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2013.09.30

「自炊」代行めぐる著作権訴訟、作家側が勝訴

ラポール


「自炊」代行めぐる著作権訴訟、作家側が勝訴 東京地裁

 訴えていたのは、浅田氏のほか、作家の大沢在昌、林真理子、東野圭吾の3氏と、漫画家の永井豪、弘兼憲史、武論尊の3氏。


今でも、自炊は多いのかな?
多くの作家の本が電子書籍化されるようになって、個人的な自炊は止めた。

最近は、書籍の中で 「代行業者による自炊」を禁止する旨の一文が入っているものも多くなった。
今読んでいる東野圭吾氏の【祈りの幕が下りる時】にも、

著者は本書の自炊代行業者によるデジタル化を認めておりません。
とある。

代行業者によるものがダメなのであって、「私的使用のための複製」は認められている。
業者の弁は、これと同じだというのだが。

自炊をするには、初期投資が必要になる。裁断機とドキュメントスキャナは、必須だ。
結構高いし、場所も取る。
今も業者が代行をしているということは、手っ取り早く一冊ずつ頼めたらいいなと考える人もいるのだろう。


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2013.09.29

固定電話のバッテリー

20130929_131835


固定電話の子機が、すぐにバッテリー切れになる。表示上では「充電完了」になっていてもだ。
ひどい時は、電話中に突然プチッときれてしまう。

子機は三台使っているのだが、一台はつれあいの部屋にあって、そう頻繁に使うわけではない。
あとの二台が、まったく同じ症状を呈している。

iPhoneの050ナンバーを取得して、固定電話はあまり使わないようにしようかとも思ったが、踏ん切りがつかずに結局バッテリーを変えた。

二台分で、4,620円もした。
もったいないなぁ。


そうそう、これを持ってきたときの、電気屋さんの言葉。
『この頃賢こなって、クーラーの温度は低くして扇風機を廻してますねん』
『そんなん、世間では常識ですよ-。』
『電気屋は、エアコンが一番や思てますよって。』

「紺屋の白袴」(?)とは、違うなぁ。


先日来、秋らしいいいお天気が続いている。日中は暑くなるが、朝晩は寒いくらいだ。
どこかへ行きたいなぁ。


色々書くことがあるのに、出来ない。



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2013.09.28

大阪の交通科学博物館、2014年4月6日に閉館

交通科学博物館


大阪の交通科学博物館、2014年4月6日に閉館…京都の新鉄道博物館に移行


子どもたちが小さかった頃に行ったところの一つ。
随分昔の話で、余所とこんがらがってしまって、何が展示してあったのかも覚えていない。
列車の中が、食堂だったような気もするが。

閉館となると、ドッと人が押し寄せるのだろうか?


夏休みには、500系新幹線16両フル編成をOゲージで展示…交通科学博物館の夏休みイベントも開催されていた模様である。

我が家にあった模型たちは、どうしたのだろう?処分したのか、押し入れの奥深く眠っているのか?かなりたくさんあったのだが。


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2013.09.27

浪速の朝

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いいお天気のようだが


ティラミス

昨夜は遅くまで、随分色々な話をした。


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2013.09.26

落合恵子【絵本処方箋】

絵本処方箋

絵本処方箋落合 恵子 著
税込価格: 1,575円
出版 : 朝日新聞出版
ISBN : 978-4-02-250744-0
発行年月 : 2010.5
利用対象 : 一般

絵本は年齢制限なし! 1冊の絵本が人生を救い、変えていく−。はじめて本に出会う子どもから疲れ気味の大人まで、心に効く、とっておきの絵本73冊を紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】


「こんな場合・症状の時にはこんな本を」と、著者が処方して(見繕って)下さる絵本の数々。
それぞれの症状と処方本を記録しておいて、その症状になったときに開いてみるといいだろう。

まさにピッタリだと思った(自分で処方している)のが、
どこか遠くに行きたかったら の『旅の絵本』。
今も時々、眺めている。

そしてやはり好きなのが
信じる「かけら」が欲しかったらの 『花さき山』

この本と同じく、斉藤隆介・滝平二郎お二人によるもう一冊
自分の弱さに腹が立ったら 『モチモチの木』

にんげん、やさしささえあれば、やらなきゃならねえことは、きっと、やるもんだ
『花さき山』とも通じる、いい言葉だ。


子どもの本の専門店「クレヨンハウス」は、青山店・江坂店とも今も健在のようだ。


絵本処方箋
2010年5月30日第1刷発行

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2013.09.25

半沢直樹の反応

オレたちバブル入行組


「半沢直樹」最終回、視聴者たちの反応は?続編は?

ものすごい視聴率だった。関西では、平均視聴率は45.5%、瞬間最高視聴率は50.4%に。涼が見た瞬間?(な訳ないけど)


半沢の妻(上戸彩)の評判が非常にいいのだが、……(苦笑)。

一方、ラストへの不満もある。だが池井戸潤さんは「最後は原作通り」とTweetしておられた。

そのラストシーンのせいか、続編への期待も大きいようだが、【ロスジェネの逆襲】読了。
「大丈夫!」というか。もう少しの我慢。
あ、お口にチャック!


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2013.09.24

【旅と鉄道 2013−11】

旅と鉄道 2013−11 国鉄時代を旅する

旅と鉄道 2013−11税込価格: 980円
出版 : 天夢人
発行年月 : 2013/09/21
利用対象 : 一般


表紙絵でわかるように、酒井順子さんが「よしまつ」という駅のベンチに腰掛けている。ここから、枕崎まで行くのだ。
特集は、「国鉄時代にタイムトリップ気分」。
小倉から枕崎まで、国鉄時代の電車に乗って行くという企画。

もう一つは、「稚内から大阪へ」。
しかしこれは、青森までは電車だったが、そこからは「トワイライトエクスプレス」を使っている。ちょっと惜しい。

他に、長距離普通列車の旅だとか、食堂車の話だとか、「いい旅チャレンジ2万キロ」だとか、鉄道遺産を残している第三セクターの話題とか。

盛りだくさんで、ドライヤーで髪を乾かしながらニヤニヤと眺めるのにうってつけ。
しばらく楽しめそうだ。

旅と鉄道 2013−11 国鉄時代を旅する

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2013.09.23

「しまねっこ号」ご縁結ぶにゃ

しまねっこ


「しまねっこ号」ご縁結ぶにゃ 一畑電車で毎日運行

島根には、あまりかわいこちゃんではないタイプのゆるキャラもいたはずだが、見つからなかった。何といったっけ?
彼(?)が自虐ネタをつぶやくのは、何だか笑えるのだが。


11月に、島根に行く。ただし、うんと西の方。
山陰本線は、全通したのかな?


昨日の池井戸潤【オレたち花のバブル組】というより、ドラマの方だが、半沢の妻の評価が非常に高いらしい。彼女と映画「風立ちぬ」の菜穂子は、妻の鏡なのだとか。

原作では、随分自分勝手な女に描かれていた、半沢の妻の花。
妻というものを理想化して描くことで、より高い視聴率を稼ぎ出したのか?


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2013.09.22

池井戸潤【オレたち花のバブル組】

オレたち花のバブル組

オレたち花のバブル組池井戸 潤 著
税込価格: 690円
出版 : 文藝春秋
ISBN : 978-4-16-772804-5
発行年月 : 2010.12
利用対象 : 一般

巨額損失を出した一族経営の老舗ホテルの再建を押し付けられた、東京中央銀行の半沢直樹。銀行内部の見えざる敵の暗躍、金融庁の「最強のボスキャラ」との対決、出向先での執拗ないじめ。四面楚歌の状況で、絶対に負けられない男達の一発逆転はあるのか。【「BOOK」データベースの商品解説】より


大阪での無茶な上司との戦いに、勝利して東京に戻った半沢。
評価されているのだが、それだけに困難な仕事が廻ってくる。


今回の相手は、老舗ホテルの老獪な従業員。それと通じている銀行内のお偉方。そして、金融庁の役人といったところ。


一緒に入行した近藤が精神を病んで出向している。そこでも辛い立場にあったのが、気持ちを切り替えてからは攻勢に出て行くのが面白かった。だがそれに気づいた「敵」は懐柔策に出る……といったところ。

だが半沢も、最後の切り札としては「脅し」を使うのだった。これがなかったら、勝利はなかった。


バブル入行組は4人だった思うのだが、あと1人は?


銀行に限らず企業の合併というのは、より望ましい改善を目指しているはずだが(本当は単なる合理化?)、得てしてこうした内部での軋轢を生むことになりやすいようだ。

身近にもそうした人の家族がいて、おつれあいが「(旧会社名)さん」と呼ばれることがあるのだとか。合併と言うより吸収された形だったし、人気の商品名はそのまま残されると思っていたのが、あっさりと覆るし。
ついでに言えば、名古屋駅に近づいたときに現れる大きなソーラー屋根の名前が変化したとき、ああ一般にはこういう形で認知されていくのだなと思った。


ドラマの人気は、すごかったらしい。日曜の夜にスカッとして新しい週を迎えられると、街頭インタビューで応えている人がいた。
今夜で最終回だったか? つれあいは見ていたのかな?
妻の描き方が、ドラマでは良妻であるとか。上戸彩の人気も高まっているとか?上戸彩って、ソフトバンクのCMの人ね、確か。


あ、iPhoneの三つどもえは、又女優陣の戦いでもある?>関係ない話
いや、三社間の戦いは、もっと熾烈なものなのだろう。そして、その内部でも……?


23日追記
最後の対決場面は、テレビならではというか。ちょっとやりすぎ?(この場面だけ見た)せっかくの追い詰め場面は、見ていない。
チラッと見た北大路欣也、父上そっくりになってきたなぁ。


オレたち花のバブル組
Kindle価格:690円


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2013.09.21

おみやげ色々

かまど

昨日の会議で、頂いたお土産。

↑は、香川の「かまど」。
「かまどちゃん」の、可愛いCMもあるとか。


みごちせきの甲羅

↑と↓は、宮崎県は都城市のおみやげ。

桃麗

お土産を携えてどこかへ行くとき、「大阪みやげ」というのはなかなかないんだなぁ。
京都駅での京都名物なら選り取りみどりなのに。京都又は神戸のお土産を選んでしまう。
本当は、おいしいものはいくらでもあるのだけど……。

で、↑のおみやげはいずれもおいしかったです。ごちそうさまでした。


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2013.09.20

百田尚樹【モンスター】

モンスター

モンスター百田 尚樹 著
税込価格: 1,575円
出版 : 幻冬舎
ISBN : 978-4-344-01807-5
発行年月 : 2010.3
利用対象 : 一般

町中の男を虜にする絶世の美女・未帆。彼女の顔は、かつて畸形的なまでに醜かった。周囲からバケモノ呼ばわりされる日々。そして思い悩んだ末、ある事件を起こしてしまう。移り住んだ東京で整形手術に目覚めた未帆は…。【「TRC MARC」の商品解説】

映画になったというので、読んでみた。
もっとドロドロした復讐劇かと思ったのだが、違った。
哀しい話だ。


幼い頃の「王子様」、そしてひたすら会いたいがために戻ってきた故郷。だがその王子様は、かなり身勝手な男のようだ。
こんな終わり方しかなかったのかなぁ。

【ヒトリシズカ】の時にも思ったのだが、こうした女性を見ていると辛い。


映画の主題歌は、「君待てども」。え?あの古い曲?

♪諦めましょ 諦めましょ
♪わたしは ひーとーりー


モンスター
2010年3月25日第1刷発行


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2013.09.19

現場歩いた頑固社長 豊田英二さん死去

初代クラウン

<評伝>現場歩いた頑固社長 トヨタの礎築く 豊田英二さん死去


国道1号線沿いを走っていたら、レクサスのショールームがあった。

『こんな車、買う人がいるんだなぁ』と、つれあい。
『トヨタの高級車やね』
『そう、クラウンよりも高級』

で、表記の話題に入ったのだが……。


『そうそう、「色彩を持たない多崎つくると彼の巡礼の年」に、主人公の友だちでレクサスを売ってる人がいてね』
『乗ってる方じゃないんだ』
『でも、同じくつくるの名古屋時代の同級生で、セミナーなどを経営(?)している友だちもいて、彼は国産車には乗らないの』
『ふーん、どうして?』
『色んな会社の人がセミナーを受けに来るから、一つの会社に肩入れするわけに行かないってこと』

などと、続いていったのだった。


そのレクサスのショールームだが、モデルがあるらしい。名古屋市千種区の「レクサス星が丘」ではということだ。


レクサス


せっかくなので(?)、レクサスの画像も。


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2013.09.18

西炯子【娚の一生】

娚の一生 4 結婚

娚の一生西 炯子 著
税込価格: 450円
出版 : 小学館
ISBN :978-4-09-134583-7
発行年月 : 2012/09/21
利用対象 : 一般

Kindleに入っていないのでこれまでは全て紙本かと思ったが、第3巻はhontoで購入してたのだった。
4巻のみ、何故か「結婚」というサブタイトルがついている。

いよいよ結婚を決心した二人、というところあたりで3巻が終わっていた。

しかしここまで来ても、なかなか進まない。いや事実関係はしっかり進展があるのだが、なにしろのんびりした二人だ。
だが、そんな中でも海江田のことがよく解ってないと悩む、つぐみ。
海江田に熱を上げていて今はつぐみを追いかけていた二世議員と結婚した、もと海江田の秘書真保。彼女から新しい秘書(院生)が海江田に惚れ込んでいることを聞かされたり、自分が知らない頃の女性と食事会をすると聞いたり。

そんな中、20歳の頃つぐみの祖母を追いかけて行った先で、4歳のつぐみと出会っていたことを話す海江田。
両親の不仲で、つぐみは時折祖母宅に預けられていたのだった。

『ばあちゃんも つぐみをおいてくの』(だったかな?)と言った、つぐみのセリフが可愛い。海江田自身もまた、親に捨てられた過去を持つ。

そうこうしているうちに、つぐみの妊娠が判明して、最後は出産のところで終わる。勿論、かなり厳粛な結婚式のシーンもあった。

関連記事

娚の一生
娚の一生 2
娚の一生 3


娚の一生
Kindle価格:420円


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2013.09.17

内田康夫【箱庭】

箱庭

箱庭内田 康夫 著
税込価格: 770円
出版 : 講談社
ISBN : 4-06-263369-8
発行年月 : 1997.3
利用対象 : 一般

浅見光彦は、義姉・和子がひどく落ち込んでいる姿が気になっていた。原因は彼女に送られてきた、差出人不明の脅迫めいた手紙。消印には島根県の「益田」という地名が。不安で怯える和子のために、光彦は島根へ…。【「TRC MARC」の商品解説】


今回は、珍しく義姉が事件の発端を持ってくる。
敵かと思ったのが味方だったり(これは途中で判明)、気を許した相手が敵だったりと、かなり錯綜している。
心配していた女学生の現在は、意外な暮らしを。

実際にあり得ることなのか、政治も病院も?

それにしても、警察の力の大きさを思う。


それよりも、【箱庭】というタイトルが面白い。「ああ、ここに来てやっと」という登場(?)なのだが、実は本書全体が箱庭の世界なのだった。浅見に言わせると、日本自身が箱庭だというのだが。

鳥居はともかく、登場人物たちがみた風景は、日本の原風景に近いかもしれない。

厳島神社というのが全国にあることは、初めて知った。
今回はそうした場所や地名の複数の存在を、うまく使っていた。


著者解説では、いつものようにプロットなしで書いてきてうまく収束させたとある。
それがもっともうまくいった【江田島殺人事件】は、まだ読んでないなぁ。


箱庭
Kindle価格:630円


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2013.09.16

作業工程

読取革命


昨日、道尾本と東野本が届いた。

東野本はTRCの情報が未だなので仮の書誌にしておいて(表には出ない)、道尾本から取りかかる。
中身を見ずして、解体する。但し、自炊ではない。

まず、カッターでカバーと本体に切れ目を入れてグイッと外側へ曲げる。そして、そろそろと取り外しにかかる。
中身だけになったものを、さらに少しずつわけて、カッターで端を揃える。勿論この場合のカッターとは、ナイフではなく裁断機のこと。

端っこがきれいに揃ったら、今度はドキュメントスキャナーにかける。要するに、手順としては自炊と同じだ。
が、ここからが多少違う。

スキャンしたものはPDFである。これを「読取革命」に読み込んで、テキストを抽出する。「読取革命」にはハイパーチェッカーという機能があって、原本(画像)と抽出したテキスト文字を並べて見比べることが出来る。ここでしっかり(誤認識を)修正しておくと、あとあとが楽である。

あらかじめメモ帳にはページ数を記載しておいて、チェックを追えたテキストを入れ込む。ここで再度文字を確認しながら、改行を外して一つの段落を一本の縄のようにしていく。また、ルビを《》に入れ込む。

ここまでが、かなり地味な作業。あとは専用ソフトを使ってデイジー形式に仕上げていく。


今年入った新人で、非常に戦力になる人がいて、楽しみである。それも、先走るのではなく一つ一つ確認を求めてくるので、応え甲斐がある。

「読む」という仕事は年期がいるし、一朝一夕には出来ない。だが、テキスト文字の校正というのは、PCさえあれば特別なソフトがなくても出来る。現在、その状態を楽しんでいるメンバーもいて、心強い。


画像は、「読取革命」の画面。


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2013.09.15

(思い出す本 忘れない本)『三四郎』

三四郎(思い出す本 忘れない本)『三四郎』 俳優・演出家、熊倉一雄さん






熊倉一雄さんといえば「ゲゲゲの鬼太郎」だが、字で見るこの名前は、どこかで見たことがある。
「ひょっこりひょうたん島」でもないし……。Wikipediaでようやく思い出した、吹き替えだ。ポワロとヒチコックだ。


その熊倉さんの「思い出す本 わすれない本」は、【三四郎】だ。
下町から山の手へ引っ越したときに味わったカルチャーショックは、三四郎の思いと重なると言う。

熊倉さんが読まれたのも中学時代だが、自分が初めて読んだのも中学一年生だった。
こんなにも洒落た世界があるのかと思ったような。

この年は、学校の図書館にある「漱石全集」を全部読んだ。
やはり一番好きなのが、本書だった。

【猫】でもそうだが、洒脱な会話を解するようになるのは、もっと先のことだ。
ある意味、漱石は哲学書かな。



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2013.09.14

iPhone:端末価格

Iphone


11日発表になった、新iPhone。ドコモが参入したことで、これまで以上に熾烈な価格競争が期待(?)される。

しかし、みんな割合簡単にキャリアを変えるものなんだと、改めて思う。自分の場合も、一人だけだったらiPhone購入時にさっさとソフトバンクに乗り換えていたかもしれない。それが出来ないのは、家族割りだとか何だとかといった「しがらみ(?)」があるからだ。

従って、違う会社の二台持ちなどということをしている。

さてそこへ、ドコモのiPhone登場である。それっとばかり戻るかと言えば、あまり食指が動かない。勿論、二年縛りのせいもあるが、何となく冷ややかに見ている。もっとも、これまでも新しいものが出たときにも、結構様子見はしているのだが。周りは、何だかいつも「新しもん好き」のように思っている方が多いのだが。

むしろ今回は、つれあいが利用料を気にしている。他社のことが念頭にないのはむろんのことだが、せっかく(?)なので、色々並べてみる

au
ドコモ

障害者割引比較

au:スマイルハート割引
ドコモ:ハーティー割引
ソフトバンク:ハートフレンド割引


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2013.09.13

「ななつ星」ベール脱いだ

ななつ星


「ななつ星」ベール脱いだ 漆色の機関車、客室に木材…

水戸岡鋭治氏のデザイン。やはり、事前の情報どおりすごいなぁ。


一方で、こんなニュースも。
「ななつ星」、海外からの集客苦戦 応募、募集枠の3割

香港の旅行会社と、まるごと売る契約をしたそうだが、なかなか伸び悩んでいるらしい。
国内では好調で、予約は取れそうにない。


トワイライトは乗ったが、北斗星とカシオペアはまだだ。これにも、そのうち乗るんだ。うん、絶対乗るんだ!!


画像は、まだベールをかぶったままのもの。



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2013.09.12

ゆるりまい【わたしのウチには、なんにもない。 2】

わたしのウチには、なんにもない 2。 なくても暮らしていけるんです

わたしのウチには、なんにもないゆるり まい 著
税込価格: 1,050円
出版 : エンターブレイン
ISBN : 978-4-04-729121-8
発行年月 : 2008.9
利用対象 : 一般

捨て変態参上。持たない暮し続行中! 汚屋敷で育ったことがトラウマで「物を捨てたい病」を発症した著者が、自分なりの捨てるコツや片づけのルールをコミックで紹介。Q&Aコーナーなども収録。【「TRC MARC」の商品解説】

本書の元になった本(漫画)も、読んでいる.(まだアップしてなかった)。
時折(しょっちゅう?)この手の本を読んでいないと、モチベーションが続かない。


実家がかなりものが一杯で、それがストレスで自称「捨て変態」になってしまった著者の、その後の工夫や考え方など。

漫画だからストレス無く読めるし、楽しい。


捨て生活で誰もが悩む「思い出の品」についても、「二通りのゆれ」があった模様。
卒業アルバムを捨てて、「K点越え」を体験した著者だった。だが、震災による津波で父の実家がなにもかも流されてしまった。父と母は離婚していて今は別々に暮らしているのだが、その父には写真がなかった。
著者が持っていた父が幼い頃の、その父(著者の祖父)との写真を、父に譲る まいさん。


著者のブログも拝見しているのだが、まことに潔い。
だが、「溜め魔」の母と祖母、夫との関係にも気を遣っている。
その辺りが、「勝手に処分」したことによる家族との軋轢を少なくしているのだろう。

色々と、参考になるお住まいである。

最後に、「禅に通じる」というのが良かったなぁ。


また、中崎タツヤ【もたない男】(13,08,31)との違いも、この辺りにあるのかな。

もっともこの二冊には、もう一つ違いがある。
まいさんの方は漫画なので、デイジー化に今のところ消極的。
一方の【もたない男】はテキストDAISY・音声デイジー、どちらも取りかかる予定。


わたしのウチには、なんにもない
2013年9月12日初版発行


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2013.09.11

新型iPhone、ドコモへの供給表明

Iphone5c

新型iPhone、ドコモへの供給表明 20日に発売

今朝ドコモもiPhoneを出すという話をしていて、
「少し安いのが出るみたいよ」と言うと、つれあいが
「私はそれだな」と言う。
「え?買うかも?」と尋ねると、
「どこででも調べ物が出来るのはいい」と言う。

母の元を尋ねた折に、質問に即調べて応えられるのを見ている内に、欲しくなったようだ。
ネックは利用料だが。


昨日の
東京オリンピックに、追記しました。


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2013.09.10

東京オリンピック

2020年のオリンピック開催地が決まるのは、日本時間では8日の5時。

東京オリンピック朝刊は締め切りが過ぎており、日曜日ということで夕刊もない。更に翌9日は新聞休刊日とあって、新聞での報道はこの日の夕刊にずれ込んだ。


この辺が、紙新聞の辛いところかもしれない。


勿論ネットやテレビでは、リアルタイムで報じていたことだろう。

五輪決定の瞬間、視聴率12・7% NHK

この間ずっと報道してきた↓で締めくくり(?)とする。

(康介が斬る・最終回)東京圧勝、手堅さと敵失と


東京オリンピックといえば、勿論64年のことを思い出す。

開会式は、天気の特異日である10月10日。期待通り、真っ青な空の下での開幕だった(むろんテレビ観戦)。この日は、学校が休みだったのでは?以降、体育の日になったのは、周知の通り。

たくさんの試合を、思い出す。

はだしのアベベ(東京では靴を履いていた?)が、二連覇したマラソン。日本の円谷選手は、銅メダルだった。後に、詩のような遺書を残して自殺している。

「東洋の魔女」という異名を取った、女子バレー。
ローマに続いて 王国の名に恥じなかった、男子体操。

ヘーシンクは強かった、男子柔道。日本選手も、金メダルを取っている。
ボクシングやレスリングでも。

チャスラフスカ(女子体操)に、うっとりしたっけ。この頃、女子の体操はまだまだ優雅さに欠けていた。

重量挙げの三宅選手も、この時だったな。


などと、相乗効果(?)として、このニュースはまたも記憶療法を生み出したのだった。


当日追記:夕刊を見て思い出したこと

東京オリンピック聖火最終ランナーの坂井君
記事では広島県出身とあるが、確か三次だったと思う。生まれた日が、45年8月6日であったというのが、選ばれた大きな理由ではなかったか。




11日追記

円谷の魂2020年へ走れ 兄・ライバル君原、招致喜ぶ

あの、首を振りながら走る君原は、今も健在なのだ。


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2013.09.09

マイクロファイバーモップボール モコロ

マイクロファイバーモップボール モコロ


「モコロ」という掃除機(?)を買った。
掃除機というのは、語弊があるかもしれない。球体をマイクロファイバーで覆ってモップとして使用するもの。

単三電池三本で動かすので、果たしてどれくらい使えるのか?15分タイマーが自動でついているので、電池が切れるまで動いているということはない。

掃除範囲は、ルンバのように家中というわけにはいかない。「ちょっとその辺」というところ。

しかし、モップの取り外し・装着が結構難儀だ。ゆるゆるだと抜けるからだろうか、サイズがキチキチなので外しにくいし、はめにくい。結構力がいるのだ。頻繁に電池替えをしなければならないと、大変だな。
モップについた大きめのゴミは、付属のブラシが掻き出す。汚れたら、取り外して洗うことも出来る。

動いているときは、猫の鳴き声のような音がする(オフにすることも可能)。これがかわいい。

この声(?)を聞くだけでも、楽しいな。


気になるお値段は、Amazon経由で2,154円だった。


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2013.09.08

「何度も騒がせたが今回は本気」 宮崎駿監督が引退会見

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「何度も騒がせたが今回は本気」 宮崎駿監督が引退会見

「宮崎氏の引退声明とドコモのiPhone発売はいつも空振りだ」、というのが定説のようだったが。
今回は、本当だろう。

これまでのメッセージの集大成のような形での【風立ちぬ」。作品への評価は色々だが、敢えてファンタジーにしなかったのも、その辺りだろう。

だがこれまでも、氏のメッセージは変わりなくあったと思う。

子どもにも理解できる形での、「平和の大切さ」など。


後継者を身内にしないという決心でもあったのだろうか?


一方の、ドコモも、力を入れた「ツートップ」も今ひとつで、顧客離れは歯止めがきかない。
今度こそ、本当にiPhoneを売り出すようだ。


画像は、木曜日の会食場。
地下で圏外だったので、料理をPostEverしていない。


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2013.09.07

織田作之助【夫婦善哉】

夫婦善哉

夫婦善哉織田作之助 著
税込価格: 452円
出版 : 新潮社
ISBN :978-4-10-103701-1
発行年月 : :2013/01/30
利用対象 : 一般

妻が必死に稼いだ金を今日も夫が無駄遣い。それでも切れぬ夫婦の不思議…。【「TRC MARC」の商品解説】より


映画では森繁久弥と淡島千景が演じており、森繁の『おばはん、たよりにしてまっせ』というセリフが妙に印象に残っている。
だが映画を見たわけではないのだ。だから、実際にそのセリフを聞いたわけではない。

森繁・淡島に比べれば、今回の二人はうんと若い印象だ。だが、それは単に、森繁・淡島という俳優を子どもの頃に見ていたという、相対的な感じ方かもしれない。

しかし、この本(映画も)は嫌いだ。
こういう世界もあるのかもしれないが……。


描かれている大阪は、大正の頃も映画が出来た頃も、あまり変わりなかったのではないか?
天牛書店が二度ほど登場したのも、なつかしかった。


続編が見つかったとかで、ドラマではそこまで描く予定。
新天地を目指して、別府へ行くのだ。
だが、どこへ行こうと、柳吉のこの性格が直るものではあるまい。


夫婦善哉

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2013.09.06

大阪880万人訓練

大阪駅から西梅田へ

昨日のこと。
大阪へ出ると駅近辺で、「本日11時から、大阪880万訓練を行います」といったようなアナウンスが流れてきた。
阪急で買い物をして、会議場へ着いたのが11時少し前。
この話をしていると、同室者が「自分たちは関係ないのかな」と言った。

この時在室していたのは、滋賀県人・和歌山県人・島根県人だった。
「いや、大阪であるのだから」と言っている内に、全員の携帯が鳴り出した。
メロディー(?)は既に覚えていないが、緊急速報と違い、穏やかなものだったと思う。

11時15分頃、今度は滋賀県人と自分のiPhoneが鳴った。これは、「津波警報」だった。
『今度は近い順に来るのかね』などと言っていると、和歌山県人のiPhonが。そして少しして、島根県人のスマホが鳴った。
『言うてた通りやね』ということになったのだが、ホントかな?


しかし、iPhoneの場合、最初にメッセージが現れているのだが、ロック解除すると消えてしまう。
見直せないねと滋賀県人と言ってると、和歌山県人がデスクトップ画面(でいいのかな?)を上から下へ降ろすと表示されるという。天気予報なども、それで解るのだとか。

へー、知らなかったよ。
と、また一つひょんなことから機能を知ることになった。


ちなみに、「お知らせ」を聞いていなかったつれあいは、突然でビックリしたそうだ。


画像は、昨日の成果物(?)。大阪駅桜橋口から西梅田の途中で。


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2013.09.05

吉本浩二【さんてつ】

さんてつ 日本鉄道旅行地図帳 三陸鉄道 大震災の記録 (BUNCH COMICS)

さんてつ吉本 浩二 著
税込価格: 580円
出版 : 新潮社
ISBN : 978-4-10-771652-1
発行年月 : 2012.3
利用対象 : 一般

「あまちゃん」の9月2日放映に関連して見つけたコミック。

丁寧に1人1人に取材している様子がわかる。
また、同行した編集者が、取材日の著者の様子を伝えている。
被災者でも出身者でもない著者は、自分がこの漫画を書いていいのかどうか、悩む。
その悩みは、取材する毎に深くなる。だが、色々な人と関わるうちに、


最後の方で登場する、切符を1000枚買ったのが【鉄道ひとつばなし】を書いた原武史さんだったという話が嬉しかった。この方は、明治学院大学国際学部の教授である。

三陸鉄道復旧にかかる費用で、高速道路を通した方がいいという人もいる。
だが原氏は、高速道路には(三鉄復旧に必要な108億より)もっと予算が必要だという。バスの場合、輸送量が少ない。渋滞に巻き込まれたり雪などの影響も受けやすい。

列車の場合は、一度に多くの客を定時に運べる。風景も楽しめるので、観光客も呼べる。
ヨーロッパでは、今路面電車が復活している話や、富山のライトレール・九州の肥薩鉄道の話なども熱心に語る。

確かに、廃線が相次いだ北海道では、その廃線沿線は寂れてしまっている。これは、現に訪れてそういう印象を持った。


本書が出来るまでの様子も描いて、終わる。


さんてつ
Kindle価格:420円
honto価格:


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2013.09.04

森村誠一【棟居刑事の悪の器】

棟居刑事の悪の器

棟居刑事の悪の器森村 誠一 著
税込価格: 540円
出版 : 角川書店
ISBN : 978-4-04-175389-7
発行年月 : 2011.9
利用対象 : 一般

梅雨明け迫る豪雨の夜、都内で轢き逃げと女性の絞殺事件が発生した。手がかりが少なく暗礁に乗り上げた捜査陣に追い打ちをかけたのは、近くの新興宗教の元本部施設で絞殺死体が発見されたとの情報だった—。【「BOOK」データベースの商品解説】


かなり古い本。と思ったが、一昨年初版本だ。だが、自分で買った本ではないしと、表紙部分は既に廃棄していた。それが、目次部分からは残っていたのだ。
【家出猫の土産】という章タイトルに惹かれて短編集かと思って読み始めたのだが、長編のトップだった。

副島という登場人物もいるように、佐賀県出身の男女が東京へ出てきて出会った災難と再生を描く。
途中ぶっ飛ばしの読み方なので、細かい筋はよく解らない。

偶然と思われた事件と事故が結びついて、最後は上記佐賀県人たちの関係で収束する。


棟居刑事というのは著者の作品でよく登場する刑事だが、「悪の狩人」と紹介文にはあった。
【人間の証明】の頃からしばらくは著者の作品をよく読んでいた。こうした、幾つかの関係ない話を最後にうまく結びつける手法は、よく用いられていたと思う。

最近は、他に色んな方が出てこられて、夏樹静子同様、ご無沙汰だった。
一時は、夏樹氏と並んで美男美女作家といわれたこともある方だが。


温室-->

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2013.09.03

「あまちゃん」と北鉄

Photo


昨日、「あまちゃん」が3.11を描いている旨Tweetがあった。つれあいの出勤日なので、「昼あま」を見た。

見ていて秀逸だなと思ったこと。実際の映像を流すのではなく、また被害に遭ったであろう人たちを描くのでもない。例えばテレビを見ている東京のアキ達を描いて、あの日のニュースを思い出させる。より、リアルに。「その場面」は合成映像であった。


そして、あの運転手が列車を止め、乗客を安心させるために言ったセリフ。遠くに見える外の明かりを頼りにトンネルを出て見た光景。
それらは全て、現実に起こったことだった。

今日の放映であった、鉄道の復興への息吹も又。


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2013.09.02

読書メーター

読書メーター


読書記録を何でするかに、四苦八苦している(大げさ)。

先日書いたReading+は、リンク先を貼れるのはいいのだが、やはり使い勝手がいいとは言えない。
「慣れればいいのかな」などと次の記事で書いているが、一挙に15冊ほど登録したのはいいが、そのまま放置状態になっている。

iPhoneアプリがないのは、痛い。

で、あらためて、「読書メーター」なのだが、既に2010年に登録していた。Google検索で入ってみると、何故か「ログイン中」になっていた。そして、読了本が5冊と出た。

自分のブログのリンクを貼れないのがマイナス点なのだが、iPhonアプリがあるのはいい。
バーコード登録も出来るので、とりあえずの登録も簡単。

あれやこれや使ってみても、どうも長続きしないらしい。

あ、ブクログもあったのだった。
それからもう一つ、既に名前も思い浮かばないのもあるなぁ。あれも、バーコードを使って一生懸命登録したような記憶が。そうだ、そのためにバーコードリーダーを買ったのだった。


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2013.09.01

あさのあつこ【グラウンドの空】

グラウンドの空

グラウンドの空あさの あつこ 著
税込価格: 1,365円
出版 : 角川書店
ISBN : 978-4-04-874076-0
発行年月 :2010.7
利用対象 : 一般

エースがいない野球部のキャッチャー、瑞希。このままでは地区大会すら絶望だ。そんなとき、チームメイトがピッチャーを見つけてきた。しかし透哉というその少年は、心に傷を負っていて−。【「TRC MARC」の商品解説】より

あさのあつこは【バッテリー】でファンになったのだが、巻を読み進めるに従って、少々食傷気味になってきた。
しばらくは、避けて通っていた。

本書も、地方の中学野球チームの話。
【バッテリー】と違って、純粋に野球が好きな少年たちの話で、肩が凝らない。

登場人物は、主に三人。
作楽透哉(さくら・たつや):ピッチャー。親元を離れてこの町で祖母と暮らしている。
山城瑞希(やましろ・みずき):キャッチャー。小学生の頃見た、甲子園での高校野球が忘れられない。
田上良治:ファースト。瑞希の幼なじみ。

彼らに、透哉の祖母や、瑞希や良治の家族がからむ。
勿論、チームメイトも。

このチームの監督が、面白い。

透哉は天才的なピッチャーだが、それが故に心に傷を負い、野球を捨てようとする。だが、祖母の家にも、野球の道具は持ってきている。

甲子園を夢見る瑞希は、ひょんなことから透哉と知り合い、野球部に誘う。

地方の小さな街は不況にあえぎ、選手たちの家庭も、それに巻き込まれる。
そうしたサイドストーリーを挟みながら、最後は全国大会に出るまでを描く。

どちらかというと、甘い。その分、ストレスは少ないか。


透哉の祖母の描き方が、少し変だ。70過ぎということだが、『それは、野球とかいうものの道具か』とかいうセリフはないだろう。


序章
一章 夏のミット
二章 転校生
三章 全力投球
四章 挑む者たち
五章 遠い街で


グラウンドの空
平成22年7月20日初版発行

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