荒川弘【銀の匙 3】
銀の匙 第3巻 Silver Spoon VOLUME 2
荒川 弘 著
税込価格: 440円
出版 : 小学館
ISBN : 978-4-09-123653-1
発行年月 : 2012/04/17
利用対象 : 一般
夏休みを同級生の御影の家で、酪農のアルバイトをしている。もうすぐ夏休みも終わる。
そこへ、兄が訪ねてくる。母親が心配して見てくるように頼んだのだった。
兄は東大生だったが、退学してラーメン屋で働いている。
弟(八軒)の無事を母親に電話で知らせる兄。
電話に出た父親が何故退学したか問うのに、「いやがらせ」だと応える。
ここにも、兄弟の何か屈託があるようだ。
しかし、二人とも味覚が優れている。
それは小さいときからちゃんとしたものを食べて来たからだと、御影の祖父は言う。
そこへ訪ねてきた双子の姉妹は、取れたてのトウモロコシを持ってきた。
食べものは、取れたてが一番美味しいのだ。
夏休みが終わって再び学校へ帰った八軒は、「豚丼」が大きくなったのを見る。もうすぐ出荷だ。
八軒は、御影家から貰ったバイト代で、「豚丼」の肉を買うことにする。
最終近く、と畜場のビデオを見たあと寮のお弁当は牛丼だった。
それを食している八軒のところに、「豚丼」の肉が届いたという知らせが入る。
銀の匙 第3巻
2011年12月19日初版第1刷発行
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