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2014.03.16

万城目学【偉大なる、しゅららぼん】

偉大なる、しゅららぼん

偉大なる、しゅららぼん万城目 学 著
税込価格:798円
出版 :集英社
ISBN : 978-4-08-745142-9
発行年月 :2013/12/11
利用対象 : 一般

琵琶湖畔の街・石走に代々住み続ける日出家と棗家。両家には受け継がれてきた特別な「力」があった。高校に入学した日出涼介、淡十郎、棗広海が偶然同じクラスになった時、戦いの幕が上がる…! 【「TRC MARC」の商品解説】より

【プリンセス・トヨトミ】【鹿男あをによし】と進んできて、本書。
実はこれ読んでみようかと言ったとき、知人が「あまりにもばかばかしいから、止した方がいい」と言った。

確かに、これ以上ないほどの荒唐無稽さ。それがいっそ、馬鹿馬鹿しくもあり面白い。
どう収束させるのかと思ったら……。こういうやり方があったか。

ただ、途中で伏線になっているのが、校長の、娘(二人の同級生であり淡十郎が一目惚れした)や家族にあまりにも無防備であること。

映画も上映されているようだ。というか、そのニュースで本書を思い出したというか。
源爺役の笹野高史は、はまり役だな。あの、何もかも知っていて惚けているといった役どころにピッタリだ。

終焉近く、淡十郎の源爺への対し方に、彼の優しさを感じる。


さて次は、時間をおいて【鴨川ホルモー 】かな?


荒唐無稽ではないが、夢を抱かせた最近の話題について。
超注目を浴びた段階で、不正をしているのならあんなに無邪気に喜べないのではと思った。だから不適切ではないのだと信じたかったのだが……。
ご本人にその認識がなかった旨、昨日の報道で知った。
そうか、レポートなどでも当然のごとく行われているという行為が、こうした世界でも普通になりつつあるのだろうか?

そういえば、メールも平気で転送する人がいる。


偉大なる、しゅららぼん
Kindle版:798円


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