続「三日間の休暇」2
前回(131115)は、「出雲市駅」到着までを書いた。
しかし、目当ては「出雲大社」ではないのだった。
で、「やくも」から降りて、「スーパーおき」に乗り換える。
ちょうど学校帰りの生徒たちで、ホームは賑やかだ。
汽車が止まるところから少し離れて、待合室がある。もう夕方でやや肌寒くなってきているので、30分近く待たねばならないこともあり、中に入る。
その間も、回数は少ないが列車の到着を告げるアナウンスがある。
本を読んでいる内に、同じ待合室にいた方が立ち上がった。時計を見ると、間もなく「おき」が来る頃だ。
ところが、
掲示板から「スーパーおき」の案内が消えている。「えっ?」と思っている内に時間になる。だが、汽車は来ない。
ホームの人たちは次の列車を待っているのだろうか?
「ひょっとして、もう出てしまったのか?」と焦る。
待っている方のお一人に聞いてみると、その方も「おき」待ちで、まだ来ていないとのことだった。
あー、よかった!
この「スーパーおき」は連結が少しややこしくて、いつもA席が海側とは限らない。それを聞いてから特急券を購入したかったのだが、最寄り駅の駅員では無理だった。前回、大阪駅ではちゃんと調べてくれたのに。
で、今回は失敗。
だが、座席は外見よりはよかった。
「太田市」は「おおだし」と読むのだな、といったことが、つい気になる。
やがて、浜田市到着。
だが、バスは到着1分前に出てしまっている。次のバスはノンストップでその次は2時間ほど待たねばならない。
仕方なく、タクシーを使って山奥へと分け入る。
そうだ、「やくも」に乗車中に
分け入ってもという山頭火の句を思い出していたのだが、もはや夏山ではないのだった。
分け入っても
青い山
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