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2013.06.19

貫井徳郎【明日の空】

明日の空

明日の空貫井 徳郎 著
税込価格: 672円
出版 : 東京創元社
ISBN : 978-4-488-42505-0
発行年月 : 2013/04/25
利用対象 : 一般

帰国子女の栄美は桜の美しさを楽しむ余裕もなく、不安いっぱいで日本の高校での初日を迎えた。幸いにも友達ができ、気になる男の子とも仲良くなれたものの、やがて辛い別れを経験することに…。【「BOOK」データベースの商品解説】より

青春小説と思しきや、ミステリーだった。
歌野晶午の【葉桜の季節に君を想うということ】と模した方もいらっしゃったが……。
騙され感が、そんな感じ。


三部構成になっていて、第一部は栄美の語り。

第二部で、大学生の男子が語り手になる。一瞬、飛鳥部かと思わせるが、違う。
栄美と同じ大学だと判るのは、第三部で再び栄美が語り手になってからである。
ここでの重要人物は、黒人のアンディだが、彼には何か秘密があるようだ。

第三部は、いわば解決編。
「人は見かけでは判らない」の典型のようなものか。


色々あったけれど、というより、栄美にとって人生はこれからだ。
最後は、

明日は晴れだ、わたしはそう呟いてみた。
で、終わっている。



全然関係ないけれど、使いやすいRSSリーダーはないかなぁ。


明日の空
Kindle価格:514円


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