サザエさんとフジ三太郎
朝日新聞土曜版beの「サザエさんを探して」は、
一コマ目
休載あけのサザエさん
みなさん しばらくでした
とあいさつ。横でタラちゃんがスカートの裾を引っ張っている。
二コマ目
当時の夕刊マンガのフジ三太郎に挨拶をしている
いやァ おたくよくつづきますね
三コマ目
さ、こんどはゆっくり休んで海外旅行にでも……
と勧めたところ、
四コマ目
朝日新聞社のおじさんににらまれて、すごすごと退散していくサザエさん
で、この三太郎のことを、記者は「二コマ目の冴えない男」と書いている。
まさに連載中に楽しく読んでいたものにとっては、「今は昔」話になったのだなあと、変な得心をする。
確かに、健全なサザエさん一家に比べて、万年平社員の三太郎は、今ならセクハラと騒がれるようなおじさんだった。
サザエさんの連載が終わって、三太郎が朝刊に移ってからは、「朝っぱらから……」という苦情も来たそうだ。
しかし、新聞社からのおとがめはなかったと、サトウさんは言う。
休載には口うるさいが、お色気には寛容な会社だったらしい。というのが、本記事の締めである。
このサトウサンペイさんがパソコンに取り組んでいくという、朝日新聞社発行の「Paso」という初心者向け雑誌には、随分と助けられた。
そのサトウさんも、もう82歳とか。
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