茂木健一郎【脳を鍛える読書のしかた。】
茂木健一郎 著
税込価格:¥840 (本体 : ¥800)
出版 : マガジンハウス
ISBN : 978-4-8387-2038-5
発行年月 : 2009.11
利用対象 : 一般
文章を読んで、聴いて、書けば、脳は成長する! 人気脳科学者・茂木健一郎が、論語、漱石、一葉、赤毛のアンといった数々の愛読書を紹介しながら、活字の力、読書の効能、日本語の素晴らしさを語る。
おそらくインターネットを駆使しつくし、ネットの利点を非常によくご存じだろうと思う著者の、書籍への思い入れが書かれたものだろうか。
電子書籍を否定なさっているのではなかろうが、本はやはり紙媒体で残すべしとおっしゃる。
「世紀をまたいで読み継がれる活字の底力」を感じるということ。本の魅力は、やはり「活字」の魅力であるということ。
これは、電子書籍を読み出してから、同じように感じることが多い。どんどん読めるしかさばらないし、いいこと一杯の電子書籍だが、自分もやはり紙の本が好きなのだと。
頭に残るのも、紙媒体のものの方が多い。
だがしかし、紙で読めない・活字が読めない読者も多くいらっしゃるわけで、それへの媒体を作っている身としては、書籍と同じような「読み心地」を追求していきたくもある。
現在の自分の読書法。
どの本はどの媒体で、といったことはない。
一冊の本を、紙と電子の両方で(併用して)読んでいることもある。自炊を、読んでからの保存としてではなく、読むための媒体変換として使っているのだ。(これは結構便利)
脳を鍛える読書のしかた。
2009年11月26日第1刷発行
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