この道は どこへ続く道
研修会中に、電話がかかってきた。ディスプレイには叔父の名がある。
「あ、とうとう」と思った。予想通り、叔母の死を知らせるものだった。
奇しくも先日書いた人と同じ日、8日の午後3時40分だった。
電話をもらったのが12日なので、これも予想していたとおり、通夜も葬儀も娘夫婦と息子、それに故人の妹だけの家族葬で既にすませたという。
電話では、お願いがあるということで、一つは気持ちの整理がつかないのでしばらくそっとしておいて欲しいこと。
このことを、母(叔父の姉)に伝えて欲しいということだった。
だがそれを伝える最中にも、電話は度々途切れた。
今日、母に伝えに行った。
それ以前に、母の元へは叔父から手紙が来ていて、最後の入院のこと、病室で手紙を書いていること、葬儀そのたの段取りについての気持ちなど、細々としたためてあった。
全ての連絡は終わってからするので、このことは姉一人の胸に納めておいて欲しいともあった。
叔父夫婦らしい、最後の決め方だったと思う。
母は、一人になる弟がかわいそうだと泣いた。
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