鮎川哲也【崩れた偽装】
鮎川 哲也 著
税込価格: 700円
出版 : 光文社
ISBN :978-4-334-76492-0
発行年月 : 2012/11/07
利用対象 : 一般
総合商社の秘書課長・悪田に突然かかってきた電話。柴崎さよ子と名乗った女は知られたくない過去を握っていた。女を殺害した悪田はとてつもない「アリバイ作り」を思いつく(「あて逃げ」)。老若男女あらゆる主人公たちが思いめぐらす殺人の「偽装工作」。それが崩れるまでの人間模様を鋭く描いた倒叙ミステリーの傑作短編集!【「BOOK」データベースの商品解説】より
倒叙ミステリーだが、コロンボのようにエリートの犯人を追い詰めるのではない。
その分、日常に起こりうるささいな殺意を決行してしまった犯人たちが描かれる。普通は、そんなことしない。その分、やや弱いとも言える。
本書の殆どは、警察は最後に主人公の取った言動の意味が解っていない。
紹介文の通りなのだが、中で哀れだったのは、「赤い靴下」だ。妻がお腹の子のために編んでいる、赤い靴下。当然喜んでくれると思った夫は、自分は無精子症で子どもは出来ないはずだと妻を責める。自殺した妻だったが、診断が誤診だったことが判って……。といった筋書き。
そこで主人公は、誤診をした医師を……。となる。
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