内田康夫【明日香の皇子】
内田 康夫 著
税込価格: 525円
出版 : 実業之日本社
ISBN : 978-4-408-50498-8
発行年月 : 2008.9
利用対象 : 一般
大東広告社員で24歳になる村久の恋人恵津子が失踪した。恵津子の伝言を預かっていると語る男に呼び出されるが、男は村久の眼前で殺される。「アスカノミコ」という言葉を遺した被害者は、村久が担当する大取引先企業・エイブルックタイヤの社員だった。【「BOOK」データベースの商品解説】
これまでの内田作品とは違って、何だか荒唐無稽な話のようでもある。
ただし、「浅見光彦倶楽部」会員の人気投票では、5位だったとか。しかし、浅見は登場しない。
タイトルの「明日香の皇子」という言葉に惹かれて買ったのだが。
「明日香の皇子」とは架空の人物だが、大津の皇子の事件に連座したのだという。その皇子が現代に蘇るとも。
その話と、戦争中の忌まわしい過去とが結びつく。
明日香の話しだし、「近つ明日香」も出てくるし、二上山はキーワードになるしと、舞台は申し分ないのだが。
明日香の皇子
2011/07/15 Reader™ Store発売
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