内田康夫【長崎殺人事件】
内田 康夫 著
税込価格: 660円
出版 : 光文社
ISBN : 978-4-334-76309-1
発行年月 : 2011.10
利用対象 : 一般
作家・内田康夫のもとへ、名探偵・浅見光彦宛の手紙が届いた。殺人容疑をかけられた父親を助けて欲しいという長崎の女性からの依頼だった。【「BOOK」データベースの商品解説】
今回、残念ながら?長崎みやげは、文明堂のカステラだった。
本書の主人公のお店は、モデルがあるのだという。長崎へ行ったのではなくて、行き先は佐世保だったのだから仕方ないのだが。
作家・内田康夫氏が登場するのは、本書が始めただという。その故か、この後度々登場する本ほど、鬱陶しくはない。
例によって、プロットも決まらぬままに書き進め、真犯人がわからず呻吟していたと、「自身のあとがき」にはある。
著者らしからぬ(失礼!)何とも見事な伏線があったと思ったら、これは偶然のたまものだという。ホントかな?
本書の初出は、1987年。「ポルトガル村」構想など出てくるが、これは1992年に開業されたハウステンボスと関係あるのだろうか?
長崎殺人事件
honto価格:630円
kindle価格:630円
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