ドラマ【魔術はささやく】
数日前から、【魔術はささやく】がドラマ化されるのを知った。不審に思ったのが、主人公が女性であることだった。何年か前に山口智子主演で映像化されたこともあって、これも不思議だった。この時は、被害に遭う?女性たちの一人という設定だったのか?
今朝のラ・テ欄を見ると、木村佳乃が演じるのは、書店の店長役だという。しかも、守君の姉の役??
原作では書店は出てくるが、そこの店員高野は、守君に影響を与えたあこがれの人物として描かれていたように記憶しているのだが。
また、従姉妹の存在もあるが、これが今回の姉に結びつくのか?だがストーリーを見ると、木村扮する高木和子は、上記山口智子が扮した女性であるような??
宮部みゆき 著
税込価格: ¥660 (本体 : ¥629)
出版 : 新潮社
ISBN : 978-4-10-136911-2
発行年月 : 2010.11
利用対象 : 一般
【日本推理サスペンス大賞(第2回)】マンションの屋上からの飛び降り、地下鉄への飛び込み、タクシーへの飛び出し。無関係にしか見えない3つの死の背後には、どんな繫がりがあるのか? 事件に巻き込まれたタクシー運転手の甥・守は、真相を追うことになる−。
本書を手にしたのは全くの偶然で、当時「新潮文庫の100冊」の中に含まれていた。おそらく、93年発行の文庫だろう。改訂版は、表紙が似ている。
ここから、宮部みゆきにどっぷりとはまり、それは息子たちをも巻き込み、次々と買ってきた本を、彼らは争って読み、三人で読後感を話し合っていた。
そしてまた、パソコン通信デビューも「日本の推理小説女性作家」(不確かなタイトル)のフォーラムだった。ここで最初の投稿にものすごくたくさんのレスがついたのが、オフ会に出かけたりする契機になったのだった。
再読したいが、絶対に一気読みしなければならなくなるので、手に取るのは止そう。しかし、本書は何度読んだかなあ!
宮部氏の作品では、これと【パーフェクトブルー】が一二位を争っている。
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コメント
ドラマはみていませんが、小説は去年再読しました。
構成とか文章とかやっぱり上手いなーと感じました。
宮部さんの現代物(社会犯罪もの)は初期の頃はよく読んだのですが、『模倣犯』以降は読めなくなりました。
あの物語の重厚さと衝撃は私にとってトラウマになっているようです。
うまいだけに重く、暗い物語に気持ちも持っていかれてしまって、復活するのに時間がかかるんですよね。
なので怖くて読めない、という感じです。
ところで(もうご存知かもしれませんが)今月末に『ぼんくら』シリーズの最新刊(『おまえさん』)が出るらしいです。
しかも単行本と文庫同時発売!(どんな狙い?^^;)
文庫派の私としてはすごく嬉しいけど、単行本が売れるのかどうかちょっと心配です。
投稿: tako | 2011.09.10 10:01
takoさん
初期の頃の少年ものは、特にうまいですね。キャリアを重ねてきてからの、脇役の描き方のうまさも抜群です。特に、さりげなく主人公を支える人たちや高齢者に、存在感があります。
たしかに、涼も【模倣犯】あたりから読まなくなったような気がします。
【ぼんくら】は、どこまで読んだっけ?
∥単行本が売れるのかどうかちょっと心配です。
いいの、いいの。熱烈ファンは、両方買うから(笑)。
投稿: 涼 | 2011.09.10 13:22