映画の旅人
七人の侍
本作が上映された54年には、「君の名は」(第三部)【ゴジラ」「浮雲」「二十四の瞳」「近松物語」「宮本武蔵」があり、「東京物語」は53年だった。
そして、これら全てを、小学生だった自分は観ているのだった。
但し内容まで詳しく覚えているかと言ったらそれは疑問で、本作についてもよく解っていなかった。
俳優の津島恵子さん死去(12.08.04)でも触れているようなことしか覚えていない。
この頃から、木村功さんと津島恵子さんが好きになり、「足摺岬」など共演作を観に行っている。
で、「ヒーロー」をテーマにしたこの朝日新聞beの特集ではあるが、肝心の三船敏郎については粗野な侍だなという印象しか残っていなかったのだ。
当然、黒澤明監督の意図など知るよしもなく、彼の偉大さについては後年たたき込まれることになる。
そうではあっても、映画好きであったことにかわりはなく、よく映画館へ通っていた。
洋画を多く見るようになったのは高校時代からで、この時分は近くで洋画を掛ける館がなかったからだろう。
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