ月以上も昔のことになってしまった。
日中はまだまだ残暑が厳しいとはいえ、朝夕はさわやかな風もよぎっていく。

この旅行中の暑さが思い出せないほどになってしまったが、一応の区切りをば。

というわけで(この常套句の多いことよ!)、鷲羽山を下りてからは後楽園を目指したのだった。
途中、お供えとおみやげの為に寄った道の駅は、朝から賑わっていた。トマトなんか、もう売り切れ。お盆前のせいか、お花も多かった。
ここで求めたマスカットが、非常においしかった。さすが、本当の地元!


で後楽園だが、やはり暑かったーの一言につきる。


画像は、暑いが静かなお庭の一部。何しろちゃんと見えずに勘だけを頼りにとっているのだが、今度takoさんに教えて頂いた画像処理ソフトなど使ってみよう。



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2011.09.13

iPhoneアプリ:CamiApp

Camiapp

これはiPhoneのアプリであるが、元々は紙ベースのものらしい。

そのノートを撮影して、うまくiPhoneと連動できるようにしてある。
ノートの端にあるマークを塗りつぶしておくと、それがタグになって自動的に反映されるらしい。

勇んでダウンロードしたことはしたのだが、口コミでの評判は非常によろしくない。
事実、紙ベースのCamiAppをつかっていないと力を発揮できないし、精度も今ひとつだという。

で、カスタマレビューで「こちらの方がましだ」と書かれていたCamScannerも、ダウンロードする羽目に。いや、別にたいして使うわけではないので、必要ないと言えばないのだが。

こうして、使わないアプリが増えていくのだった。



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2011.09.12

【日経パソコン2011年9月12日号】

日経パソコン2011年8月22日号


表紙絵には、USBメモリーに見立てた絵の具のチューブが並んでいる。
特集1は、「USBメモリー完全活用」だ。

出先には必ずこのメモリーを携行していくが、最近メンバー間のやりとりはDropBoxを使うことが多いので、単なるデータの移行手段としては、使わなくなった。
それでも、他所でデータを頂く場合には便利である。

今回は、そういう使い方でない、色々な活用術が紹介してある。


GMailの画面で、「IEが最新でないよ」というアナウンスが出るようになった。
特集2は、「快適!IE9 使いこなし術」だ。
大体こうした特集は、良いことは積極的に宣伝しても(それは提供側がそう言っているからという要素も多いが)、不具合についてはあまり書かれていない。

マイナーなソフトを使っていて、まだ対応できていない場合もあるのだ。

というわけで、しばし様子見と行こう。


特集ではないが、ニュース記事にあった「ワイヤレス給電 Qi」が欲しいなあ。




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2011.09.11

松本清張【砂の器】

砂の器

砂の器松本 清張 著
税込価格: ¥700 (本体 : ¥667)
出版 : 新潮社
ISBN : 4-10-110925-7
発行年月 : 2006.10
利用対象 : 一般


せっかく購入し直したのだから、パラパラと読んでみる。

やはり、しょっぱなから大きな思い違いがあった。操車場の場面がトップだとばかり思い込んでいた。それへの前振りが、その前夜の居酒屋風景と流しのギター弾きの登場にあったのだった。

それはともかく、はじめて読んだ時は当然ストーリーを知らず、話の展開に引きつけられて読み進めるわけだ。だが、清張の作品の多くは一般によく読まれており、ドラマ化する際もどう話しが展開するかよりは、どの人物を誰が演ずるかに関心がいくのではないだろうか。

とはいっても、細部については殆ど記憶にない。物語の重要な鍵である「カメダ」という言葉。最初は人名だと捉えられていたことは、すっかり忘れていた。
他にも、事件発生から被害者が特定されるまでがどうだったのか等も。物語の最初の方では「亀田」に結構引っ張られてしまう。まどろっこしい。

そして、次には「亀田」が土地の名前だということで、また振り回される。だが、これが「亀嵩」であることは、覚えている(のか、後の刷り込みか?)。


逆に、印象強かったこととしては。
和賀に捨てられた元恋人が、汽車の窓から紙吹雪(これまたラブレターだったかなと思い違い→実は重要な証拠だったもの)を撒く場面。後に線路に沿って、それらを見つけていく今西と吉村の二人。
これらの場面は、本の中でだったか、映像で焼き付いているのか、今や定かではなくなっている。

しかも、清張に関するムック本なども読んでいると、ますます混乱してくる。


初めて読んだのは当然うん10年も昔の話しで、一応読了本として記録しておくこととする。


砂の器
新潮社
1973/03/30 出版
2011/09/09 Reader™ Store発売
507ページ
価格:704円


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2011.09.10

ドラマ【砂の器】

またも、ドラマネタだが(苦笑)。

毎週金曜日には、ReaderStoreから新刊案内が届く。そしてまた、このお薦めに、映像化されているものが多く、しかも売り上げの上位を占めるのだ。

等といいながら、クーポンの期限が9月末だいうので、ポチッとしたのは誰だ?

砂の器 上松本 清張 著
税込価格: ¥660 (本体 : ¥629)
出版 : 新潮社
ISBN : 4-10-110924-9
発行年月 : 2006.10
利用対象 : 一般


でドラマだが、今回の主役は玉木宏演じる若い方の刑事、吉村らしい。しかも、女性記者の山下(中谷美紀)という恋人も登場するようだ。
これまで主役級が演じていたベテラン刑事今西は、小林薫。
そして影ある作曲家和賀を佐々木蔵之介という、布陣。

巡礼の千代吉は、山本学さんか。
仲代達矢が今西を演った時の吉村役は、学さんの弟 圭だったと思うが。無名塾のホープ、エッと誰だったっけ(ハープを弾く人フルート奏者)が、和賀の恋人役だった。
あ、今回は彼女は出てこないのかな?

最初の被害者三木は、橋爪功。彼と山本圭なら、「若者たち」ではないか。いや、関係なかった。


ボチボチ、再読するか。


砂の器 上
新潮社
1973/03/27 出版
2011/09/09 Reader™ Store発売
462ページ
価格:662円


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2011.09.09

暑い時に暑いところへ……3

瀬戸大橋


今日は はや重陽の節句なのに、いつまでも夏の話題でもあるまいが……。


次の日は、どこへ行っても暑いけれど、とりあえず鷲羽山へ。学生時代以来だなあ。あの時は、友だちと鳥取砂丘へ行って、伯備線で南下。岡山出身の友人宅へ泊まらせて頂いて、次の日にここへ 今のつれ合い(別に過去のつれ合いも未来のつれ合いもいないけれど)に連れてきてもらったんだったっけ?
いや、あの時は鞆の浦だった。そしたらここへは?まー、いっか!

で、ここからは、瀬戸大橋がよく見えた。

その後(だったよな?)海沿いの道を、その頃読んでいた本に登場する港の横を通った。

あー、この本のことも挙げておかなきゃー。



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ドラマ【魔術はささやく】

数日前から、【魔術はささやく】がドラマ化されるのを知った。不審に思ったのが、主人公が女性であることだった。何年か前に山口智子主演で映像化されたこともあって、これも不思議だった。この時は、被害に遭う?女性たちの一人という設定だったのか?

 今朝のラ・テ欄を見ると、木村佳乃が演じるのは、書店の店長役だという。しかも、守君の姉の役??
原作では書店は出てくるが、そこの店員高野は、守君に影響を与えたあこがれの人物として描かれていたように記憶しているのだが。

 また、従姉妹の存在もあるが、これが今回の姉に結びつくのか?だがストーリーを見ると、木村扮する高木和子は、上記山口智子が扮した女性であるような??

魔術はささやく宮部みゆき 著
税込価格: ¥660 (本体 : ¥629)
出版 : 新潮社
ISBN : 978-4-10-136911-2
発行年月 : 2010.11
利用対象 : 一般

【日本推理サスペンス大賞(第2回)】マンションの屋上からの飛び降り、地下鉄への飛び込み、タクシーへの飛び出し。無関係にしか見えない3つの死の背後には、どんな繫がりがあるのか? 事件に巻き込まれたタクシー運転手の甥・守は、真相を追うことになる−。


 本書を手にしたのは全くの偶然で、当時「新潮文庫の100冊」の中に含まれていた。おそらく、93年発行の文庫だろう。改訂版は、表紙が似ている。
ここから、宮部みゆきにどっぷりとはまり、それは息子たちをも巻き込み、次々と買ってきた本を、彼らは争って読み、三人で読後感を話し合っていた。

 そしてまた、パソコン通信デビューも「日本の推理小説女性作家」(不確かなタイトル)のフォーラムだった。ここで最初の投稿にものすごくたくさんのレスがついたのが、オフ会に出かけたりする契機になったのだった。


 再読したいが、絶対に一気読みしなければならなくなるので、手に取るのは止そう。しかし、本書は何度読んだかなあ!

 宮部氏の作品では、これと【パーフェクトブルー】が一二位を争っている。



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2011.09.08

三笠

みかさ


東西対決?、あるいは全国展開の食べ物事情なども話題にすることのある当ブログだが、先日「どら焼き」を食していてつくづく考えた。というほど、大げさなものではないし、過去に話題にしたこともあるような。

「どら焼き」だとはパッケージをみて思っただけで、涼的?には これはあくまで「三笠」なのだった。

というのは ながーい前振りで、食べながら思い出したのは「三つの歌」。
「三笠(どら焼き)」→「大福」→「三つの歌」という、何とも不思議な思考回路だが。
三笠と大福は、どちらも大衆的なおまんじゅうで、中身は粒あんという共通項はある。

では、「三つの歌」とは?


生でご存じの方は少なかろう。
司会が、宮田輝(やっぱりなー、変換しないや>ATOK)の、NHKラジオ番組だった。

その宮田さんが、何かに書いていらっしゃった。
出場して三つとも歌えた坊やが、病気のお父さんへのおみやげに「だいふく いっぱい かって かえる」と言ったとか。

と、そんなことを思い出したという、それだけのこと m(_ _)m


画像は、奈良「湖月」の「みかさ」。(ホームページから頂きました)

東向き通りにも、あったはず。


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2011.09.07

機種依存文字

花:後楽園にて

ネットでのエチケットの一つ?として、機種依存文字は使わないことというのがあったと思う(けれど違うかな?)。

しかし、最近はさほど厳しくはなくなったのだろうか?
丸数字が増えてきた。
Shurikenはその辺りも厳しくチェックするから、返信メールに相手からのメールをそのまま置いていると、クレームが来る。
ま、向こうから来たのだし(ということは相手は大丈夫だったのだし、その自分のメールが返信メールに残っていても読むことはないだろうし)ということで、「そのまま返信」を選ぶのだが、このひと手間が少し面倒。

それではチェック機能をオフにしておけばいいかというと、メール初心者には一応機種依存文字があることは機会があれば(例会など)伝えた方がいいような気もして残している。別にそれだけが理由ではないが。

Windowsだけでやりとりしていると何でもないことでも、パソコンはWindowsだけではないのだと知ることも必要かな(必要ないかな・)。

「日経パソコン」はこれまで殆どWin系の記事ばかりだったが(たまにリナックス系があるが)、最近は例の「百獣の王」搭載PCについても掲載するようになった。

ということは、マックにも配慮して……と、またもや堂々巡りである。



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2011.09.06

【ほぼ日手帳 公式ガイドブック2012】

ほぼ日手帳 公式ガイドブック2012どの日も、どの日も、大切な日。

ほぼ日手帳 公式ガイドブック2012ほぼ日刊イトイ新聞編著
税込価格: ¥1,575 (本体 : ¥1,500)
出版 : マガジンハウス
ISBN : 978-4-8387-2292-1
発行年月 : 2011.8
利用対象 : 一般

人気手帳「ほぼ日手帳2012」の仕様を細部まで徹底解説。マンガのネタ帳、子犬の育児日記、イラスト&コラージュといった23通りの使い方、カバーやWEEKSの秘密などを収録。


何年か前まで、夏の終わりにはもうほぼ日手帳のことが頭に入ってきた(オーゲサ)。
ところが、ここのところあまり食指が動かない。

昨年は、レギュラー(本体のみ)を一冊とカズンを購入した。しかも直販ではなく、LOFTで。

しかし、しかしだ。やはり、来年のダイアリー選びには外せないとあって、近々見に行くだろう。

で、本書である。毎年同じようなことが書かれているのだが、今年は【よつばと!】の作者も使っている、よつばちゃんが出てくるというので、ついついお取り寄せ。

よつばちゃんはたった2ページだったけれど、かわいいなぁ!!

そして、やはり見開きのズラーッとならんだ表紙には魅せられる。

今年は、実際に使っている人たちのページ(他人の手帳のぞきは楽しい)は少なくて、ウイークリーが結構ページを占めていた。

実はウイークリーも発売と同時(12月頃だったかな?)に丸ノ内の丸善で購入している。その夜、takoさんに見て頂いた。
だが、えっとなんて言ったっけ?縁の金色がDAIGOの手帳のようで、あまり好きになれなかった。ビジネス的で、ほぼ日らしい遊び心が少ないような気がしたからだ。

持ち歩き用は、ひたすら軽量のものということで、今使っているのは今後も(多分しばらくは)使い続けるだろう。

で、ほぼ日は結局今年と同じ使い方になるだろうな。

カズンに、革カバーが出たら、逃れられなくなるな(苦笑)。


しつこいが、
ほぼ日が好きなのは、糸井重里さんの視点が好きだからだろう。
『みんなの、なんでもない日、おめでとう。』は、けだし名言である。


そういえば、委託先の代表さんもほぼ日姉妹だなあ。先日のメールでは触れていらっしゃったが、もう購入なさったかな。(涼がカズンだと言うと)来年はカズンにしようかな などと仰っていたけれど。


ほぼ日手帳 公式ガイドブック2012
2011年8月18日第1刷発行


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2011.09.05

樋口一葉【十三夜】から

昨日らじる★らじるが丁度朗読の時間で、樋口一葉の【十三夜】をしていたと書いた。

そこで思い出して、【十三夜】を青空文庫で読み直してみた。やはり、泣ける。
女性の自立などあり得ない時代の哀しい話しだが、これは確か、昔三部作で映画になっていたのだったと、思い出した。

【にごりえ】【おおつごもり】との三作である。

【にごりえ】は淡島千景で、あと久我美子はどちらに出ていたのだったか?
【おおつごもり】は、舞台でもあったような気がする。新派だろうなあ。


一葉の小説は、もはや古典の部類に入るのかもしれない。

【たけくらべ】も、話しそのものは判りやすくても、文体はやはり少々取っつきにくいかもしれぬ。流麗で美しい文章だけれど。

これは 映画では、みどりをひばりが演じていた。姉はたしか岸惠子だった。信如は、新人だったと思うが、名前を忘れた。ひばりの相手役になると出世?出来たような気がしていたが(注)、彼はどうだったのだろう?
(注)中村錦之助→後の万屋錦之助fなど


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2011.09.04

らじる★らじる

ネットのラジオ「ラジコ」が登場してかなり経つが、民放しかなかった。

9月1日から、NHKもネットラジオを開設?していたのだった。
「らじる★らじる」という。

早速聞いて見た。中身をダウンロードは出来ないようで、ストリーミングのみである。ラジオ第一放送は、ちょうど「朗読の時間」だった。阿部陽子さんというアナウンサーが、樋口一葉の【十三夜】を読んでおられた。

著作権法の改訂で、利用者の幅も拡がった。これまでのように視覚障害者のみでなく、朗読が好きな高齢者も対象になる。ある意味永遠の課題ではあるが、より柔軟な対応が出来る方がいいのではないのか?
などと、個人的には思う。


ニュースは東京地方のものしかないのかな?これは、マイナスポイントだな。音質は、やはり今ひとつである。


iOSへの対応は、アンドロイド(10月提供)より遅れるらしい。


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2011.09.03

アンアンアン とってもだいすき

夕やみ迫る海


朝刊beの「うたの旅人」は、 「ドラえもんのうた」(asahi.com)、だった。
なんと、作詞は中学生だという。

そういえば、今日(9月3日)はドラちゃんの誕生日だったのだ。


そしてまた、歌っていたのが大杉久美子さんだとは知らなかった。

大杉さんは、「アルプスの少女ハイジ」など「日曜名作劇場の主題歌を歌っている人」というイメージで捉えていたからかもしれない。
特に、「あらいぐまラスカル」の歌は好きだった。

と、話しはドラちゃんからどんどん離れていきそうなので、一旦リセットして……


富山県高岡市のドラちゃんたちの公園については、へいぽーさんの記事にあったなあ。

川崎にある「藤子・F・不二雄ミュージアム」のどこでもドアも、見てみたい。


画像は、夕やみ迫る海。


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暑い時に暑いところへ つづき

瀬戸大橋

美術館のあとは、ひたすらお宿へ。

ほんの少しだけだが、日常から離れた場所での家族とのひととき。部屋の窓からも、海が見える。


画像は、窓越しに見る「朝の瀬戸大橋」。


今月から、出稼ぎの旅が始まる。12月までに、7箇所15泊の予約を取ったのだった。今度は、汽車の予約をしなければ……。



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2011.09.02

暑い時に暑いところへ……

大原美術館日本庭園

 

 

既に三週間以上経過したが、一応今夏の思い出として。

 

多分 この夏一番暑い日を記録したところ続出の日に、西へ向かって行ってきた。

 

まずは、あの不思議な宝塚トンネルを越える、山陽自動車道へ。ここで、「iPhoneローテクナビ」をしたとは、書いたとおり。

 

いつものことながら、ここを超えるとスイスイと流れ出すのは何故か?上り線も同じくだなあ。
そこから瀬戸内自動車道へ入り、倉敷へ。美術館好きの下のチビさんのため?の、大原美術館訪問である。
とにかく暑いから、近くの美観地区などへも寄らず、見学が終わったらひたすら車へ戻る。途中「ネコだらけ」の店があって、上のチビさんは何か買っていた。

 

 

画像は、大原美術館の日本庭園。決まった時間に、入らせて頂ける。静かだった。

 

 

 

 

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写真の回転

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先日の写真を、90度回転させてみました。Picasaで、簡単にできました (^_^)

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2011.09.01

一ヶ月経過

霊岸橋

八月一日に、ある試みをはじめて、ちょうど一ヶ月経過しました。今のところ、挫折せずに順調に?こなしています。

何のことか、多分お一人だけは見抜いて下さっているのではと思います。
はい、まねをさせて頂きました m(_ _)m

この先何処まで行けるかは判りませんが、ある意味迷うところがなくて楽なのです。


画像は、一昨日の会場から茅場町へ戻る途中の「霊岸橋」。
「こんな汚い川を撮ってどうするの?」とは、近くに実家のある同行者の弁。
でも、暗めの写真はそんな風には見えないでしょ!?


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