小学校のかけ算 えっ?順序が違うと「バツ」
例えば、
あんパンを一人2個ずつ5人分買うと、幾つでしょう?という問題だと、
2×5=10 という立式をしないと ×になるというもの。
一人あたり2個ずつで5人分だから、10×2にはならないというのだ。
しかし、意外や文科省では、「決めていない」という。また、×にするかしないかの裁量も、各学校に任せているとか。
「一人分」の数を捉えて、それが何人分あるかという考え方は、確かに判りやすいだろう。
しかし中学に入ると、
n個のパンを5人分だと、「5n」となって この立式が破綻する。
また、上記の順番でなければと信じてきた子どもは、「5n」という形になじめないかもしれない。
この問題は、上記引用記事中にも登場なさる 作家の川端裕人さんのところでも、随分と論じられてきた。
画像は、一昨日ランチ用のサンドイッチを求めたパン屋さん。美味しそうなアップルパイがあったのだが、涙をのんで買うのを止めた。
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コメント
お久しぶりです。
英語だと乗数と被乗数の順番が日本語と逆になるので、同じ理屈で授業すると5×2にしないとバツが付くんだそうで…個人的にはとってもくだらないと思います。
そんなのでバツをつける授業を受けてなくて良かったと心から思う今日この頃です。
投稿: Mn | 2013.01.26 11:34
Mnさん、こんばんは。
∥5×2にしないとバツが付くんだそうで
えー、そうなのですか!
ところ変わればと言いますけれど、数学(算数)でそれはないと思っていました。
投稿: 涼 | 2013.01.26 19:01