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2013.10.31

Shurikenで送信できなくなった件

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10月29日、朝は普通に送信できていたShurikenからのメールが、午後帰宅してから出来なくなった。
一旦受信をし直しても、出来ない。エラーメッセージは出るのだが、小さな字なので読めない(苦笑)。
たまにあることなので、その内復活するだろうと思っていたが、一向にその気配がない。

仕方なく、Gmailから送信する。Gmailからであっても、相手にはニフティから発したようになる。つまり、送信者はニフのアドレスからということ。これをしておいてよかった。

次に、ニフのWebメールを試してみる。混雑しているからというので、なかなか受信できない。そりゃそうだ、サーバーにはこれまでのメールが全てたまっているのだから。

それにしても、どちらも今ひとつだなぁ。
新しもの好きと思われているかもしれないが、意外と保守的なのだ。「新しいもの」は、新しいのだから当然なじみが薄い。だからスッと入っていける。
だが、これまで馴染んだものは、変更されることに強い拒否反応を示すのだ。


その内、思い出した。
夏頃からしつこく、↓のようなメールが来ていたのだ。

【重要】@niftyメール設定変更のお願い  この度、お客様にご利用いただいております@niftyメールにつきまして、 より安全にご利用いただくため、仕様の変更を行うことになりました。 これに伴い、メールソフトの設定変更を行っていただく必要がございます。

 【仕様変更実施日】
  2013年10月29日(火)

じゃーん!まさにその日ではないか。
つれあいやチビさんのパソコンは早々に設定変更をしたのだが、自分のは以前からその設定になっているはずだと思い、特に確認していなかった。

今更間に合わないかと思いながらも、ダメ元で「送信時の認証有効」にチェックを入れる。

おお!送信できるではないか!


Shurikenのいいところ

・「そのまま転送」が出来る
これは、優れた機能だと思うよ。見出しに「FW」が付いたりしないし、何より送信者が元々の人になる。勿論ヘッダを見れば涼から転送したことは判る。

・仕分けがしやすい
これも、ポイントが高い。自分のメールボックスは、ほぼML毎に自動受信される。

・迷惑メール対策
これも、ポイント高し。


ということで、まだビクビクものだが、何とか復活。


画像は、まだまだ紅葉には早い街道。


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2013.10.30

柴田よしき【激流 上】

激流 上

激流 上柴田 よしき 著
税込価格: 760円
出版 : 徳間書店
ISBN : 978-4-19-892943-5
発行年月 : 2009.3
利用対象 : 一般

京都。修学旅行でグループ行動をしていた七人の中学三年生。知恩院に向かうバスで、その中の一人の女生徒・小野寺冬葉が忽然と消息を絶った—。二十年後。三十五歳となった六人に、突然、失踪した冬葉からメールが送られてくる。「わたしを憶えていますか?」【「BOOK」データベースの商品解説】より

この紹介文というのは時々内容を誤って伝えている。
メールが送られてきたのは、二人。しかも、20年後消息がわかっているのは、6人ではなく5人だ。
その、消息がわからない一人というのが一つの鍵になっているのだが。

20年前の京都。バスに乗り込む同じ班の7人の紹介から、本書は始まる。
班長の三隅。副班長で、後に消息がわからなくなる
美貌の貴子。
ひとり違う世界に生きているような
鉄道で盛り上がる、 と 。

20年後、一通(二人に来たから二通)のメールが元で再会した彼らは、それぞれの事情を抱えていた。

しっかり者の三隅は編集者の仕事をしているが、プライベートでは離婚調停中。仕事の面でも、悪質な嫌がらせを受ける。


彼らと彼らに絡む人物の色々な状態が出そろったところで、物語は後編へと続いていく。

NHKでドラマになっていたようで、読んでみようと思ったきっかけはそれだった。

柴田よしきというのは、京都を舞台にした作品が多かったのではなかったか。女性刑事だったか、探偵だったかが主人公で。
一二冊、読んだことがあるような。

激流 上
Kindle価格:550円
honto価格:578円


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2013.10.29

チョイモビ

チョイモビ

日産と横浜市、1分間20円の超小型EVカーシェアリング「チョイモビ ヨコハマ」

阿川大樹さんのブログで、チョイモビに乗ったと書かれていたので、どんな車なのか検索してみた。
新しい形のカーシェアリングで、最寄りのステーションから出発し、違うところで乗り捨てが可能な一種のレンタルカーのようなものらしい。

ただ、予約がスマートフォンで出来るのが新しい。
阿川さんの体験では、 

13分かかって260円、バス(210円)よりもちょっと高い。
ということだった。
ステーションが近くにあると、随分便利だろうな。

今のところは(2014年9月末まで実施予定)は、横浜市内に限られている。
せっかく横浜に行ったのだから、見てみたかったなぁ。


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2013.10.28

横浜行き

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既に10日も前のことになってしまった。

せっかく横浜へ行くのだから、もう一泊して色々見て回りたかったのに。
鎌倉まで、足を伸ばしたい思いもあったのだったが。ちょっと厚かましいことを妄想したりして……。


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ホテルを出て、中華街への道を右に見て、そのまままっすぐ進む。


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よこはまー たそがれー (131019)で載せたのとは、ちょっと違う角度から。
最後のは、雲の雰囲気が自分では好きなのだ。


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2013.10.27

松本清張【疑惑】

疑惑

疑惑松本 清張 著
税込価格: 500円
出版 : 文藝春秋
ISBN : 4-16-710667-1
発行年月 : 1985.3
利用対象 : 一般

海に落ちた車から男の遺体が。妻は夫を殺したのか? 稀代の悪女と書き立てる記者と、闘志を燃やす弁護人の対決。彼女は殺人犯なのか? その結末は? 明治の藤田組贋札事件を描く「不運な名前」も併録。【「TRC MARC」の商品解説】

本の案内は28年前に出版されたものだが、画像とリンク先は新装版で。

この記者の追求が激しくて悪女は捕まったのだったか?そんなはずはないか。だが、優秀な弁護士は、悪女を獄から出すやもしれぬ。
彼女が出てきたら……。と怯える記者を描いた作品だったような気がするが。

何となく印象は覚えていても、やはり細部は忘れている。もう30年近く前の本だ。

【不運な名前】は、偽札作りの汚名を着た?熊坂長庵にまつわる話。北海道の博物館のようなところでの、主人公のなにか説を誰かが聞いたといった話だったか?


しかしまぁ、ものの見事に忘れるものだ。と、毎度同じことを慨嘆しても仕方ない。
疑惑
1985年3月25日第1刷
1988年12月15日第5刷


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2013.10.26

お寺工夫してまっせ ~眞鍋かをり&酒井敏也~

一心寺


お寺工夫してまっせ ~眞鍋かをり&酒井敏也 大阪ひと味違うお寺旅~大阪

リンクは、即切れるかもしれない。

ずっと見ていたわけではないが、なかなか面白かった。
リンク先の写真では、一心寺での酒井さんが写っているが、なかなか触ろうとしないのを住職が誘導していたような。

この一心寺は宗派を問わないのではなかったかな?法事で、何度か行ったことがある。

閻魔が出てくるお寺の境内は子どもたちの遊び場にもなっていて、こういうお寺はいいなと思う。

出前をしている住職は、もう少しお話しが上手だといいのに。

時々酒井さんが固まってしまうのが、可愛かった。俳優とあるが、どんな方なんだろう?


画像は、一心寺。


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2013.10.25

堂場瞬一【沈黙の檻】

沈黙の檻

沈黙の檻堂場 瞬一 著
税込価格: 840円
出版 :中央公論新社
ISBN : 978-4-12-205825-5
発行年月 : 2013/08/20
利用対象 : 一般

十七年前の殺人事件で犯人と目された男・末松は、自らの無実を証明しようともせず、沈黙を守り続けていた。ある日、末松が何者かに襲われ、警護を命じられた刑事の氷室は、彼が何かを隠していると確信し、独自に調べ始める。そして、末松の共犯だという男が殺された―。「容疑者」に甘んじる男の心の謎をめぐる物語。【「BOOK」データベースの商品解説】

紹介文は、ちょっと違う。犯人と目されていたわけではない。

整理魔という点でその末松と似ていると感じている氷室は、ひたすら真実に迫ろうとする。
かたくなな態度を崩さない末松だが、氷室には相通じる物を感じているようだ。

17年前の被害者の息子の葛藤。
末松が17年前の事件の犯人だと週刊誌に売り込んだ、それこそ、屑のような男。


末松の沈黙は、だが新たな被害者を作ることになってしまったのか?
氷室が唯一心の安寧を得られる食事処「まゆ」の女将高井真由子の選択は?また、氷室の選択は?
「沈黙」という「檻」に閉じ込められて過ごした17年。末松自身の選択は、正しかったのか?


と、何だか中途半端な感もある終わり方だったが、若い二人に託してということで、良しとすべきか。
一気に読める、面白い本だったが……。自分では、もっと違う結末を期待していたのかもしれない。

しかし著者は、色々な刑事像を描いているなぁ。
沈黙の檻
kindle価格:650円
honto価格:683円


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2013.10.24

ペースメーカー「携帯の影響ほとんどない」と総務省 

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ペースメーカー「携帯の影響ほとんどない」と総務省 電車内携帯マナー変わる? 鉄道会社見直しの動き (1/2)

電車に乗ると必ず「ペースメーカーなどに影響を及ぼす恐れがありますので、優先席付近では電源をお切りください」といったアナウンスが流れる。

以前からいわれていたことでもあるのだが、実際には携帯電話が心臓ペースメーカーに与える影響は小さい」らしい。と、総務庁もこの一月に指針を出している。

これを受けて各電鉄会社では、車内アナウンスの変更を検討しているという。
ただ、マナー上のこともあって、電鉄会社での足並みは揃っていない。

専門家は「トラブル防止の観点からも各社で(呼びかけを)統一するべきだ」と
仰っているようだ。

何故、このような方向になったのか。

 しかし昨年7月、電波の出力が強く、ペースメーカーの誤作動を招く恐れがあった「第2世代」(2G)と呼ばれる携帯電話のサービスが終了。ペースメーカーも改良され、現在は電波の影響を受けにくくなっている。
ということのようだ。

それでは、電鉄会社の方向はどうか?

 京阪電鉄は指針の緩和にいち早く反応。3月から混雑時を除き「電源オフ」の呼びかけをやめた。近鉄や阪神電鉄は今後、車内放送の見直しを含め検討を進めるという。JR西日本は「とりあえず現状のまま様子をみたい」との姿勢だ。
だが、阪急電車や南海電車は、これまでどおり放送を続けるという。


しかし、実際にペースメーカーを使っている人には、不安が残るだろう。
それには、医師からの説明が必要になってくるのではないだろうか。


先日、車内でこんなことがあった。

ある駅から乗り込んできた女性客が、優先席が空いているのを見つけたようだが、たしか『空いてるけど、携帯を使っている人がいる』といったようなことを聞こえよがしにつぶやいた(ような)。

その近くにいたじいさんが隣に座っていた若い女性に、『ペースメーカー(とは言わなかったなぁ)の人がいるから携帯を止めろ』という風なことを言った。
若い女性は即スマホをバッグにしまい、件の女性は席に着いた。
その後でも彼女は、臨席のおばさんに『何かあったら、電車止めんならん』とか、何度も言っていた。

実は↑の記事とは関係なく、自分の状態を若い女性に説明して、スマホを使わないよう話せばいいのにと思ったのだった。
アナウンス無視で使っていたということは、この際於いておく。


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2013.10.23

1964年に売れた本 “日本”遠のき“ニッポン”へ 

山下公園

(ニュースの本棚)1964年に売れた本 “日本”遠のき“ニッポン”へ 天野祐吉

記事にはこの年のベストセラーが掲載されている。

一位が、大島みち子と河野実の【愛と死をみつめて】で、二位に山岡荘八の【徳川家康】が来ている。
サトウハチローの三部作【おかあさん】も、この年の出版だったのか。
そしてオリンピックの年らしく、5位が大松博文の【おれについてこい!】と続く。


天野さんは、【愛と死をみつめて】について、

こうした”純愛”は、日本にはあってもニッポンにはない、ということもあるだろう。が、そのことよりぼくが驚くのは、二人が交換した400通の手紙の“言葉”だ。
と、世の中が変わることは、言葉が変わることではとも断じていらっしゃる。

これは確か、吉永・浜田コンビで映画にもなった。その前に、大空真弓と山本学でテレビドラマになっていた。レコードもよく売れていた。著者の後日談があったりしたが……。


それよりも、(ベストテンの)著者名が即入力できない来ない)ことに、時の流れを感じないでもない(?)。


これ(予定稿)を書いたあとで、天野祐吉さん死去 「広告批評」「CM天気図」のニュースに衝撃を受けた。

こんなピリッとした文章を書く方が、今後現れるだろうか?


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2013.10.22

作家の連城三紀彦さん死去 「戻り川心中」「恋文」

戻り川心中

作家の連城三紀彦さん死去 「戻り川心中」「恋文」

かなりショックである。好きな作家だった。まだ65歳だったのに。

画像はやはり、【戻り川心中】で。

詳細ははるか記憶の彼方だが、あの菖蒲のことを思い出して旅館へ戻ってくるのだったか?いや、違うかもしれないが。

やはり、再読だな。
というわけで、Kindleでポチッ。
なんと、紙の文庫版は、4,960円だ!
ちなみに、Kindle価格は、470円だった。


関連記事
【戻り川心中】(060219)

【嘘は罪】(060715)

【暗色コメディ】(070114)

【白光】(090623)

【変調二人羽織】(120127)

【恋文・私の叔父さん】(120212)


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2013.10.21

プリンター買い換え

カラリオ

少し前から、プリンターの調子がおかしくなっていた。Wi-Fiでうまく印字出来なかったり、色が変だったり。
レーベル印刷の時に、インク漏れらしい症状が出た。真っ赤ではないがそれっぽい色で、ミステリだったので、選んだみたいになった。しかも、その色の流れ方も。

いや、シャレじゃなく困った。
というので、修理に出すのではなく、ちょっと前にチェックしていたフラッグシップモデルをゲットするチャンスが来たのだった。
これは今のに比べて筐体が小さいのも売りのようだ。

後で「マイページ」から見ると、今のは昨年2月に購入している。そのあと805が出て、今夏の806へと繋がっていく。
嬉しかったのは、レーベル印刷がやりやすくなっていたこと。これまでのものはお皿にのせてプリンター内に吸い込ませていくのだが、上っ面に乗っけているだけなので、ややもすると外れてしまうことがある。そうなると、インクが広がって汚れてしまう。

今回のは、丸い溝の中にすっぽりと収まる。ずれないので、一度差し込んだら印刷終了まで大丈夫だ。


もう一つ、Wi-Fiの設定が非常に簡単になっていた。
別室で使っているパソコンは有線なのでUSBでの接続にしたのだが、これ(このパソコン)はメインで使っているし頻繁にプリントアウトするので、当然Wi-Fiで使いたい。

以前のは、この設定で苦労した。
今回は、付属のCDを入れて指図されるままに「次へ」を押していくと、あらまー、ちゃんと繋がった。
ありがたい。

色は、引き続き「情熱の赤」ということで。


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2013.10.20

大江健三郎【個人的な体験】

個人的な体験

個人的な体験大江 健三郎 著
税込価格: 500円
出版 : 新潮社
ISBN : 4-10-112610-0
発行年月 : 2008.9
利用対象 : 一般

日曜日は昔読んだ本のことを記録して、(その本に)決着を付けようかなと思っている。
本書もおそらく「新潮文庫の一冊」だったのだろう。

内容は、長男の光君誕生前後のことだったような記憶がある。

鳥(バード)という主人公と当久木(火見子)という女性との関わりなど、またバードの意識の変化などがあったような気がするが……。

と、断片的な記憶すら残っていない。

読んだのは、17年ほど前か。とすると、そんなに経っているわけでもない?
いや、チビさん誕生がこの前年だし、やはりそれなりの年月はあるわけだ。

個人的な体験
昭和56年2月25日発行
平成8年11月30日26刷


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2013.10.19

よこはまー たそがれー

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二日目
午後からの分が意外と早く終わったので、新幹線の時間まで少し間がある。
近くの記念館目指して歩き出したのだが、前方に海が見えたのだ。


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急遽予定を変更。
「大桟橋」という案内にも惹かれたが、そちらは時間の関係でパス。山下公園まで行ってきた。


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中華街を抜けて、石川町駅へ。
しかし、これがなかなか遠かった。

みなとみらい線にも乗ってみたかったのだが、これもパス。

何より、「港が見える丘」と「赤い靴記念館」に行けなかったのは、残念だった。いつかリベンジしよう!


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2013.10.18

横浜の朝

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↑ 横浜スタジアム


以下、朝食。
バイキングでないのが嬉しい。


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さて、今日も一日 がんばろう!


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2013.10.17

中華街


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本日は朝から理事会で、午後から大会が始まる。


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まずは前夜祭ということで、昨夕は会食だった。


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せっかくなので、紹興酒をほんの少し。


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かなり遅れて、北海道から到着。まさかの雪だったとか。


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「まさかの」で言えば、予約していた新幹線が、その列車だけ運休。やれやれ、後続の列車への手続きをしたのだった。

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山桃のジェレで締め。

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いかにも中国のボーイさんという感じのウエイターがお給仕をしてくれた。


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2013.10.16

内田康夫【ぼくが探偵だった夏】

ぼくが探偵だった夏

ぼくが探偵だった夏内田 康夫 著
税込価格: 2,310円
出版 : 講談社
ISBN : 978-4-06-270586-8
発行年月 : 2009.7
利用対象 : 小学生・中学生・一般

浅見光彦・小学校5年生の夏休み。最近、軽井沢で行方不明になった女の人がいるという話を聞き、友だちの峰男と、本島衣理の3人で現場に行くことに…。【「TRC MARC」の商品解説】より


何だかやさしい書き方だと思ったら、「かつて子どもだったあなたと少年少女のための ミステリーランド」というシリーズものの一つのようだ。
他には、有栖川有栖・歌野晶午・乙一・恩田陸・北村薫・京極夏彦・篠田真由美・高田崇史・法月倫太郎・森博嗣といった面々の作品がある。
綾辻行人氏や二階堂黎人などは、どんな作品を書いておられるのだろう?タイトルは、「ビックリ館の殺人」と「カーの復讐」だ。それらしいかな?

それはともかく、本書は光彦少年が夏休みに体験した冒険譚だ。大蔵省勤務の父上もご存命で、お手伝いさんは須美ちゃんではなく、先々代くらいのおばさんだ。

やはり読者を意識しているのだろうか、光彦の母雪江夫人が非常にやさしい人に描いてある。光彦も又、母に甘えている。
兄の陽一郎は既に東大を出て、警察庁に務めている。あれ?若い頃は地方にいたのではなかったっけ?京都での活躍が、タイトルは忘れたがあったはずだが。

また、「友だちに変わっていると言われる」という光彦に、父親は言う。

一般的に、世の中の人の多くは、ほかのみんなと同じでないと不安を感じるが、それは間違っている。人と異なっているということは、それだけでも、とても大切な才能なんだよ。
と。


そして、兄の小学時代の同級生に、ルポライターでミステリ作家志望の内田康夫がいる。
また、軽井沢で遭遇する事件に関わるのは、若き日の岩村刑事。後に「信濃のコロンボ」となる。


ちょっと仁木悦子張りの書き方で、そこそこ楽しめてあっという間に読み終わる。
他の作家のものも、読んでみようかな。


ぼくが探偵だった夏
2009年7月30日第1刷発行
文庫版・honto価格:500円
Kindle価格:500円


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2013.10.15

大学のオンライン講座の無料化を目指す「JMOOC」発足

樟葉への道


大学のオンライン講座の無料化を目指す「JMOOC」発足--ドコモがシステム開発

このJMOOCについては、何日か前から朝日新聞でも記事にしていた。
参加団体の中にドコモがあったのは、こういう関係からなのか?

既にアメリカなどではこうしたシステムがあり、東京大学が参加するとか書いてあったような。
それの、日本版というところだろうか。

またしても飛びつきたい思いは一杯だが、どうせなら終了するべきだろう。時間の確保を一番に、何とか挑戦してみたい。


画像は、「まさに秋」の日曜日。
しかし大型台風接近ということで、今朝から雨が降り出した。明日は、東へ向いて出かけるんだなぁ。


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2013.10.14

24時間 森の声

Forest Notes



「森の声」聞こえます 高知・馬路村発、24時間ライブ

Forest Notesへ行ってみた。

長野県志賀高原・東京都高尾山・岐阜県高山市・宮崎県諸塚村・鹿児島県屋久島に続いて、有川浩【県庁おもてなし課】に出てきた高知県の馬路村も参加。


試し聞きも出来る。
馬路村から聞こえてくるのは、「春は3月上旬からウグイスの鳴き声が、初夏からはオオルリ、アカショウビンといった夏鳥のさえずりが森に響きます。」など。


有料サービスなので、ちょっと考え中。今持っている「癒やし系」のCDさえ、いつも聞いているかといえば、そうではない。
珍しいことにすぐ飛びつく悪癖は、卒業する必要がある。


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2013.10.13

曾野綾子【二十一歳の父】

二十一歳の父

二十一歳の父曾野 綾子 著
税込価格: 460 円
出版 : 新潮社
ISBN : 4-10-114607-1
発行年月 : 1974/10/01
利用対象 : 一般

こちらはバーコードもあるのだが、保存状態が悪くて黄ばんでしまっている。

エリートコースを邁進する父と兄を持ち、周囲の過大な期待をよそ目に、ひたすら独自の生活を築く基次。

こうした、同性の兄弟を持っていてしかも自分の方が劣ると思われているという設定は、「エデンの東」を始め枚挙にいとまない。
この基次の場合は、アルバイトをしながら暮らしている。ろくな就職もしないのに盲目の少女を愛して、二十一歳で父親になってしまう。

当然、父の逆鱗に触れるわけだが。
ラストはあまりにも切なかったと思う。
映画になっていて、山本圭と倍賞千恵子だったかな?
圭さんは、のちに「ひとつ屋根の下」で、感じのいいおじさん役をするようになっていたが、若い頃は「若者たち」などで田中邦衛や橋本功、松山 省二・佐藤オリヱと共演していた。

と、またも話はどんどん脱線していく。


二十一歳の父
昭和49年10月15日発行
昭和62年11月30日35刷改版
平成3年12月15日45刷


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2013.10.12

全長800メートルの世界最大プールを計画

道頓堀川プール


あれ?ホントに作るんだ!
先日堺屋太一さんのコメントを見たのだが、こんなに具体的になっていたんだ。

道頓堀川:全長800メートルの世界最大プールを計画(毎日jp)

2015年6月の開業し、約5000人を収容できる世界最大のプールになるという。


今日は、「時雨忌」。新暦の10月12日だからそぐわないのはもちろんのことだが、それにしても暑すぎる。
だが、明日あたりから急に気温が下がるとか。

来週半ばから、横浜へ行く。関東のお天気も、不安定なようだが……。


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2013.10.11

かがやき・はくたか・つるぎ

北陸新幹線

かがやき・はくたか・つるぎ…北陸新幹線の名前決まる


北陸新幹線と言っても、関西発ではない。
あくまで、長野新幹線の延長上の話。「首都圏と北陸を結ぶ大動脈」という位置づけのようだ。
新潟へ行くには、日本海沿いではなく、一旦東京へ出てからの方が早い。北陸も、そうなるのか?
大阪・金沢間は、サンダーバードで170分かかる。「かがやき」は、東京・金沢間を最短150分で結ぶ。

どうしても、首都圏へ持って行きたいのかなぁ。「金沢」は、JR西日本だぞ!


それは於いて、大阪~金沢~東京というコースなら、5時間以上列車に乗っていられる。逆のパターンの方がいいかな?帰途、ゆっくりサンダーバード。
などと、「アホ鉄」はその名に恥じない夢想をするのだった。

柴田よしきの【激流】では、「如何に長く乗るか」を計画して遊ぶ中学生が出てくる。ま、こんなこと考えるアホもいるってこと!


昨日は、当地が最高気温全国一だったのだ!>いばることかな?
最低気温一位の稚内との差は、32,3度もあったのだった。


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2013.10.10

池井戸潤【ロスジェネの逆襲】

ロスジェネの逆襲

ロスジェネの逆襲池井戸 潤 著
税込価格: 1,575円
出版 : ダイヤモンド社
ISBN : 978-4-478-02050-0
発行年月 : 2012/06/29
利用対象 : 一般

子会社に飛ばされたバブル世代の主人公・半沢直樹。親会社から受けた圧力や嫌がらせは知恵と勇気で倍返し。世代を超えた男たちの戦いが、今始まる! 【「TRC MARC」の商品解説】より


ドラマ「半沢直樹」のラストシーンでモヤモヤした方も、本書を読むとスカッとすること請け合い!
何だか有名人もコメントをしていたらしいドラマのラストだったが、あれが原作通り。著者はちゃんと、落としどころを考えていた。

本書で興味深いのが、【オレたち花のバブル組】で大山常務への人事に対して『甘いよな』と言われていた頭取が、実は深謀遠慮の人だったことだ。

半沢は、随所で若い世代(ロスジェネ世代)へのメッセージを発している。
【オレたち花のバブル組】のそのまま続きである(何ヶ月も経っていない)のに、半沢がやけに年を取った感じがする。落ち着いたというか。
ドラマの最終近い場面を見たから、余計にそう思うのかもしれない。だが、相手の追い詰め方にしても、あくまでも冷静だ。正面切ってきつい言葉をかけたりはしない。


さてストーリーだが、今回はIT産業が登場する。若い経営者たちの戦いである。
その一方のアドバイザー銀行になった、本社。
半沢は、こともあろうに、買収されようとする側のアドバイザー銀行になる。

本社銀行内には、今回も半沢追い落としに必死になる行員たちがいて……。という展開。


30代の経営者(買収されんとしている会社の社長)と半沢の部下は、同級生だった。お互いに認め合い、力を必要としている。
このあたりがあることで、気持ちのいい展開を楽しむことが出来る。

ポスト半沢の登場である。半沢は言う。
『長いものに巻かれるばかりではなく、時には戦え』と。


Kindleで買ったときに比べて、価格が上がっている。というか、当時がかなり下がっていたのだが。いや、この記憶は合っているのだろうか?不確かなので、信じないように!
東野圭吾の【祈りの幕が下りる時】がトップに来るまでは、(ドラマ後の気になり度の故か)売り上げ一位を誇ったいたようだが。


honto価格:1,260円
Kindle価格:840円(今見ると 1,200円)


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2013.10.09

スカイプ会議

Skype


9時半から11時45分まで、skype会議だった。
予定では11時半までだったのだが、メンバー5名中2名の調子が悪くて、再々落ちる。

で、久しぶりのskype会議だったのだが、これって、いつの間にかマイクロソフトのものになっているのね。知らんかったー。
iPhoneでは時折しているのだが、気がついてなかった。

もう一つのパソコンには入れているのだが、起動したら出てくるし、電話番号が皆リンクされるしで、あまり好きではない。


しかしデータや資料を見ながらの会議ということで、これ(このパソコン)にも入れたのだった。何となく不安なので、昨日のうちに、チビさんのiPhoneとテストをしておく。


それにしても、何でまぁこんなに字が小さいのか。これでは、チャットは苦しいかな。そういえば、Win2000を使っていた頃は、夜中にチャットをしていたっけ。と、またも遠い目になる、昼下がり。


朝はかなり強い雨が降っていたのだが、会議が終わって外を見ると、青空が広がっている。
いいお天気! どこかへ行きたいなぁ。


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2013.10.08

あれ?iPhone効果は… ドコモ、

Iphon5s

タイミングよく(?)、↓のような記事があった。

あれ?iPhone効果は… ドコモ、9月契約数は純減

そりゃそうだよな、と思う。
だって、ドコモショップに行っても売ってないんだもの。
だから、というか、つれあいの話では店員もあまり(iPhoneのことを)知らなかったみたい。

今日話をした美容師さん。ようやくiPhoneデビューをしたんだって。キャリアはauとのこと。
auは、一番早いのではなかったかな?


昨日は抜けるような青空だったのに、今日は午後から雨が降るとか?


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2013.10.07

ドコモに行ってきた

20131001_142738_2

先日、ドコモショップに行ってきた。
つれあいがiPhoneの説明を聞くため、というのは口実で、自分の料金プラン見直しのため。
もっと早くすべきだったのだが、「何かを買う」時には割合サッと動くのだが、こうしたときはぐずぐずしている。随分損をするとは解っているのだが。

ネットは見ないし電話も最近はiPhoneだし、メール転送も止めたし。というので、パケホーダイの意味がない。MLへの発信用にと登録していたのも解除している。ゴミ防止のため「会員のみ発言」にしていたMLも、「誰でも投稿可」にしたので、ケータイを登録しておく必要がなくなったのだ。

あれやこれやで、すっかり出番のなくなったドコモちゃん。
だが、このデザインが好きで、これを買うときはまっすぐ機種指定で購入したのだった。


で、本題の料金プラン見直しである。
パケホーを解除すると、今度ドコモでiPhoneを使うときに同じプランはない。というのは、承知している。
とにかく「今の使い方でお得な方法」というのを考えてもらった。


・電話はかけない(但しまだ2000円の無料分は残っているらしい)
・メールはプランに入っているが 使うことはないだろうな(駅に何時に着くという電報メールもiPhoneにしたし)
・電話を受けるのは可能
・iモード:有料

まだあったかな?


とにかく、通信費が半端でない。少しでも軽減できるだろうか!?


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2013.10.06

山本周五郎【さぶ】

さぶ

さぶ山本周五郎 著
税込価格: 860円
出版 : 角川春樹事務所
ISBN :978-4-7584-3465-2
発行年月 : 2010.4
利用対象 : 一般

才走った性格と高すぎるプライドが災いして人足寄場に送られてしまう栄二。鈍いところはあるがどこまでもまっすぐなさぶ、ふたりの友情を軸に、人の抱えもつ強さと弱さ、見返りを求めない人と人との結びつきを描き、人間の究極のすがたを求め続けた作家・山本周五郎の集大成。【「BOOK」データベースの商品解説】

古い本を、整理している。

画像と紹介リンクはハルキ文庫だが、読んだのは新潮文庫。恐らく、「新潮文庫の100冊」で読んだのだろう。昭和52年、仕事がもっとも充実していた頃だ。

この頃だったか?テレビドラマにもなっていた。さぶが高橋悦郎で、栄二はえーっと、顔は浮かぶのだが。
後年、高橋悦郎は浅見光彦の兄役だったのでは?こちらの知的な感じとは違う、正直で少々愚鈍なさぶを好演なさっていた。

バーコードもなく、字は非常に小さい。今はとても読む気になれない。
だが、電書にもなっているし、再読したい。


さぶ
昭和40年12月25日
昭和51年7月20日21刷改版
昭和52年6月20日23刷
Kindle価格:630円
honto価格:662円


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2013.10.05

Twitterの面白さ

ホテルの朝食

フォローしている方がRTしていらっしゃる面白いTweetがあったので、その方のプロフィールを見に行った。
何と、RTした方とはまったく関係ない方が、フォローなさっていた。

こういうのを見ると、Twitterって面白いなと思う。Facebookでも同じだろうが、こちらは「友だち」にしか公開していないし、原則そのつながりでしか情報が入ってこない。


例えば朝ドラや朝イチを見ながら、Tweetしている方がいらっしゃる。
それこそ住んでいるところもお仕事も全く関係ないお二人が、(相互のTweetは 見えないのに)同じところでツッコんでいらっしゃるのを見ると、思わずニンマリしてしまう。

逆に言えば、自分ではただつぶやいて(さえずって)いるだけだと思っても、どこで誰に見られているかもしれない。
それを理解せずに仲間内だけだと誤解して不適切なTweetをした場合、やり玉に挙げられることも出てくる可能性がある。

そしてまた、それを真似るあまり賢いとは言えない行為も見受けられる。

ネット社会というのは、便利だけれど何かと難しかったり面倒な面もあるのだな。


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2013.10.04

栄養バランス満点弁当 イオンと女子栄養大が共同開発

栄養バランス満点カラフルお弁当


栄養バランス満点弁当 イオンと女子栄養大が共同開発

「彩り野菜弁当」(税込み398円)はポークジンジャーとローストチキンの2種。「季節の幕の内弁当」(同498円)はまいたけご飯。
おいしそう!しかも安い。


だが一方で、↓のようなニュースもあった。

三重の業者、中国米を国産と偽装 イオンなど弁当に使用
米産地偽装、業者「一部社員が関与」

さすがにその米を使っているということはないだろうが、これからもないとは言えないだろう。
コンビニ弁当やおにぎりは、それが怖いんだな。


ところで、イオンとダイエーの関係が、今ひとつ解らない。ダイエーもイオンモールも存在するし、ローソンとの関係は?イオンのコンビニはミニストップ?

ご存じの方、お教え頂けませんか。


画像は、女子栄養大学出版の本。

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2013.10.03

雑誌の浮き沈み

Rola

今朝の新聞広告で、ROLaという雑誌の広告を見た。
本誌の紹介サイトには、

特集では、「少女マンガカタログ」や「ふろくクロニクル」「りぼんを支えた6大マンガ家名シーン」「種村有菜先生インタビュー」など、90年代の少女マンガ好きにはたまらない記事を掲載しています。
とある。

表紙は、能年玲奈さんだ。
あと、松本潤・上野樹里・栗山千明といった名前が掲載されている。


しかし、雑誌は出版されては消えていくものが多いような気がする。
つい先日も、「アスキー」という名前が消えたんだっけ?名前がなくなって、実際には残るのだったっけ?

主婦向けの雑誌は、母が読んでいた頃の名前を変えて生き残っている(のかな?)
文藝総合誌は、昔からのものが残っているようだが。

最近、雑誌を買うのを控えている。グラフが多くて分厚く、場所を取る。
今は、(自分ちで音声化している)雑誌(これは自分の持ち物ではない)と、パソコン誌が一つ。コンビニなどでアソシエなどつい手が出そうになるが、グッと我慢の子。

年末の手帳特集が出たりすると、どうなるか?




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2013.10.02

視聴率の不思議

20131001_132308


朝ドラの「あまちゃん」が終わって虚脱状態の人も多かったと聞く。
しかし、視聴率はものすごく良かったかというと、「梅ちゃん先生」には及ばなかったらしい。

TwitterのTLでは、特に9月に入ってから「あまちゃん」で持ちきりだったし(朝8時台のTLの賑やかなこと)、朝日新聞では24日火曜日(だったと思う)夕刊のトップ記事になっていた。
9月2日の放映分は、このTLのおかげで見ることが出来た。

新番組「ごちそうさま」(?)は、あまちゃんを超えて22%ほどあったという。


ここから解ること(?)
定番(?)の午前8時から見るのは、やはり家にいる人が多いのでは。
で、そういう人にとっては、「あまちゃん」は少し違う世代の話でもあった。また、クドカンの演出に戸惑いとまではいかなくても、あまりなじめない人もいた(当社分析?)。

ずっと朝ドラを見ている人が好きなのは、戦中(応仁の乱とちゃいますよー)をけなげに生き、戦後の混乱期をも生き抜いた女性を描いたものでは。


一方「あまちゃん」は、少し早い時間のBSで見てから出勤している層もいたとか。
キョンキョンや薬師丸の青春を重なる。
小泉今日子の「潮騒のメモリー」も、オリコンで3位だったんだっけ?
クドカンの仕掛けに即気づいたのも、こういう世代かな。


涼の「分析」に呼応するかように、↓のような記事があった。
30分早いBSあまちゃんが異例の高視聴率


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2013.10.01

堀江貴文【ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた】

ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた

ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた堀江 貴文 著
税込価格: 1,365円
出版 : 角川書店
ISBN : 978-4-04-110528-3
発行年月 : 2013/08/30
利用対象 : 一般

僕の頭の中はこんなに自由だ! 2年半の刑期を科せられた堀江貴文が、刑務所の圧倒的な強制情弱状態から脱し、ビジネスから歴史、人生についてまで、様々な「新しい考え方」を生み出した軌跡を、厳選42冊の書評と共に綴る。【「TRC MARC」の商品解説】


何とも長いタイトルだが、タイトルどおり、そのまんま。

二部構成になっていて、第1部は「僕が本を読みながらツラツラ考えたこと」で、第2部は「どうやって僕らは本を探し、読むのか?」と題して、成毛真氏との対談である。

第1部は更に細かく、5つに分かれている。
別に堀江氏だから特殊な本を選んでいるかといえば、そういうことは全くなく(先入観ありすぎ?)ごく普通の選書だった。

刑務所の中では時間がたっぷりあるかと言えばそうではなく、むしろ決められたことをこなさなくてはならないので、以外と時間はないのだとか。そもそも動機が「ネットが繋がらないので仕方なく」本を読むことにしたのだが、それにしてもよく読んでいらっしゃる。

そしてその選書の幾つかは、かなり参考になる。

1の「こうなるといいのに」を実現する働き方(仕事・ビジネス)で紹介されている、池田邦彦の【カレチ】やジュディ・ダットンの【理系の子】。
2の「情報を鵜呑みにする日本人への」で紹介されている「情報人災としての福島原発」の二冊も、参考になりそうだ。
3では、「人生に倍賭けする」として、この中では三冊の「獄中記」を挙げている。山本譲二の本もある。

他に4と5では、【天地明察】や【JIN―仁―】を理系の書として、また【武士の家計簿】をお金のゲームに勝つための「お金の教養」という括りで読んでいる。


限られた環境(当たり前か)の中での選書方法や持つことの出来る冊数制限など、色々な障害の中で、

それでも僕は読みきった。

本があふれ、本に関する情報もあふれている環境にいると、ついつい丁寧に選書する努力をしなくなる。どんな本でもいい、次から次へと読むという選択肢は、もう残されていない。
限られた時間の中で、厳選して選書をする必要は感じているのだが。


それでも、直感的に「面白いかも」と思った本にアクセスしていくのだろうな。


テキストDAISYと音声デイジー(録音)に、着手アップ。
テキストDAISYは、「読取革命」部分を共同作業(分冊)で行こう。


ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた
2013年 8月30日初版発行
2013年9月20日再版発行


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