DropBox(ドロップボックス)の怪
オンラインストレージサービスの一つ、DropBox(ドロップボックス)を使っている。
これは、バックアップとして使えるだけでなく、便利な共有機能もある。
データのやりとりに大変重宝しているのだが、いくつか問題点もある。
その一つが、共有者の一人がデータを削除すると、全員に影響が及ぶことだ。
その場合でも、消した本人が即ゴミ箱から拾い上げてくれればいいのだが、他の人に関係しているという認識がないことが多いのだ。
管理者が気づけば、ネット上で復元することが可能なのだが、たくさんあると気づかないことが多い。
先日もそうしたことがあって、「DropBoxのデータを消さないで」というメッセージをMLに出した。ただちに「下手人」が出頭してきたのだが、自分にとって必要ないからと、削除したものらしかった。
といういきさつがあったので、おおざっぱな共有をやめて、個々の関係者ごとにフォルダ共有をすることにした。つまり、マンション全体の鍵を渡すのではなく、部屋ごとの住民に鍵を渡す方法に替えたわけだ。
そして、古いフォルダの共有を、解除した。
ところが、ここから「DropBox」の怪奇現象が起きてきた。管理者の手元では、古いフォルダの共有が解除されて、利用者からは見えないものだと思っていた。
ところが、それぞれのパソコンには、そのフォルダが残っているという。それならばというので、フォルダを別の場所に移した。それでも、単に個人の手元に残っているのみならず、試しにフォルダに入れてもらったファイルが、他の人のフォルダに同期されていたというのだ。
削除されたフォルダに復元機能があるというありがたい機能が、逆に消したいものが消えていないということになっているのだろうか?
そこで、ただ今「完全削除」をして、様子を見ているところである。
画像は、某地方駅にあったジオラマ。
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