堂場瞬一【七つの証言】
堂場 瞬一 著
税込価格: 525円
出版 : 中央公論新社
ISBN : 9784122055971
発行年月 : 2012.3
利用対象 : 一般
日々起きる事件、そのとき鳴沢が取った行動とは? 彼にかかわる七人の目を通して描く「刑事として生まれた男」の真実。人気シリーズ外伝、短篇で登場!
まだ「刑事・鳴沢了」シリーズを全部は読んでいないのだが、本書は彼と関わった人たちが見た鳴沢の話。それぞれのモノローグである。
優美とは結婚していて、娘がいる。
第一話は、失踪課の高城賢吾が登場。どこで関わったのだろう?部下の結婚式での出会いだが、初対面のようである。噂には聞いているが……といった程度か?
その結婚式で事件が起こり、例によって鳴沢が飛び出していく。まさにタイトル通り「瞬断」である。
現在この高城が失踪課に配属になった本を読んでいるのだが、明神愛美も登場している。
あとは、海坊主のような今(こん)やシリーズの最初に登場した大西海などが続く。「海」君は、管理職に就いている。
そして、最近(というか最近読んだ)登場した同僚の藤田。新聞記者を止めて小説家になった長瀬と続いていく。
だが、どうも軽い。まるで「踊る……」のような印象を受ける。いや、「踊る……」は一度しか観たことがないので、軽々しく比較の対処にしてはいけないか。
元同僚で、鳴沢と因縁浅からぬ探偵の小野寺冴、最後は義理の息子内藤勇樹を配している。
堂場瞬一作品
堂場瞬一【帰郷】(11.07.04)
堂場瞬一【雪虫】(11.07.28)
堂場瞬一【孤狼】(11.09.27)
堂場瞬一【破弾】(11.10.09)
堂場瞬一【讐雨】(12.03.27)
堂場瞬一【虚報】(12.05.16)
堂場瞬一【血烙】(12.07.30)
堂場瞬一【被匿】(12.08.21)
堂場瞬一【ラストダンス】(12.09.07)
堂場瞬一【長き雨の烙印】(12.09.16)
堂場瞬一【七つの証言】(12.09.27)
堂場瞬一【疑装】(12.11.24)
堂場瞬一【アナザーフェイス】(12.12.03)
堂場瞬一【約束の河】(12.12.05)
堂場瞬一【敗者の噓】(12.12.19)
堂場瞬一【断絶】(13.01.10)
堂場瞬一【逸脱】(13.01.22)
堂場瞬一【蝕罪】(13.02.10)
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