アラン・セール/松島京子【ゲルニカ】
ゲルニカ――ピカソ、故国への愛
アラン・セール 文 松島 京子 訳
税込価格:3,024円
出版:冨山房インターナショナル
ISBN:978-4-905194-32-3
発行年月:2012/05/01
利用対象:一般
ピカソはなぜ「ゲルニカ」を描いたのか。ピカソの生い立ちや子供時代、少年時代、戦争や爆撃、ゲルニカの制作過程を通し、世界の色彩が再び勝利をおさめる日までを豊富な図版でたどる。【「TRC MARC」の商品解説】より
何か本を注文したり図書館に予約するときは、それを読もうとするきっかけがあるはずだ。
ところが、本が届いたり図書館からメールが来たときには、最初の動機を忘れてしまっていることが多い。
本書も、そうだった。
恐らく、Twitterでのさえずりからヒントを頂いたのだろうが。
アラン・セールが子どもたちに語るという形で、ピカソの誕生から、普通に写実的な絵を描いていた、少年時代。
青の時代のことや、パリに移り住んでからのこと。
内戦で破壊されていく故国を思い、【ゲルニカ】を描いていく過程などが、丁寧に語られている。
子どもだけでなく、大人にとってもピカソを知ることの出来る良書だ。
【ゲルニカ】は、京都での展覧会に行った。あれは、何年前になるのだろう?
「ゲルニカ」を収めた広がるページもある。
ゲルニカ――ピカソ、故国への愛
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