仕事するのにオフィスはいらない ノマドワーキングのすすめ
佐々木 俊尚著
税込価格:¥798 (本体 : ¥760)
出版 : 光文社(光文社新書)
ISBN : 978-4-334-03515-0
発行年月 : 2009.7
利用対象 : 一般
スマートフォンとクラウドが新しい働き方を可能にする! 自分の時間を増やし、人生を豊かにする「遊牧民」的働き方とは? オフィスのない会社、働く場所を自由に選択する会社員といったワークスタイルを紹介する。
雑誌の特集にも、よく「ノマドワーキング」といった言葉が聞かれるようになった。というわけで、「遊牧民的な働き方とは何ぞや」と、読んでみた。
ここに登場するのは、それぞれオフィスを持たず起業した人たち。当然、それも成功した、才能よりも努力で今のやり方を気づきあげてきている人たち。
だが、黙々と言われた仕事をこなす方が向いている人もいるわけで、誰もがひらめきを持っているわけではない。
多少触れているが、メールやスカイプ会議だけでのやりとりは効率的ではあるが、一旦誤解が生じるとなかなか改善に向かわないのではないか。やはり、週に一度とまでは行かなくても、顔を合わせることで信頼感も増すのではないか。
比べるのは少し違うかもしれないが、自分たちの「お仕事」も、ノマド的だ。「それぞれの場所での作業」というよりも、普段顔を合わさないということも。
そのためにも、定例的な会議や勉強会は必要だ。あるいは時間を合わせての会合は必要だ。たとえそれが短時間の昼食会であっても。
しかし、これまで(というのがいつ頃までをさすのかは自分でも判らないが)はむしろ、組織に属して与えられた仕事を実直にこなす人たちも、それなりに暮らしていけた。だが、次第にそれが難しくなっているのかもしれない。誰しも緊張の連続で、生きていかなければならないのか?
多分、母が歌っていたのではなかったか?『♪もしーもげっきゅがあがったらー』という歌や、植木等の『♪サラリーマンはー きらくなかぎょうというけれどー』は、遠い昔の話になるのかな?
おぼえ、ひとつ。
GoogleMailでは、メールの中身からそのままGoogleDocumentを作成できる。
仕事するのにオフィスはいらない
2009年7月20日初版1刷発行
2009年8月20日2刷発行
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