東野圭吾【真夏の方程式】
東野 圭吾 著
税込価格: ¥1,700 (本体 : ¥1,619)
出版 : 文藝春秋
ISBN : 978-4-16-380580-1
発行年月 : 2011.6
利用対象 : 一般
夏休みを伯母一家が経営する旅館で過ごすことになった少年・恭平。仕事で訪れた湯川も、その宿に滞在する。翌朝、もう1人の宿泊客で元刑事の男が、変死体で見つかり…。ガリレオシリーズ長編。
映画になっているらしいのだけれど、中身がさっぱり思い出せない。 二年前に書き始めた、「下書き」の記事があった。
「小学生相手だからといって妥協しない、湯川の誠実さがほほえましい。」とだけ書いてある。
パラパラと見かえしてみると、やはり子どもとの対話がいいなぁと思える。
肝心な事件の方は、草薙がどこかの家(元刑事の家?)を訪ねて行くのだったっけ?
恭平という子どもの叔父さん、そしてヒロイン成実の父でもある重治は、事件とどう関わっていたのだっけ?
と、??だらけなのだが、パラパラ読みからはあらためて湯川と子どもとの会話が面白い。
そして、別れを迎えた待合室での会話。まだ恭平には難しすぎるところもあるだろうが、妥協しない湯川の説明が潔い。
恭平は、これまでで一番すばらしい夏休みを過ごしたのは間違いない。
いろいろなことをいっぱい勉強して、それからゆっくりと答えを探そう。僕は一人ぼっちじゃないんだから――。
映画では、柴咲コウが降板したのはなんちゃらいうワケがあってと色々かまびすしいが、福山の湯川は板についてきたのだろうな。
見てみたいな、この映画。(子どものイメージはちょっと違う感じもするが……)
真夏の方程式
2011年6月6日第1刷発行
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