夏目漱石【草枕】
草枕
夏目 漱石 著
税込価格: ¥420 (本体 : ¥400)
出版 : 新潮社
ISBN : 4-10-101009-9
発行年月 : 2005.9
利用対象 : 一般
(画像は新潮文庫のもの)
中学へ入って一番嬉しかったのが、図書室があったことだ。
小学校には図書室がなく、たしか父兄に寄付を募っていた。
そこでまず読み出したのがオレンジ色の漱石全集で、「草枕」もその頃読んでいる。
舞台は、熊本県玉名市の小天温泉だとか。
しかし、随分とむずかしい言葉を使っているものだと、あらためて思う。
当時は何と言うことない表現だったのだろうが、今そのまま読むのはむずかしかろう。漢字だけではない。言葉遣いそのものも難解だ。
はたして、中学時代に理解していたのだろうか??
冒頭の部分と、奈己の様々な場所への登場と、最後に想を得たなということぐらいしか覚えていない。
だが、逗留地の自然と人々の暮らしには、ほんの少し前までは存在した 懐かしい光景だ。
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