堂場瞬一【裂壊】
堂場 瞬一 著
税込価格: 900円
出版 : 中央公論新社
ISBN : 978-4-12-205138-6
発行年月 : 2009.4
利用対象 : 一般
半年に一度の失踪課課長査察を間近に控え、室長の阿比留が忽然と姿を消した!自宅に急行した高城たちだが、私生活を隠す阿比留の失踪の原因は掴めず、その行方は杳としてしれない。【「BOOK」データベースの商品解説】より
査察まで4日しかない。しかも絶対に部外秘だ。
こうした極限状態にあって、人はその本質が問われる。
誰もが煙たく思っていた、室長阿比留。だが実はみんな心の中では……。
ということなのかどうかはさておき、
森田を使うだろうというのは、途中で判る。
以前にも一度森田に助けられたとあるが、それがどれだったのか記憶にない。
高城は森田に、
もの言わぬ兵士が最高の兵士という賛辞を送っている。
ラスト近くでの捕り物は、鳴沢了の時のようだ。
そういえば、本書でも噂として鳴沢了が出てくる。
警察という組織は、今も尚、女性にとって働きにくい場所のようだ。
一昔・二昔前に、多くの女性が経験してきたことが、そして少しずつ改善されてきたことが、警察組織ではまだまだのようだ。
裂壊
Kindle価格:650円
honto価格:683円
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 中山七里【祝祭のハングマン】(2025.11.13)
- 夏川草介【エピクロスの処方箋】(2025.11.09)
- 【明日の友 278号 秋】(2025.11.08)
- 山本甲士【ネコの手を借ります。】(2025.11.10)
- 内田康夫【姫島殺人事件】(2025.11.02)



コメント