内田康夫【中央構造帯 下】
内田 康夫 著
税込価格: 540円
出版 : 角川書店
ISBN : 978-4-04-160779-4
発行年月 : 2011.9
利用対象 : 一般
平将門の崇りにまつわる巨大銀行員の怪死事件を調べる浅見光彦は「将門の椅子」の後任者である川本と知り合う。彼と協力しながら、導かれるように将門ゆかりの地を踏破していくが、それは奇しくも日本列島を貫く中央構造線上に重なっていた。【「BOOK」データベースの商品解説】
話が拡がりすぎて、やや冗漫な感を受ける。
プロローグの戦争末期の話とのつながりも、登場人物全てとの関連など、偶然の要素が強い。
将門の怨念に絞った方が、判りやすかったかもしれない。
純友・将門の乱については、歴史の時間に軽く触れられた程度の知識しか無い。
だが、大河で取り上げられていて、その時の子役のセリフが好きだったような記憶がある。
それにしても、銀行という所はおそろしい。
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