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2012.05.31

アナスタシア

空

最近、パット・ブーンをよく聞いている。中学時代から好きな歌手だった。

特に、「アナスタシア」が好きだ。
ユル・ブリナーとイングリット・バーグマン主演の「追憶」の主題歌だ。クライマックスで、このメロディーが流れてきていた。

しかし、この歌詞の中の

I only know I love you so Whoever you are
というところが、当時から疑問だった。 ユル・ブリナー扮する事件の首謀者が、アナスタシアに仕立てた女性に恋情を抱いていたとは、当時は思えなかったからだ。

今聞いて、合わせて口ずさんでも、やるせないような思いはしても、それは歌詞への想いだけに終わっている。


ユル・ブリナーは、特に好きでもなかったが、封切られると大概は観ていた。



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2012.05.30

新藤兼人監督が死去

ラポール枚方

新藤兼人監督が死去 「原爆の子」「裸の島」

老衰のため、自宅で死去。100歳だったという。


「原爆の子」は、確か学校から見に行ったのではなかったかなあ。モノクロだったが、乙羽信子の白いブラウスが印象的だったような……。記憶違いかもしれないが。

ちょうど12年前に出版された新藤兼人【老人読書日記】(06.03.14)では、うらやましいような読書三昧の暮らしではあるが、しかし現役だった。

仕事の上では、2年前の「一枚のハガキ」が遺作である。


例会後は、来週の「テキスト化」講習会のための、内部研修会。講習会の資料を使うのではなく、現在実際に依頼のある本の担当箇所を使っての研修。

マルチに使える「ワンソース」としての「テキストデータ」を作る。



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2012.05.29

ニンジン料理「しりしり(シリシリ)」

しりしり

先日書いた、円城塔の作家の口福(120526)の一つに、「しりしり」というのがあった。
沖縄料理だという。
沖縄には、専用の「しりしり器」というものまであって、それでニンジンを削る?らしいのだが、スライサーで代用した。専用機のように細かくはならないが、少々不揃いでもどうということはない。

作り方が簡単で、しりしりと削ったニンジンを、ツナ缶の油でいためる。シンナリしてきたらツナをいれて、一緒に炒める。
円城さんはこの段階で醤油で味漬けと書いていらっしゃったが、クックパッドでは卵を入れてから醤油を入れると書いてあった。

簡単にできて彩りもよく、美味しい。


画像は「COOKPad」から拝借。


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2012.05.28

道尾秀介【片眼の猿】

片眼の猿

片眼の猿道尾 秀介 著
税込価格:540円
出版 : 新潮社(新潮文庫)
ISBN : :978-4-10-135552-8
発行年月 : 2009.7
利用対象 : 一般

盗聴専門の探偵、それが俺の職業だ。目下の仕事は産業スパイを洗い出すこと。楽器メーカーからの依頼でライバル社の調査を続けるうちに、冬絵の存在を知った。同業者だった彼女をスカウトし、チームプレイで核心に迫ろうとしていた矢先に殺人事件が起きる。俺たちは否応なしに、その渦中に巻き込まれていった。謎、そして…。ソウルと技巧が絶妙なハーモニーを奏でる長編ミステリ。

なんとなくホラー作家のような印象があって避けていたのだが、【ソロモンの犬】(10.06.12)で道尾ファンになった。

本書は、それを上回る秀作だと思う。

それぞれに、身体や心にハンディを持った人たちが登場する。しかし、そうしたハンディは 彼らの自尊心までも奪うことは出来ない。

伏線と言うのとは違うだろうが、彼らの特徴はちょっとしたセリフや描写でわかる。

双子の小学生が、とてもいい。


「片眼の猿」とは、99匹の片眼の猿の中にいた たった一匹の両眼のある猿が、みんなからからかわれて片眼をつぶすところから来ている。

ハンディって、何だろう。

片眼の猿
平成21年7月1日発行


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2012.05.27

【リボンの騎士】

リボンの騎士

リボンの騎士手塚 治虫 著
税込価格:945円
出版 :講談社
ISBN : 978-4-06-364748-8
発行年月 : 2009.1
利用対象 : 一般

1950年代、『少女クラブ』に連載された「リボンの騎士」の初めての単行本である「講談社の漫画文庫」を、当時の装丁そのままに完全復刻。発売当時の広告記事、次巻の予告ページも当時のままで収録。


Twitterに、「#懐かしい少女漫画を呟いてTLを華やかにする」というハッシュタグが立った。
「あさきゆめみし」や色々出ていたが、ふと思い出して【リボンの騎士】と書き込んだ。

アトムと同じ頃だったのか? 「少女クラブ」という雑誌に連載されていて、これは取っていなかったので友人から借りて読んでいた。

誕生時に大砲の弾が湿っていて、生まれたのは王子だということになったサファイア姫が主人公。
最後の方では相手役になる王子様も登場していたのではなかったかな?
あ、元祖ベルばらかな??

完全復刻版は こちら(上の画像)


リボンの騎士


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2012.05.26

作家の口福

夏みかん丸漬け


朝日新聞土曜版「be」に、「作家の口福」というコラムがある。文字通り作家がほぼ一ヶ月交替で「食」について書いているものだ。
今月は、芥川賞作家の 円城塔さん。

今日は「料理 するのだけれど、工作だなあ」という題で、「料理」と「工作」について語っておられた。

料理は身構えるが、工作は楽しめると言っては言い過ぎだろうか。

いつも必ずダシをひくわけでもなく化学調味料も使うよとか、カップラーメンも平気で食べる。
そう毎度手作りもしていられないだろうと開き直り、「兼ね合い」が大事だと説く。

カップラーメンだって、「3分間蓋をして待」たなくても、仕上がりは大して違わないだろうというのも 面白かった。

スープを入れる順番を変えると味や色が大きく変わるカップラーメンがあっても面白かろう、「やっぱり工作だなあ」というのも。


そうそう、「しりしり」という常備菜を作ろうと思って忘れていた。あしたは、必ずニンジンを買ってこよう。


次回からは、田中慎弥さんだ。楽しみだなあ!


常備菜(5月12日)
料理(5月26日)


画像は、先日山口のお土産で頂いた「夏みかん丸漬け」。萩の「たけなか」というお店のもの。
長崎のザボン漬けのようだが、あんなに甘すぎず、おいしかった。

のりこさん、ごちそうさまでした。


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2012.05.25

パソ通体験サービス「NIFTY-Serve」が1年間限定で登場

京町

パソ通体験サービス「NIFTY-Serve」が1年間限定で登場、Facebookを使った招待制

過日、元ニフティサーブのシスオペの死去について書いたが、その頃から少し旧交を温めだした?MLがある。
そこで知ったニュース。

Facebook経由ということで賛否両論あるが、とりあえず登録してみようか。

iPhonのアプリを指すのかどうか判らないが、パソ通体験コンテンツへの反応が大きかったことが、このサービスを始めるきっかけだという。

「フォーラム」を復活させてほしいという意見と、「昔の仲間と久々に会いたい」という声が多く寄せられたという。

まったく存じ上げない方との出会いを始めて体験したのが、パソ通のフォーラムだった。
掲示板に移行してからは、次第に足が遠のいていった。

参加してみたところで 果たして邂逅があるかどうかは疑問だが、それはそれで また良しとしよう。


画像は、一昨日の夜。
大阪市内には、結構こういう場所がある。奥に見えるのは高速道路。



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2012.05.24

総会終了

前菜 パスタ

昨日は、当法人の2011年度総会だった。

著作権関係がクリアされたということもあってか、昨年度の録音図書製作数が一昨年度の三倍になったという嬉しい結果に結びついている。何と言っても、製作はメイン事業の一つだから。ちなみに、今年度も順調に出来上がってきている。


その製作の大きな力になって頂いているのが、外部の協力者の方たちだ。団体への委託という形をとっている。

午後は、その方たちを対象にした「録音図書製作説明会」を開く。力はあっても蔵書を作る環境にない方に、当会の蔵書製作のお手伝いをして頂いているのだ。

メイン

この外部協力者ということでは、今年度はテキストデイジーにも時間を割かなければ……。

デザート 紅茶


はるばる山口県から参加して下さった方と、夕食をご一緒した。画像は全て、その方の注文なさったもの。
デザートまでは別々のものだったのだが、最後の紅茶で一致した。あ、説明?を忘れていた。ここの紅茶は、堂島の紅茶専門店「ムジカ」のを使ってあるのだった。


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2012.05.23

若竹七海【クール・キャンデー】

クール・キャンデー

クール・キャンデー若竹 七海 著
税込価格:400円
出版 : 祥伝社(祥伝社文庫)
ISBN : 4-396-32813-3
発行年月 : 2000.11
利用対象 : 一般


語り手は、女子中学生の渚。周りには、親友もいれば付き合っている男の子もいる。
家族は、母と二人。少し前までは父の先妻の子である兄も同居していた。が、結婚して別居している。
その兄嫁が、死んだ。渚の誕生日の前日、夏休みの前日でもある7月20日に。

物語は、夏休みイブのその夜から、7月末日までの10日間ほど。若干ネタバレあり。


しかし、怖い本である。
だが、被害者に同情は出来ない。ラスト近く、兄の言葉は、よく言ったねと思う。仕上げが必要だったのだけれど。
この家族三人が、何事もなかったように暮らしていってほしいものだと思う。

一番最後の一言は、なくても通じると思うけどな。「羽崎医大病院に行ってた」までで。


クール・キャンデー
平成12年11月10日初版第1刷発行


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2012.05.22

ScanSnap入れ直し

川西駅前

昨日突然、ScanSnapの調子がおかしくなった。本一冊分を、途中までスキャンしてキャンセルしたのが悪かったのか?
仕方ないので、アンインストールして入れ直す。

どういうわけか、(保存するのに)指定した場所というのが、これまでと同じところになっていた。削除したと言っても、情報は残っていたのかな?

昨日の受講生の一人が、おつれあいが本を片っ端から自炊なさっているという話をしていた。
本人も、かなりのこだわりやのようだ。聞こえてくる雑音が気になって仕方ないという。密封型ヘッドフォンを使っているので、開放型にするよう助言。「ある意味鈍感力が必要な時もある」旨伝える。


明日は、定期総会。それぞれの発表者も手慣れてきて、さほど緊張していないようである。




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2012.05.21

経営学は面白い?

1337602560258.jpg

今読んでいる本に、幾つか面白いフレーズがある。
日本の会社では、社長になるのに本当に社長業を知っている人物がなっているかといったこと。

企業では、80点では「よくやった」ではない。100点でなければならないこと。
営業に行って受注すれば100点だが どんなに惜しいところまで行っても失注すれば零点。

日本人には独創性が欠けていると言われるが、そうではなく育てるチャンスを持つことができないだけなのではないか。

等々。

特に、100か零かというのは 厳しい。


直接関係ないのだが、ふと感じたことを。

何かを間違えたとき、「あ、何々(まったく関係のないグループのこと)と混同しました」という言葉が返ってきた。こういうのを、「反省していない」というのだけれど……。「この場所で間違えた」ということを、きちんと受け止めていない。
間違いそのものが、悪いのではない。それに、たいした間違いでもない。しかし「お約束事」ではある。だが、「せっかく間違えた」ことを 次に活かせるかどうかというところで 逃げを打つ。
何故素直に、「すみません、間違えました。」とだけにしておかない。なにゆえ、言い訳をする。

そういうことだから、いつまで経ってもまた間違えるよ。
「育て甲斐があるかどうか」思案中……。


画像は、某駅でとった「こうのとり」。もう少し近づいてからの方が良かったのだが、それだと側面が撮れない。駅で「列車通過」のアナウンスを聞いて急遽撮ろうと思ったので、望遠にするゆとりもなかった。迂闊だった。
金環食(の写真)で沸いている日に、列車の写真をうまく撮れなかったことを残念がる 涼って……。


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2012.05.20

小柳ルミ子【わたしの城下町】

わたしの城下町

記憶に刻んだ湖畔の城 小柳ルミ子「わたしの城下町」

雑誌「婦人画報」で、島崎今日子が安井かずみについて書いていた。(今も連載中かもしれない)
そのかっこよさをこれでもかこれでもかと、余すところなく披露していた。

この歌は、平尾昌晃の曲が先にあったという。
42年前、小柳ルミ子をデビューさせるにあたっての若きディレクターの思いを受け止めた安井が書いたのがこの詞だ。

好きだとも云えずに 歩く川のほとり 往きかう人に なぜか 目をふせながら 心は 燃えていく

誰しも思い当たるような、青春時代の思い出。


平尾昌晃も、ロカビリー三人男などと言われていた頃よりは、自身の病気もあってか 随分と心に響く曲を書くようになっていたと思う。


詞の矛盾点は、なるほどではあるが、そんなものたいしたことではない。


画像は、「わたし(涼)の城下町」から仰いだ 山城。
湖ではないが、川がある。


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2012.05.19

BK1から hontoへ

第二京阪上

何事でもそうかと思うのだが、元々存在するもの(組織?グループ?)に入会あるいは加盟しようとするときは、その組織なりグループなりを承認?して「入れて頂く」感がある。
従って、そこが決めているルールに従うのに、あまり抵抗はない。

しかし、慣れ親しんだところが突然仕様をまったく変えてしまったり、他の組織に組み入れられてしまったりした場合は別だ。

古くは?ニフティと富士通の何だったっけ?が一緒になって、パソ通がなくなったときかな?


5月17日、オンラインブックストア「BK1」は、同じようなオンラインショップ「honto」に統合された。
勿論オンラインストアは数々あるし、これまでも書籍だってAmazonで買ったこともある。だが、BK1はTRCと関係あるという親しみもあり、またデータを引用するのにも使いやすかった。

統合された「honto」は、総合的な便利なサイトだという。それは、否定しない。
だが、使い慣れたBK1から見ると、かなりゴチャゴチャしていて鬱陶しい。
「後で買う」も、一つ一つが絵入りでタイトルだけサッと見たいときにはかなりスクロールする必要がある。
挙げていけばもっとあるが、要は慣れの問題もあるだろう。

しかし、何でもかんでもビジュアルが好まれるとは限らないのではなかろうか。

ビジュアルといえば、本の表紙の絵がBK1のものより小さい。これが大きな不満!
ブログに挙げるときは、サイズ指定で何とかなるが、Evernoteでの[BookList](自分で勝手に作っているノートブック)に入れるときは、もうちょっと大きい方が見栄えがするなあ。


さて、今日もいいお天気だ。画像は真ん中の街灯?が邪魔だが、これで看板をかくしているのだった(苦笑)。
午前中は通院でつぶれてしまった、帰り道。



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2012.05.18

金環食を見るには……

ナビスコ リッツ チーズサンド

月曜日の金環日食の話題で気になるのが、粗悪メガネのこと。
太陽光を充分遮らないグラスが販売されているとのことだ。
昔は下敷きで見たものだったが。

そうした、遮るもので「太陽を見る」のとは違って、厚紙に穴を開けて太陽光を通し、別の紙に写る太陽を観測するという方法もある。
その厚紙の代わりに、クラッカーが使えるということを聞いた。
そう言えばうちにも保存食?としてクラッカーがあったなあと、取り出してみた。でも、普通のクラッカーではなくて、リッツのチーズサンドだった。間にチーズが挟まっているのでは、使い物にならない。でも封を切ったのだから放置しておくと湿ってしまう。「仕方ないから」食べることに。

残しても湿るしーと、9枚ぺろり。
今日は作業中に先日差し入れのあったチョコレートを食べたし、ランチはラーメンだったし、カロリー一杯の日だったなあ。

そうそう、上記のような方法で見るには、穴あきお玉でもいいそうだ。



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2012.05.17

ガラケー、姿消す

ラーメン

ガラケー、姿消す ドコモ夏の新機種、iモード付きゼロ

ドコモが、今夏に売り出すスマートフォンなど19機種を発表した。

過日所用があってドコモ販売店へ行ったとき、「普通の携帯はなくなっていくのですか」と尋ねたところ、「いえ、まだまだありますよ」という返事が返ってきた。
「らくらくホンもありますものね」と言ったのだが、今回はそのらくらくホンのスマホ化を見てビックリ。

ドコモはサピエにも対応してくれているし(註)、他の業者がスマホへと一目散ではあっても、最後まで残ってくれると思っていたのだが。それに、[iモード]というのはドコモ発ではなかったか。
(註)サピエで使う場合はパケホーが必須

自分は遊び心もあってiPhone使いになってはいるが、色々な使い手がいて色々な使い方がされているのだから、もう少し考えてくれてもよさそうなのに、などと一人つぶやいたのだった。

もっとも、なくなってしまうのではなく、ガラケーは年2回発表していたのを1回にするということではある。

「シンプルで使いやすいのが一番」という声を忘れないで欲しいと思う。


画像は、午前の作業が終わって食べに行ったラーメン。これは、小サイズ。
ラーメンなんて、滅多に食べないなあ。焼き豚が大きくてたくさんありすぎた。

来週は、総会がある。午後は協力グループ対象に、録音図書説明会をする。


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2012.05.16

堂場瞬一【虚報】

虚報

虚報堂場 瞬一 著
税込価格: ¥710 (本体 : ¥676)
出版 : 文藝春秋
ISBN : 978-4-16-778704-2
発行年月 : 2012.4
利用対象 : 一般

睡眠薬を飲んだ上にビニール袋をかぶって窒息するという自殺が頻発。他紙がスクープ記事を出す中、常に遅れをとる東日新聞の記者・長妻たちは追い込まれていく。そんなとき、1本の電話が…。

ずっと昔、「事件記者」というテレビ番組があった。まだ生放送をしていた頃の、NHKだ。

この番組に影響を受けてジャーナリストになった少年が、池上彰だ。
(「池上彰」は即漢字変換されたが、「永井智雄」は出てこなかった。記憶を頼りの変換は 間違ってなかったようだが)
警視庁詰めの記者クラブがメイン舞台の、東京日報という新聞社を主に、競争社との「抜いた、抜かれた」を描いたもの。

懐かしいこの番組について話し出すときりがないので、本書のことを。
とは言っても、大半の読者にとっては抜け駆け競争などあまり関心事ではない。


長妻という、支局から上がってきた記者と、彼を使う一匹おおかみの市川。事件の容疑者とされる大学教師の上山。
それに社の色々な人物がからんで、話は展開していく。

長妻は同期の他者記者がヒットを飛ばしていくのに焦ったのか、「虚報」を流してしまう。
そのあとの、社内での人事がらみも含んでのいざこざ。

事件は、上山のサイトに影響を受けたと思われる自殺者たちのことから始まる。
彼がそのサイトを立ち上げたのは、何故か。
長妻は、学生時代に自死した友人のことで心に傷を持っている。

結果、長妻がインタビュー中に発した言葉が端緒となって、彼はスクープをものすることになるのだが……。
「虚報」の影響は大きかった。


堂場瞬一作品
堂場瞬一【帰郷】(11.07.04)
堂場瞬一【雪虫】(11.07.28)
堂場瞬一【孤狼】(11.09.27)
堂場瞬一【破弾】(11.10.09)
堂場瞬一【讐雨】(12.03.27)
堂場瞬一【虚報】(12.05.16)
堂場瞬一【血烙】(12.07.30)
堂場瞬一【被匿】(12.08.21)
堂場瞬一【ラストダンス】(12.09.07)
堂場瞬一【長き雨の烙印】(12.09.16)
堂場瞬一【七つの証言】(12.09.27)
堂場瞬一【疑装】(12.11.24)
堂場瞬一【アナザーフェイス】(12.12.03)
堂場瞬一【約束の河】(12.12.05)
堂場瞬一【敗者の噓】(12.12.19)
堂場瞬一【断絶】(13.01.10)
堂場瞬一【逸脱】(13.01.22)
堂場瞬一【蝕罪】(13.02.10)


虚報
2012年4月10日第1刷

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2012.05.15

ミクシィ、身売りを検討?

川西駅前


ミクシィ、身売りを検討

ここにあるとおり、自分自身もmixiからフェイスブックへシフトしてしまった。今では、mixiを開けることはほとんどない。mixi側からは、「最近の動き」的なメールは来るが。

この記事では、うまく課金制度に乗り移れなかったことが敗因の一つのように書かれているが、自分で言えばゲームが始まった頃から離れていった。

逆に、リアルでのおつきあいがある方中心のフェイスブックでは、遊び部分が少ないような気がしなくもない。


ところで、上記のような記事に対して、mixiは本日の一部報道についてというお知らせを出した。

どちらが本当なのだろう?



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2012.05.14

清和源氏発祥の地

源満仲像

帰宅したらココログがメンテ中だった。そして、いつまで経っても終わらない。と思っていたら、他の方の記事が上がってくる。
いつの間に終了したのだろう?

というわけで、気分を削がれたのでこんなのでお茶をにごす。書きたいこと、あったんだけどな。
明日になったら、忘れているだろう

この地は、

大阪方面から来た方には「田舎の入り口」、三田辺りから来た方には「都会の入り口」だとご案内しているのですよ
とは、終了後のお茶の時に館長から伺った話。

同じように、都会の田舎に住むものとしてはうなずける話だ。
これまでにも、色々行きたいところがあるなと思っていたのだが、まだ機会を得ていない。

09年に何度か訪れてはいるが、その時も往復にこの場所を通っている。
行って、帰ってきただけだった。


画像は、源満仲公。


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2012.05.13

オンラインストレージ あれこれ

Photo_3

この2・3年ほどの、オンラインストレージの進化?はめざましい。
もう10年以上前になる(と思う)が、ジャストシステムの[iディスク]というのがあった。いや、今でもある。これはネット上に自分の場所を置かせて貰えるというサービスで、これ欲しさに一太郎を買った人もいる。
今は、自動バックアップ機能があるので、使っている。

この頃は、有料版など視野になかった。

昨今のオンラインストレージで言えば、やはりDropBoxが人気だろう。
Evernoteも容量無制限というのはいいが、ややオンラインでの外付けHDD的使い方とは違うかもしれない。

あと、リコーのクオンプやSugarSyncなど。

そこへ、大手の何というかヤフー・Google・マイクロソフトなどが相次いで無料のオンライン容量を提供してきた。

少しまとめると、
クオンプやSugarSyncの場合、それぞれ登録するとオンライン上に一定量のスペースを貰える。
DropBoxも同じようなものだが、これのいいところは オフラインでも使えること。
ネットに接続されてなくても、中身の出し入れが可能だ。
ネックはやはり英語でしか案内されないことか。最初の招待メールを見ただけで拒否反応を起こした人がいた。
もう一つ、無料の容量が2Gしかないこと。おー、「2Gしか」なんて言ってるよ>自分

これらに比して、Yahoo!ボックスは無料容量が5G。だが、毎回「サインインする必要がある」だかのメッセージの出るのが鬱陶しい。
Googleは、4月25日に「GoogleDrive」を発表している。5Gまで無料。

マイクロソフトのSkyDriveは、昨日書いたとおり。無料は7Gになってしまったが、既に登録していたので25G使える。

「GoogleDriveとSkyDriveは DropBoxを超えられるか」というサイトもあったが、確かにDropBoxは人気があるようだ。紹介していくと少しずつ容量が増えていく仕組みで、ただ今キャンペーン中で1Gも増やしてくれる。
有料の50G分と合わせて、昨日一人登録して貰えたので、現在68Gほど持っている。

他にもOCNのココアも登録しているが、実際に使ってはいない。


と、なにやらわけの分からぬことを書き連ねてきたが、見直しもしないで「そうしーん」

来月には、一応これらをまとめて紹介する必要あり。ちゃんとした資料を作らねばならないな。

明日の資料(パワポ) 完成。テキストは金曜日に「添付ファイル」で送っている。PDFもあって、アップするのに少々時間がかかった。つまり、こんなので容量もたくさんになるということでーす。
これを減らすためにも、オンラインストレージを使いたいんだなあ。


画像は、一番使っているDropBoxの入り口。ただ今新規登録キャンペーン実施中。



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2012.05.12

精進料理はヘルシー?

前菜

ちょっとショッキング?な記事が。

〈今さら聞けない+〉精進料理はヘルシー?(asahi.com 土曜Be欄)

栄養不足や塩分過剰例もあるという。

本来の禅宗の修行僧が食べている精進料理では、カロリーは成人男性一日量の半分くらいだ。だが、僧の日常は意外とハード。しかし、おかゆのおかわりや信徒から頂いたお菓子を食べることもあるので、カロリーはある程度足りているという。

しかし、肉類に含まれるビタミンB12は少ない。


それでは、街の料理店が出す精進料理はどうか。
カロリーや塩分の過剰摂取やビタミンB12の不足という問題は、やはりあるという。
帰宅してからはお茶漬け一杯くらいにとどめておく方がいいようだ。

一方、普段とりにくい鉄や銅といったミネラル類も過剰だとか。湯葉や豆腐・味噌に多く含まれているから。


昨夏行った豆腐屋の写真が、ちょうどその直後に消えている。
画像は、関係ない前菜。多分、肥後橋近くのイタリアンのお店だと思うが。


いかがですか?もう一つの候補店というのがここですが……。(あ、多分ということで)>23日の方
5,500円のコースだったかなあ。



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2012.05.11

SkyDrive:同期アプリなど

メイン

数あるオンラインストレージの中でも無料容量の多いSkyDrive。だが、4月24日にこれまでの25G無料というのを7Gに変更していたのだった。
しかし、それまでに利用していたユーザーは、「無料アップグレード」というのを実行することで、無料で使える容量を25Gに戻せる というか、これまで通りの容量を使えるとのこと。
知らなかった。

昨日、急いで「無料アップグレード」をした。

新たにエクスプローラーからSkyDrive内のファイルを直接利用出来るようになるソフトも提供されている。
まだよく判らないが、これはオフラインのフォルダ用なのかな?


OneNoteを使うということもあるが、ここへは自炊した本を入れていこうかと思う。

無料容量が減ったとは言え、それでも「Googleドライブ」の5Gよりは多い。

画像は、昨日の鶏料理。
この頃には、満腹でやや食べることに倦怠感があった。もったいない話である。



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2012.05.10

トラッキーのケーキ

トラッキーのケーキ

近況報告を聞いている中で、誕生日に息子から「トラッキーのケーキ」を贈られたという話が出た。
阪神百貨店で売っているらしい。
京橋にも同じお店はあるという。

実際のケーキは↑のものとは違って頭(かしら)だけだったが、食べ方で困ったそうだ。
その内、「それは巨人ファンのためのケーキではないか」と言い出す人もいた。
存分にグチャグチャにすることが出来るからというのが、その理由だ。

あ、お味については、聞かなかったなあ。


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2012.05.09

赤井英和さんアプリ

大阪”めんどい”マップ

夕刊で紹介されていたので、とりあえずダウンロード。

起動すると猛烈な勢いで「データ展開中」と出たので、ビックリした。

大阪といっても、大阪市だけのようだ。大阪は、大阪市だけやないねんけどなー。
ま、それはよろし。

天王寺・上本町・難波・天満天神・鶴橋・梅田・野田福島・ベイエリア・大阪城京橋といったところを、赤井さんが喋りながら案内して下さるというもの。

記事はまだオンラインでは無いようなので、紹介のみ。アップされたら、追記します。

ちょっとひねった紹介方法が 面白そうだ。

二日間留守にすると、なんだかんだと溜まっている。サピエに不具合があって休止中なので、ダウンロード出来ないコンテンツのオンリクがかかってくる。アップロード出来ない逐次刊行物(これはCDを作っていない)ものにまで、CDを送るから焼いてくれという依頼が来る。

ありがたいことではある。


というわけで、写真二葉を貼り付けてお茶をにごす m(_ _)m

どこまで面白いかは判りませんが、大阪(市)に関心のある方は どーぞ!

大阪”めんどい”マップ



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2012.05.08

地下鉄四つ橋線、阪急・南海と接続

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関空と大阪キタ(単に方角にあらず、ミナミに対抗した呼び方)を結ぶ交通路について、「大阪府市統合本部プロジェクトチーム(PT)」が検討に入ったという。

もう一つ、国交省近畿運輸局も、やはり新大阪と関空を難波経由で結ぶ構想を持っている。こちらは、新線「なにわ筋線」の建設が前提。

しかし、いずれにせよコストは課題。また、四つ橋線と南海とは レール幅や電力供給方法が違うという難点もある。

場合によっては四つ橋線を全面的にストップする時期もあるということで、これは困るなあ。


地下鉄四つ橋線、阪急・南海と接続 新大阪―関空直結へ構想(日経新聞)


画像は、四つ橋線 肥後橋駅付近。



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2012.05.07

合宿

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いよいよ のっぴきならない状況に陥っていて、今夜も夜なべ仕事。

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本来なら楽しむはずのディナーも、プリント持参であれやこれや。

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というわけで、メールの返信もままならず。

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でも、お食事はおいしかった (^_^)

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ということで、本日の記事は逃げて……

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ごちそうさまでした


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2012.05.06

【OneNote できるポケット+】

OneNote できるポケット+

OneNote  できるポケット+インサントイメージ著 できるシリーズ編集部著
税込価格: ¥998 (本体 : ¥950)
出版 : インプレスジャパン
発売 : インプレスコミュニケーションズ
ISBN : 978-4-8443-3166-7
発行年月 : 2012.4
利用対象 : 一般

メモや写真、音声、ファイル添付も自在。様々なデータをひとつにまとめてクラウドへ。パソコン、Web、スマートフォンからもアクセスできるOneNoteの使い方を、レッスンごとに手順付きで解説。活用ノウハウも紹介。

やはり書籍を読むのが早かろうと、本書購入。

EverNoteに似ているのは間違いない。違いは料金のこと?しかし、有料版もあるというし。
しかし、EverNoteの「いくらでも大丈夫」が無料でも可能というのはすごいと思う。

結局あまり使わないだろうな>OneNote
貸与PCは、買うときに節約して(註)オフィスを入れていないし、今でもワード文書は(共有のDropBoxには)テキストで置いているし。
(註)消耗品とするため10万円ギリギリで なるべく性能重視


などと後ろ向きの姿勢ではなく、使えるところは使って見よう。
まずは、「会議の内容を録音しながらメモを取る」というのに挑戦!

メモ:タグという言葉の代わりに「ノートシール」というらしい。


OneNote できるポケット+
2012年4月11日初版発行


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2012.05.05

iPhoneアプリ:LINE(ライン)

LINE

国内最大級、世界200カ国で利用 無料通話・無料メールアプリ、 LINE(ライン)(平板)

SNSでもスカイプのようなものでもないらしい。

既に持っているケータイの番号を登録。
パスワードが届くので、入力。

次に、アドレス帳を使って名前の検索(かなあ?)
メールアドレスを登録するかどうか聞いてきたが、今回はスルー。
スタンプがどうとかと聞いてきた時点で、嫌になった。


最近、「常に繋がっている」ということが多すぎないか?


などと書いていたら、リアル友からLINEが届いた。「届いた」と言っていいのかな?
よく判らないので放置状態。ごめんなさい m(_ _)m <(_ _)>


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2012.05.04

大阪・道頓堀が巨大プールに?

Tonbori

大阪・道頓堀が巨大プールに? 実現に向け準備室設立へ

とは言っても、川をせき止めてプールにするのではなく、平たく言えば 川の上にビニールプールを浮かべるのだとか。
言いだしべえは、大阪府市の特別顧問で元経済企画庁長官の堺屋太一氏。

阪神が優勝した年には、この川へ飛び込んだ人が何人もいた。
夜は「赤い灯 青い灯」できらめく水面だが、昼間は何ともはや……。

「横幅約12メートル、深さ約1.5メートルで、全長は約1.2キロ」のプールを浮かべるには、設備に数十億円、開業後も年間約5億円もかかるという。
一方入場料は2千円程度を想定。夏場だけの営業だが、その間は定期船も通れなくなる。

近くの商店主らは、注目されることで景観や治安によい影響を与えると見る人と、街の雰囲気を壊すと心配する人たちがいるという。


画像はWikipediaから拝借


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2012.05.03

OneNoteを使ってみる

OneNote

日経パソコンで4月号から連載が始まった「OneNoteを使って見よう」

オフィスには付いてくるので、特段構えることなく始められるのだが……。

Evernoteと似ている。ノートを作るところも、その中に色々細かいファイルを作るところも。
面白いのは、まさにメモ帳感覚で色々なものをどんどん貼り付けていけること。
テキスト文書はもとより、写真も貼れる。録音もできるようだ。

少し大きすぎるが、実際のノートを貼り付けてみた。
上から、写真・表・小さな写真・その側に書いたテキスト文字の順になる。
だが、「回り込みは可能か」と書いた文書?はOneNoteで小さい写真の横に来ている(つまり回り込んでいる)のだが、ここでは上から順に表示されてしまっている。


EverNoteに比べて容量やアップ容量は少ないが、無料で25Gというのはかなりのものだ。

だが、まだ今ひとつ使い勝手が判らない。



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2012.05.02

三越伊勢丹にナニワの洗礼

ぴよちゃん

大阪ステーションシティ1年 三越伊勢丹にナニワの洗礼

1日夕刊のトップ記事。

紙版では続けて「大阪のおばちゃん」の感想が載っている。
なにわのおばちゃんタレント集団「みかん山プロダクション」所属の女優さん?たちに聞いたものだ。一番人気は「阪神百貨店」。「行き慣れているから」という理由が多く、そんなに新しもん好きではないということか。

大阪駅前と言えば、阪急・阪神だった時期は長いし、自分も学生時代からよく行っていた。どちらかというと阪急の方が多いかな?皮肉なことに、新宿伊勢丹と阪急にしかない化粧品があったりして。
阪神はJR北新地から近いし、所用の帰りに総菜など買える。

今と違って、心斎橋も大丸とそごうがいい感じで競合して賑わっていた。


ぴよちゃんと百貨店は 無関係です


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2012.05.01

俳句の「春」いつまで?

藤の花

俳句の「春」いつまで? 四季に二つの基準

もうすぐ立夏。今は晩春ということになる。

ところが金子兜太氏を名誉会長とする現代俳句協会が編んだ【現代俳句歳時記】では、春は3月から5月としている。

金子兜太名誉会長は「現行の太陽暦に培われた生活実感とのズレを解消した」と序文で書く。
とある。これを、新感覚派と呼ぶらしい。

一方の伝統派は、最近出版した【日本の歳時記】(小学館)で。「春」は「立春(2月4日ごろ)から立夏まで」。とする。

両者には約1ヶ月のずれがある。

寒さのまっただ中で「雨水」や「春めく」は感覚的には受け付けないかもしれない。しかし、まさに「春めく」という言葉通り、春を待つ気持ちが表れていると見ることも出来る。

スイカは伝統派では秋の季語だが、夏真っ盛りに食すものではある。だが、朝夕涼しさを感じる頃にどことなく秋の到来を感じないでもない。
もっとも、食べ物から季節感が無くなってしまっている昨今ではある。


藤は、春の季語である。


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