堂場瞬一【敗者の噓】
堂場 瞬一 著
税込価格: 690円
出版 : 文藝春秋
ISBN : 978-4-16-778702-8
発行年月 : 2011.3
利用対象 : 一般
神田神保町で、強盗放火殺人事件が発生。しかし容疑者は連日の任意取調後に突然自殺し、翌日には真犯人を名乗る謎の女性弁護士が出頭してきた。混乱する特捜本部──その時、刑事総務課勤務の大友鉄はOLとの合コン中だった。
うまいタイトルだなと思う。「敗者」が誰を意味するにせよ。
合コン会場から抜け出した大友だったが。一切本音を見せない女と対峙して「何かがおかしい」と違和感を覚える。事件はよからぬ方向へと動き出していた……。
それにしても、こうしたことが実際にあって欲しくない。警察内の腐敗については横山秀夫もよく書いているが、一部本当なのだろうか?
誰しも実績は挙げたいし、そのためには多少の無理はする。
しかし、それが人の命に関わってくるとしたら……
いや、逆転、また逆転の結末ではあるが……。
同期の芝と高畑が絡んで、また変わったおもしろさがある。
大友鉄の様子を見た
ほとんどの女の子は勘違いして、目で星がキラキラするから」という表現があってびっくりした。
だが、よく考えたら「目(の中で)という意味だろう。
堂場瞬一作品
堂場瞬一【帰郷】(11.07.04)
堂場瞬一【雪虫】(11.07.28)
堂場瞬一【孤狼】(11.09.27)
堂場瞬一【破弾】(11.10.09)
堂場瞬一【讐雨】(12.03.27)
堂場瞬一【虚報】(12.05.16)
堂場瞬一【血烙】(12.07.30)
堂場瞬一【被匿】(12.08.21)
堂場瞬一【ラストダンス】(12.09.07)
堂場瞬一【長き雨の烙印】(12.09.16)
堂場瞬一【七つの証言】(12.09.27)
堂場瞬一【疑装】(12.11.24)
堂場瞬一【アナザーフェイス】(12.12.03)
堂場瞬一【約束の河】(12.12.05)
堂場瞬一【敗者の噓】(12.12.19)
堂場瞬一【断絶】(13.01.10)
堂場瞬一【逸脱】(13.01.22)
堂場瞬一【蝕罪】(13.02.10)
敗者の噓
販売開始日:2011/07/15
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