V・L・ホワイト【ソープ・ヘイズルの事件簿】
V・L・ホワイト 著
税込価格:2,160円
出版:論創社
ISBN:978-4-8460-1236-6
発行年月:2013/04/24
利用対象:一般
臨港列車でロンドンから大陸に向かう男の行く手を阻止するために知恵を貸せといわれたヘイズルが、綱渡り的な一計を案ずる「ドイツ公文書箱事件」をはじめ、全15編の短編を収録した鉄道ミステリ集。【「TRC MARC」の商品解説】
sugataさんのところで拝見して、鉄道ものだし読まなきゃと思った次第。
持ち運びはしんどいので、家の中でボチボチ読んでいっている。
走っている列車からものを投げたり、人が飛び降りたりというのは、何となく映像で残っているのだが。そんな時の線路の周りは、草で覆われた斜面であるような。
という冒頭の話。(今回は斜面ではない)
次の【ロンドン・アンド・ミッドノーザン鉄道の惨劇】は、事件そのものよりもその時代の背景が怖かった。
と、まだ紹介文のところにも達していないのだが、少しずつ楽しんでいる。
サブタイトルに「ホームズのライヴァルたち」とあるのだが、今までのところこの探偵ソープ・ヘイズルから受ける印象は、ホームズ的ではない。
解説は、編集者が担当している。そこには、この探偵のプロフィールもある。
しかし、高い本だなぁ。どこも作ってないし、テキスト・音声 両方とも製作可能なのだが……。中古でも、1,700円以上する。
ソープ・ヘイズルの事件簿
2013年4月25日初版第1刷発行
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