橋本武【日本人に遺したい国語】
橋本 武 著
税込価格:1,000円
出版 : 幻冬舎
ISBN : 978-4-344-02486-1
発行年月 : 2013/11/26
利用対象 : 一般
日本語の力は生きる力。本を読む、手紙を書く。人生はどんどん豊かになる−。伝説の国語教師の最後の授業。国語を学ぶ意義や、読む・書く・学ぶ楽しみを説くとともに、人生を充実させる原動力、第二の人生の送り方なども語る。【「TRC MARC」の商品解説】
先に書いた【伝説の灘校国語教師の「学問のすすめ」】(13.11.26)の著者による、まさに「最後の授業」ともいうべき本。
先の本より、いっそう具体的に「国語」の大切さ・面白さを説いている。
ご自身の勉強法や今やっておられることを元にした、具体的な方法が書かれている。
亡くなられた経緯など存じ上げないが、恐らく最後まで本を手放されなかったのではと推察する。
どんなことでもそうだが、「インプット」だけでなく、「アウトプット」も必要だ。そのことで、より身につくことが多い。
よく夏休みの読書感想文が嫌だというが、これは確かにそうだ。だから昨今は、こうした宿題も少なくなっているのではなかろうか。
だが、日頃から本を読んだときにもう一歩踏み込んでいれば、通り一遍の感想ではなく、自分なりに感じたことなども浮かんで来るのではとも思う。
いや、「読後感を書きましょう」などとは、とても言えた義理ではない。
日本人に遺したい国語 101歳最後の授業
2013年11月25日第一刷発行
最近のコメント