(思い出す本 忘れない本)『白夜行』 町田樹さん
(思い出す本 忘れない本)『白夜行』 フィギュアスケート選手・町田樹さん
日曜日朝刊のこのコーナー、「思い出す本 忘れない本」が好きだ。
町田樹は、今冬オリンピックのエキシビションを偶然観て、ファンになった。
貧しい青年がひとときロックミュージシャンになったというストーリーで、エアギターを奏でたり、新鮮な演技だった。また現実に戻るという最後も、面白かった。ちょうど、「マッチ売りの少女」の幻想のように。
今回取り上げられている【白夜行】も、観てみた。
自分で振り付けもしているという。血塗られた左手が、生々しい。
回りながら闇に落ちていくラストは亮司の最期。そこにも良心というわずかな光を残しました。
自分でしたいことを宣言して、実行していく。
これからも、もっともっと活躍して欲しい。
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