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2014.08.31

「盲導犬が傷つけられたニュース」に関して

盲導犬ユーザーの友人が、faceookに以下のような文章を掲載しました。

この文章を全文転載していただいてかまいません。
とあるので、名前は伏せて、全文転載します。

また、・「全日本盲導犬使用者の会」からの緊急コメントも。

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みなさんこんにちは。

盲導犬が傷つけられたニュースがいろいろなメディアで報道されています。昨夜のTBSテレビ「ニュースキャスター情報7Days」でビートたけしさんが次のようなことを発言し、掲示板やツイッターで賞賛の意見が寄せられています。

要旨
「盲導犬は神経を使うから、犬の寿命が16年なのに8年しか生きられない。そのような犠牲を受けているのに、今回の事件でさらに、盲導犬が二重の犠牲を受けた。」

この内容は誤りです。盲導犬の平均寿命は、ペット犬の平均寿命よりも長いことが統計で明らかになっています。

参考

さらに、「盲導犬が人の犠牲になっている。」という発言は、今回被害を受けた盲導犬のユーザーに対し、耐えがたい仕打ちではないでしょうか。ユーザーさんは、犬の異常に気づいてやれなかったことを悔やみ、泣いておられたそうです。

また、テレビなどで報道されている中で、「盲導犬は痛みに耐えて吠えなかった。」ということを強調しています。このことが、「盲導犬はかわいそう」という意識を多くの人に植え付けています。その結果、最近街中で、盲導犬ユーザーに対して批判の声をあびせる人が出始めています。そして、もっと恐ろしいのは、模倣犯です。「本当に何をしても鳴かないのか?」と、おもしろがって近づいてくる人が現れるかも知れません。

みなさんにご協力いただきたいのは次のことです。

報道による間違った情報が広がらないよう、SNSやブログなどで、以下のことを広めていただくようお願いします。この文章を全文転載していただいてかまいません。また、周囲で、盲導犬について間違った意見に触れることがありましたら、以下のことを伝えていただきたいのです。

・盲導犬は、痛みを我慢して鳴くのをやめたり、恐怖に耐えておとなしくするような訓 練は受けていません。足やシッポを踏まれたら痛がって鳴きます。

・鳴かない、動かないのではなく、攻撃的に吠えたり、噛みつき返すなどの「積極的な抵抗」をしないというのが、盲導犬になる条件の一つではありますが、そのような素養の犬は訓練の早い段階でキャリアチェンジします。

・このことは、盲導犬をスーパードッグとして取り上げる報道のせいで、多くの人に誤解されています。


盲導犬とユーザーが安心して外を歩けるようにするために、ご協力をお願いします。
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どんな場合にも、正しい理解が必要ではないでしょうか。


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2014.08.30

漢字を調べてみる

関西医大から淀川を望む


朝日新聞で連載中の【[こころ】(夏目漱石)だが、これが色々と面白い。
テキストDaisyとしてサピエにアップしているが、【こころ】を聞くだけなら、岩波文庫をはじめ録音図書は多い。しかし、100年前の新聞掲載小説ということで、あらためて聞いて下さっている方たちがいらっしゃるということだ。

で、製作者から、元データに「やすし歌《がいか》」というのがあると言ってきた。
「やすし歌」で検索したら、何故か「横山やすし」がヒットしてきた(苦笑)。

昔はそんな言い方があったのかなと思いつつ、このままでは埒があかない。
思いついて、「青空文庫」から辿ってみた。

該当箇所は、

[#「りっしんべん+豈」、第3水準1-84-59]歌《がいか》
とあった。
ああ、それなら納得。
勿論、紙の新聞には元の字で書かれてあった。が、テキストになるときの制限みたいなものも知りたかったのだ。


この字に限らず、旧字体はスクリーンリーダーに載らないので、新字体にあらためることがある。
原本通りにこだわってどうしても旧字を探して来る製作者もいるのだが、なるべく読めるようにとの作り方も必要だ。
この辺のところは、一種のせめぎ合いと言えようか。


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2014.08.29

無人図書館、実験へ 司書おかずICタグで管理

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無人図書館、実験へ 司書おかずICタグで管理 神奈川

やはり、TRCが関係しているのか。


大学の先生も、

司書のいない『貸し出し特化型』として省力化を検証する意義は大きい」と話している。
とのことで、経費のことが優先されてしまうのだなぁ。

司書の役割って、何だろう?
無人化ではないまでも、カウンターが委託業務化されて、何か尋ねても「知らない」と応えられることが多い。これは、実際に体験した某図書館のこと。

何だか寂しいなぁ。


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2014.08.28

泡坂妻夫【煙の殺意】

煙の殺意泡坂 妻夫 著
税込価格:1,365円
出版:PHP研究所
ISBN:978-4-569-70039-7
発行年月:2008.9
利用対象:一般

 

ん?あれ……? わっやられた!! ミステリ好き必読 問答無用の傑作短編集【本書 帯】より

 

表題作【煙の殺意】始め、8編の短編集。

 

【赤の追想】は、予想されるラスト。
女の気持ちは、女には解る。哀れなるかな、自死した航一。

 

【椛山《かざん》訪雪図】は、芸術的なお話だ。

 

事件そのものは、ストーカーと化した男の失恋から来たのだが、驚くべきだまし絵が隠されていた。それも、目の錯覚から感じるよくある例ではなく、状況によってまさにタイトル通りになるという仕掛け。

 

 

【紳士の園】は、出所したばかりの二人が、桜咲く公園で「スワン鍋」なるものを楽しむという設定。ハプニングが起きたのだが、翌日メディアは何も触れていない。というお話。
このテレビやラジオの「報道」が、一つの伏線になっている。で、「もしかしたら」というのは当たっていた。

 

 

【閏の花嫁】は、突然姿を消した友人が、地中海の島の王妃になると知って驚くところから始まる。
その友人との往復書簡。

 

そのまま、予想された展開をしていく。
昔の王妃の、「献身的な働き」というのも見当が付く。
ぞっとする話だ。

 

 

そして、【煙の殺意】

 

なんと見事な題名だろう、煙が起こした殺意とは。
アパートの部屋の、殺された女性の死体。
一方テレビは、大きなデパートの火事を報じている。その現場は、アパートからも伺える。
両方の事件を交互に描きつつ、「煙」が起こした殺意へと誘(いざな)っていく手法。

 

 

【狐の面】は、好きな作品だ。

 

話は、鉱山の村へやってきたインチキな山伏集団を寺の住職が対峙・退治する話なのだが、生き物の使い方がうまい。
最後の、殺されかけた女性の後半生が幸せそうでよかった。

 

 

【歯と胴】

 

これまた、怖い話。
解剖学の現場も登場する。被害者に同情の念が沸かないどころか、やはり犯行が露わになるのだなと、少々残念(?)

 

 

最後の【開橋式次第】は、ちょっとふざけた設定だ。

 

5世代揃った警察署長の面々が、新しい橋の渡り初めをするという日の朝の騒動から始まる。
式典へ向かう途中で、 年前と同じ状況の殺人事件が起こっている模様。署長は式典中も気が気でない。
その事件の犯人を、ちょっとした言葉をヒントに9 歳の長老が見事当てるというもの。

 

これなどは、正当な(?)謎解きと言える。

 

 

いずれも、面白い探偵小説だった。
こんなのは、ここのところ読んでいないような気がする。

 

煙の殺意

 

 

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2014.08.27

生きていくということ

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これも以前書いたかもしれないのだが、南米かどこかの国に住む虫の話。多分に暑い場所だったような。

朝、その虫は水を求めて、草の葉の先端まで行く。ゆっくりゆっくり、時間をかけて。
やっと先端にたどり着いた頃には、もう戻る時間になっている。

毎日毎日、同じことの繰り返しである。


思いもかけない災害で、多くの方が亡くなられた。まだ見つからない方もいらっしゃる。無念なことである。

しかし、残された家族は生きていかねばならぬ。それがどんなに辛いことであっても。


今日は、祥月命日である。


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2014.08.26

「洗練」よりも「泥臭さ」 大阪桐蔭、粘って4度目V

甲子園球場


「洗練」よりも「泥臭さ」 大阪桐蔭、粘って4度目V

つれあいもいないし、めずらしく後半を観戦。それまでもテレビはつけたままで、Twitterでは自動更新で都度追っていたのだが、歓声が聞こえる度に気になる。
とうとう、テレビの前に移動。


大阪と言えば、PL高校だった。
それが21世紀になってからは、甲子園へいくのは桐蔭でなければ勝てないような(とは大げさかな?)。

とにかく、おめでとう。

併せて、↓に三重の記事も。

駆け上がった三重の夏、終わる 主将「最高のチーム」


タイトルも歌詞も忘れてしまったが、舟木一夫の歌に

♪だーけど やぶーれたー はーいせーんとーーしゅ
というのがあったなぁ。好きな歌だ。 当時(恐らく50年ほど昔)も今も、高校野球は頂点の一校を除いては、必ず「負ける」のだ。


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2014.08.25

「世界の絶景」に岡山の現代美術館 国内外から注目

奈義町 山の駅


「世界の絶景」に岡山の現代美術館 国内外から注目

この奈義町の美術館は、確かによかった。
しかし、世界中から注目されるようになっているとは!


この美術館もだが、この時訪れた「奈義町立図書館」も「奈義町山の駅」も、また行きたいところだ。
前回は真夏のあつーい時だったが、もう少しいい季節の頃、再訪したいな。

この町では移住者を受け入れていて、そのための住宅も提供されている。本気で移り住みたいような気になったのだった。


関連記事
奈義町現代美術館(12.08/28)
奈義町立図書館(12.09.03)
奈義町 山の駅(12.09.05)


画像は 奈義町山の駅


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2014.08.24

忘れる

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とある本を処分しようとして、パラパラとめくっていた。
これが面白くて、ついに読んでしまった。小説ではない、一種のエッセイだろう。

過去に記録をしていたかと思って探したら、あった。本の処分前は、一応記録しているかどうか調べてからにしている。別に書いておいたからと言って何になるわけでもないのだが。というより、
順序が、逆だ。一応記録にあったから、処分しようと思ったのだから。

この本のことは、当時も同じように面白いと思っていた。しかし、具体的な内容は、殆ど忘れている。豚を飼う話なんて、あったっけ?


書名でヒットして、訪ねて頂くことがある。
へー、こんな本読んだんだっけと思いながら該当箇所を見てみるが、これがさっぱり思い出せない。
本のことを書くときは、やはり粗筋も書いておくべきかもしれない。
sugataさんは、レビューの最初に「こんな話」というのを書いていらっしゃる。実はそれを見て、「読んでみよう」と思うことも多いのだ。

自分の場合、書こうと思っているときには、粗筋は解っているから省略しているのか?いや、どうも粗筋すら忘れてしまっているのではないか?

そう言えば、電書と紙本との比較で、電書の場合「残らない」といったことが書かれてあるサイトがあった。まさに、実感!


『忘れたらいい、そこから再出発』と言ったことを登場人物に言わせている小説を、昨日読んだ。
悲しい過去を持つ人の、ある種の処世術なのかもしれない。彼女は、いつも微笑んでいる。


それにしても、忘れる。
頭のどこかに引っかかっていることが、思い出せない。

健忘症外来というのがあるそうだが、当面の課題が終わったら訪ねてみた方がいいかなぁ。


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2014.08.23

山田太一【空也上人がいた】

空也上人がいた

空也上人がいた山田 太一 著
税込価格:540円
出版:朝日新聞出版
ISBN:978-4-02-264741-2
発行年月:2014/04/08
利用対象:一般

ぬぐいきれない痛みを抱える人々と一緒に歩く空也上人とは? ヘルパーの27歳の青年、独り暮らしの81歳の老人、46歳の女性ケアマネ。介護の現場で始まった、秘密を抱えた大人たちの風変わりな恋を描く。【「TRC MARC」の商品解説】


元ヘルパーの草介は、老人ホームで介護していた女性を車いすから放り出したという過去を持つ。事件は事故として処理されたが、女性はその後亡くなった。

彼を気にしていた女性ケアマネの重光は、金持ちらしい一人暮らしの81歳の吉崎宅の個人ヘルパーの仕事を世話する。
気まぐれな吉崎の人使いに戸惑いつつ、常に老人ホームと比べて何でもないと思おうとする、草介。

その吉崎は、一体どういう人物なのか?


物語は、ほぼこの三人だけで展開する。まるで、ドラマを観ているように。


草介が吉崎の使いで京都を訪れ、空也上人を下から仰いだ場面が衝撃的だ。
草介は、やはり自身のしたことがトラウマになっており、重光はそれが気がかりでならない。だがそれは、単に世話焼きというだけでないことを、吉崎は見抜いている。


草介と重光は、結局最後まで吉崎に振り回されていたようでもある。
もしかしたら、吉崎が空也上人だったのでは?


介護の現場の厳しさにも触れつつ


空也上人がいた
Kindle価格:700円


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2014.08.22

内田康夫【王将たちの謝肉祭】

王将たちの謝肉祭

王将たちの謝肉祭内田 康夫 著
税込価格:555円
出版:角川書店
ISBN:4-04-160718-3
発行年月:1990.12
利用対象:一般

女流王将戦の最終局を控えた美少女棋士今井香子は、新幹線の車内で見知らぬ男から一通の封書を受け取る。しかし六日後、男は死体となって発見され、香子もまた何者かに襲われた。【「BOOK」データベースの商品解説】

これまた驚きの実名(が判る)小説。

升田幸三・大山康宏・中山誠・後の羽生など。
しかも、柾田(升田)には、殺人容疑まで絡む。

それにしても、著者のお詳しいこと。盤面の解説を読んでもさっぱり理解できないが、玄人はだしであることは判る。
と思ったら、やはりかなり踏み込んでいらっしゃるようだ。

坂田三吉由来の盤や駒が登場したり、ミステリではなく将棋ファンも楽しめるか。はたまた怒り出すか??


そこに、女流名人香子やその父親。天才的な素人棋士江崎と謎の人物。
彼らが絡んで、事件を解いていく。

棋士たちが考えているのは、勝負の展開を予想しているのだなとは思っていたが、その軌跡を一手間違わず覚えていられるのはスゴイ、に尽きる。


それにしても、「謝肉祭」(カーニバル)というタイトルは、何を表しているのだろう?『将棋界の闇に切り込む異色ミステリ』ということだが……


リンク先は角川文庫だが、画像は幻冬舎のもの。

王将たちの謝肉祭
画像は、幻冬舎文庫のもの。
Kindle価格:500円


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2014.08.21

「猪名の笹原」忘れやはする 兵庫・伊丹が再現構想

Moderuenzenke


「猪名の笹原」忘れやはする 兵庫・伊丹が再現構想

19日の夕刊トップ記事だった。
何故これに注目したかと言えば、単純に「百人一首の地 伊丹市が再現構想」という見出しに惹かれたに過ぎない。
今は違うようだが、宝塚のスターたちは芸名を歌から取っていた。
この歌は、有馬稲子さんが採用されていた。母上も宝塚の方で、そのままお名前を継がれたのではなかったかな?

それはともかく、再現された実験園は、なんともささやかだ。
ぱっと見には雑草のようにしかみえないかもしれない。
だが、ホタルブクロ・カわらナデシコ・キキョウ・ユウスゲ・フジバカマ・オミナエシ・ヒオウギ・ヒガンバナ・ススキといった草花が植えてある。

派手な花ではないが、古今和歌集や万葉集に出てくる草花をリストアップしたという。


実験園は再現への第一歩で、

笹原を適切に維持管理できるのかを確かめながら、将来は市内の公園などに規模を広げたいという。
とのことだ。

ぜひ、成功させて欲しい。


長らく、奈良の万葉植物園に行ってないなぁ。うん?過去記事にあるかと思ったが、なかった。


そうそう、肝心の「猪名の笹原」の歌をば!

有馬山 ゐなのささ原 風吹けば いでそよ人を 忘れやはする」(大弐三位)


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2014.08.20

(味な人)天然 こおりゃ参った!

京都市東山区「NITI(にち)」 

(味な人)天然 こおりゃ参った!

もう何十年も、かき氷を食していない。
食べたいなぁと思っても、冷房の効いた喫茶店では無理な話。
そんなところへ、この記事が……。

夜にはバーになるという素敵な空間のようだが、やはり冷房バッチリだろうな。
でも、この「淡雪」、食べてみたい。


関西には天然氷のかき氷はない(その例外がこのお店)とあったが、そうなのか??


当地でも、有名なかき氷やさんがある。例会時の帰りにでも寄ってみたいと思いつつ、果たせないでいる。
こちらは炎天下、30分は待たせられるとか。
宇治金やミル金はなさそうで、昔懐かしいイチゴやミゾレに似た、しかし現代風にモモやマンゴー味なのだ。

淡雪は1,200円也で、当地の氷は300円。ミルク掛けでプラス50円だとか。


で肝心の氷だが、当地にも平安時代からの「氷室」があって、朝廷に氷を献上していた(と思う)。
このお店の氷は、どうなのかな・


大阪市内に住んでいた頃、一人でお使いで市場に行った折には、必ずかき氷を食べていた。勿論、買物代に含めてだ。
いつも宇治金かミル金か迷いながら、両方かかっていればいいのにと思っていた。
いつもは好きでないコンデンスミルクの甘さが、冷たい氷によく合っていたし、宇治金は大人の味だった。


あー、かき氷が食べたい!


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2014.08.19

なつやすみ

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このところ体調不良で、ぐうたらしている。ま、ぐうたらなのはいつものことだが。


薬を貰っての帰り、塾の前で車から小学生が三人、降りてきた。個人の車ではなく、塾の車だ。
車体には、「特待生送迎車」と書いてあった。三人とも、6年生ではないような。
この暑いのに、大変だなぁ。


自分の小学時代はと振り返れば、今よりもっとぐうたらしていた。
大抵は、郡上へ行っていた。
朝寝坊をして食事を済ますと、即 上の家へ遊びに行く。昼にはいったん帰るが、また夕方まで遊び暮らす。

上の家(ここは村のクリニックだった)の子が母親の実家へ行っているときは、祖父母について山の中へ行っていた。
チョロチョロと水が流れるところがあり、祖父母は下草刈りをしていた。
それこそなーんにもないところなのに、一日中いても飽きなかった。と、以前にも書いたような。

帰りは草の上に乗って戻った。

ここは毎日夕立が来て、その前には戻る必要があった。

そして、夏休みの宿題は、まだまだ終わらないのだった。


一昨日、岐阜は豪雨だったという。
今年の夏は、異常である。


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2014.08.18

柴田元幸【アメリカ文学のレッスン】

アメリカ文学のレッスン

アメリカ文学のレッスン柴田 元幸 著
税込価格:756円
出版:講談社
ISBN:4-06-149501-1
発行年月:2000.5
利用対象:一般

名前・食べる・幽霊の正体・破滅・建てる・組織・愛の伝達・勤労・親子・ラジオという10個のキーワードを元に、関連する書を片っ端から列挙していく。
引用部分は、著者の訳である。

それぞれのテーマで何冊かの紹介がある。
だが、読んだことのない本が多い。それらをこれから読んでみようという体力は、もはやない。
また、昔々読んだものも、その殆どを忘れてしまっているというていたらく。

それでも、こうした謂わば「拾い読み」をさせて頂ける本というのはありがたい。

各テーマに分けられた本の紹介をしてもいいのだが、少々ビックリした二冊をば。

「破滅」では、ドライサーの【アメリカの悲劇】とライトの【アメリカの息子】が取り上げられていた。
どちらも、まさに破滅の物語だったが。
【アメリカの悲劇】は、確か【陽は又昇る】というタイトルで、映画化されていたのではなかったか。リズ(エリザベス・テイラー)はお金持ちのお嬢さんで、悲劇の元となる訳だったと思う。映画は見ていないが。

「幽霊の正体」では、懐かしいポー登場。
ポーは、どの本も怖かった。

最後の「ラジオ」も、今から思えばささやかな贅沢品としてのラジオを取り上げている話の紹介。


アメリカ文学のレッスン
2000年5月20日第1刷発行
2013年6月13日第8刷発行


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2014.08.17

京阪神の主要地下鉄やっと携帯圏内

Rosentoplogo

京阪神の主要地下鉄やっと携帯圏内 最後の神戸が着工へ

ま、神戸の地下鉄に乗ることは滅多にないだろうが、JR東西線内も通じるようにして欲しい。
逆の発想で、「地下路線は通じない」というのも、いっそ諦めがついていいかもしれない。いや、地下の中を走っているというのは、微妙に不安だ。
やはり、何かの時に通じるようになっている方が、少しは安心できる。


さて、先日取り入れたラジオグラバーは、当然といえば当然だが、パソコンの電源が入っていないと作動しない。
それだけではなく、アプリを起動させておかなければならないんだった。
結構、面倒。

普通(?)の、タイマー録音付きラジオの方が、よかったかな。
あれ、これまた当然(?)、そんなラジオを持っていたような。


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2014.08.16

内田康夫【白鳥殺人事件】

白鳥殺人事件

白鳥殺人事件内田 康夫 著
税込価格:720円
出版:祥伝社
ISBN:4-396-33289-0
発行年月:2006.6
利用対象:一般

製菓業界紙『菓業タイムス』の社長・芹沢が、取材先である新潟県のホテルの1室で他殺体で発見された。浅見は彼の依頼を受けて現地に同行していたのだが…。【「BOOK」データベースの商品解説】より


今回も又、実在の事件を元にしている。
菓子業界が舞台ということで、当市も舞台の一部になった、某誘拐・脅迫事件である。
結局、解決しなかったと記憶しているのだが。あのモンタージュのポスターは、随分長く今のモール街に置いてあった。

ここでは、その事件の被害者(誘拐された社長)を随分悪役にしている。
もしかしたら、訴えられかねないほどに。

物語の発端は、浅見が上記紹介文にあるように、芹沢と一緒に取材に出かけていたところから始まる。


「白鳥の歌」を聞くことになる辺りは、微かに記憶にあるような。昔読んでいたのかもしれない。
それにしては、もう一つのキーワード「白鳥(しろとり)町」についての記憶がないのがおかしい。どちらかというと、この地名に反応して今回読もうと思ったのだから。
石徹白(いとしろ)という地名も出てくるし。


それはともかく、誘拐事件を愉快犯の仕業から始まったという大胆な展開をして、脅迫文の文面の変化から、浅見は一種の仲間割れを指摘する。

そして舞台は、大阪へ!

高槻と淀川を挟んだ地が、当市である。チョコッと紹介がある。
平安時代にはお狩り場であったこと。
戦時に建てられた造兵廠のことや爆発事故のこと。
一転して昭和31年、東洋一の団地建設のこと。関係者の一人が、ここの住民ということになっている。

などと書いてきたが、最後には(物語として)悲しい真実もあった。


白鳥殺人事件
Kindle版は、光文社文庫のものから。
Kindle価格:648円


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2014.08.15

ラジオグラバー

ラジオグラバー


知人の紹介で、ラジオ番組を聴くことになった。NHKラジオ第二での連続ものだ。
しかし、その時間に在宅しているとは、限らない。

そこで、録音予約出来るものを探していたのだが、この「ラジオグラバー」を知った。
CD版とダウンロード版があるのだが、その日のうちに使いたいので、ダウンロード版を注文した。
コンビニ後払いという選択肢はなくて、代引かカード払いを選ぶ必要がある。
あ、ダウンロード版に代引はなかったはずだ。

それはともかく、カード払いで支払った。

ところが……

ダウンロード先を示したメールが来ない。
次の日も来ない。
その次の日も来ない。

もしかしたら騙されたかなと思った頃、ようやくメールが来た。
考えてみれば申し込んだのが土曜日の夜だったので、銀行確認が必要だったのかな?
それんしても、月曜日には来ても良さそうなものなのに。

放送局と放送日を選んで検索すると、ズラッと番組が出てくる。
その中からお目当てを「録音予約」すればいい。録音されたものは、専用のフォルダに保存されて、あとはWin依存のプレイヤーで聞くという段取りだ。

番組表を見ている内に色々試してみたくなって、予約表は早くも一杯である。
あ、予約は毎回しなくても、週での指定や毎日といった細かい設定も出来る。


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2014.08.14

五十嵐貴久【可愛いベイビー】

可愛いベイビー

可愛いベイビー高木 智編著
税込価格:1,365円
出版:PHP研究所
ISBN:978-4-569-70039-7
発行年月:2008.9
利用対象:一般

銘和乳業課長の川村晶子は、38歳にして14歳年下の児島くんと結婚を決意し交際は順調。児島くんがリストラにあい、2人で暮らすことになるが、晶子の体に変調が…。

【年下の男の子】【ウエディング・ベル】と続いてきた「年下シリーズ」の完結編。
だが、シリーズの初めから読んでなくても、充分ついて行ける。

要は、山あり谷ありの波瀾万丈の中、「かすがい」のおかげで無事ゴールイン出来るという話。

両方の家を説得するのが結構大変だった。
晶子の職場は、以外とスンナリと起きたことを認めてくれたのが、時代だなと思った。

「時代だ」ということで言えば、児島君の祖母の話がよかった。

以下、ネタバレ(?)あり。

今のわたしがいるのは母が産むと決めてその通りにしたからだし、あんたたちが生まれたのも母のおかげです。
子供ができたのなら産みなさい。わたしには反対することはできない。もしあの時母が出産を諦めていたら、わたしはここにいないし、あんたたちも存在しなかった。(中略)あんたたちと出会えて良かった。

そして、優柔不断そうな父親も、この時はきっぱりと息子を支持した。

逆廻りになるが、【年下の男の子】から読み直そうかな。


可愛いベイビー
初版第1刷/2014年5月20日


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2014.08.13

公務員や教員は認知症になりやすい!?

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つつじさんのところで教えて頂いて、公務員や教員は認知症になりやすい!?という記事を読んでみた。

なぜ公務員や教員が認知症になりやすいかというと、感情をあまり表に出してはいけない人々だからだという。
そりゃ、先生やお役人がいつも切れていたりしたら、大変だ。

よく、「あのしっかりしていた方が……」といったことを聞く。
有名大学を出たとか、大企業で働いていたといったことは、定年後には関係ない。男性には、と一括りにしてはいけないが、こうした「過去の栄光」を引きずっている人が多いような気がする。「その妻も然り」かな?

つまり、脳は常に刺激を求めているということと関係するだろうか。
お店をやっている人や職人には、定年がない。これは、常に脳に刺激を与えているという意味でいいのだろう。

お金の管理や料理も、脳に刺激を与える。
そういう意味で、定年後に家計の管理も料理も妻に任せきりの男性には、リスクが多いと言えよう。


「脳に刺激を」といっても、情報を求めたり展覧会に行ったりという「インプット」だけでなく、「アウトプット」も必要だとか。
そういう意味では、ブログを書くのは有効だという。

若い人たちが携帯メールやTwitterでの発信だけをしていることに、常々危惧を抱いていた(大げさ)。
メール一つとっても、構成や文章の書き方など、多少(いや、かなり)気を遣う。LINEで用件のみ書くのとは、大いに違う(と思う)。
Twitterにしても、同じことだ。

「アウトプット」の大切さについては、茂木健一郎さんも仰っていた。

などと脳天気に書いてはいるが、自分も最近とみに怪しい。自覚している内は、まだマシかな??


画像は、先日行ったレストラン。
和食店のはずなのにエスニックな料理も出てきたりして、面白かった。


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2014.08.12

生活家計簿:カード引き落とし

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いよいよ(?)、7月に使ったカードの引き落とし日が来た。
生活家計簿を起動しようとすると、メッセージが出る。どんな内容だったかは既に忘れたが、『そのままオーケーするとカート引き落としが完了するので、一度確認するかい』といったことだったと思う。

やはり、引き落とし日に間違いがある。翌月になるものと翌々月になるもものがあるのだ。
一旦確定すると修正できないので、ここで8月11日引き落としを「翌月に回す」といった風に改める。これが出来るというのは、ありがたい。

しばらくは6月以前の買物も入ってくるのでややこしいが、家計簿に付けた分だけになったら、スムーズにいくのだろうな(と、期待したい)。


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2014.08.11

大騒動

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出勤前の大騒動

仕事へ行く前に生協へ行ってくれたつれあいが、出かけようとしてウロウロしている。
車を見に行った。

しばらくして、小銭入れがないと言い出した。
ま、小銭はたいしたことないのだが、その中に鍵を入れておいたというのだ。

さぁ、大変。

生協へ電話をしても、落とし物はなかったとか。


困った困ったを連発して、それでも仕事に出かけていった。

そのあとでつれあいが立ち寄った場所を見ると、無造作に置いてあった。
電話をして、『最後に置いたところにあった』と報せる。

いつもそうなのだが、大騒ぎしすぎ。大概、「最後にヒョイと置いた場所」にある。
出がけに鍵がないと騒ぐのは日常茶飯事で、定位置に戻せばいいのに。

と、偉そうに言える自分ではないのだが……。


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2014.08.10

Lアラート

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台風11号は、ただ今当地に一番接近中らしい。風が強くなってきた。
進路の東側に当たるので、影響も大きい。


「Lアラート」というのが、8月1日に発足したらしい。というか、名称を「Lアラート」にしたのが8月1日で、「公共情報コモンズ」のことだという。
と言われても、ピンと来ないが、。「地域(ローカル)の緊急警報(アラート)」という意味合いもあるようだ。

「公共情報コモンズ」の導入自治体が21都道府県にとどまり、住民の認知度が低いことから、より分かりやすい名前で再出発。地方自治体の災害情報に加え、電気や水道、ガスなどのライフライン情報も新たに提供する」

似たような言葉で、「J-ALERT」というのもあって、こちらは「全国瞬時警報システム」ということらしい。

「らしい らしい」と連発しているが、まったくもってよく解っていないのだ。


いつ頃からか、市の広報車がきちんと17時半に廻ってきて、夕焼け小焼けのメロディーを流しながら、「よい子はお家へ帰りましょう」と放送して廻った。
というのはウソで、公園にあるスピーカーから流れていたのだった。いや、一時はマジで広報車だと信じていた。

この6日朝、このスピーカーから広島原爆記念日黙祷について流れてきた。9日も、そうだった。
このスピーカーが、緊急時の連絡になるのだろうが、風向きに寄るのかよく聞こえないこともある。そうしたチェックは、あるのだろうか?


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2014.08.09

Kindleの動きがおかしい

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最近、時々Kindleのページめくりが暴走することがあった。

一昨日のこと、ページがめくれないどころか、まったく動かなくなった。
あれこれ画面を触ってみたが、変わらない。
しばらくすると、その手の動作を追うような動きがあり、その内勝手に再起動した。

だが、読んでいる途中で閉じることが出来なくなった。
そうこうしているうちに、完全にフリーズ。

調べてみると、電源ボタンを何秒か押してみるといい、とか書かれていた。
しかし、状態は全く変わらなかった。

仕方ないので、昨日はiPadを持ち出して凌いだ。


当日追記
今日は朝から大雨警報が出ている。
だが、予約の病院には行かねばならない。帰路はタクシーを呼んで貰って、何とか帰れた。
これからもっと、ひどくなるようだ。

当日追記 その2
なぜか、Kindleが届いた(苦笑)。
軽い、軽い。ものすごく軽い!(重量の話ではない)


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2014.08.08

トーベ・ヤンソン【小さなトロールと大きな洪水】

小さなトロールと大きな洪水

小さなトロールと大きな洪水ヤンソン 著 富原真弓 訳
税込価格:484円
出版:講談社
ISBN:978-4-06-276940-2
発行年月:2011.9
利用対象:一般

パパはいないけど、もう待っていられない。冬がくる前に家を建てようと、ムーミントロールとママはおそろしい森や沼を抜け、荒れ狂う海をわたって、お日さまの光溢れるあたたかい場所をめざします。【「BOOK」データベースの商品解説】より

今年はムーミン誕生100周年ということで、色々催し物があったりするようだ。
以前アニメ放映されていたものは、毎週見ていたと思う。

しかし、その詳細についてはほとんど覚えていない。
スナフキンが時々哲学的な台詞を吐き、それが好きだったくらい……。

従って、「ムーミン」という男の子がどういう動物なのかとか、ムーミン谷についてだとかも同様に、朧な記憶の彼方に行ってしまっている。


本書は、ムーミンシリーズの前段階と言うべきところの話だ。

ムーミンとムーミンママが、パパと永住すべき場所を探して旅をする。

男の子であるムーミンのことをムーミントロールと読んだいたり、その「ムーミントロール」という呼称はムーミン達の全体を指す言葉であったりするらしいといった解釈でいいのだろうか?

何故か別れ別れになったパパを探している途中で出会う、様々な人びと(?)や色々な場所、そして最後に大きな洪水が来て、その結果、パパと再会することが出来るというお話し。

パパはみんなが住める家を作っており、一時は洪水で流されてしまったかと思われたのだが、それが見つかった場所が、いわゆる「ムーミン谷」であったというところで終わっている。

第二次大戦後まもなく書かれた本で、著者の思いが詰まっているということだが、その辺りはなかなか読み取れない。
小さなトロールと大きな洪水
Kindle価格:432円


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2014.08.07

今日の タワー




あつーい 大阪


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2014.08.06

ネコ恋し

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8匹もネコを飼っている方がいらっしゃって、最近その内の一匹が天国に召された。

不思議なことに、ネコたちも哀悼の意を表するが如く、何となく沈んでいた。
多頭飼いだと、飼い主の愛情を求めて、密かなせめぎ合いがある。臨終間もないネコは大事にされている。それはそれで認めていたネコたちも、その子が逝ったあと、これまた密かにその場所を奪いに来る。

そこへ、突然チビッコがやって来た。
これは、ネコたちには予想外のことであろう。仔ネコは手を取られる。辺り構わず走り回り、疲れたらその場でバタンキュー。

シニアネコたちは、それぞれ面白い対応をしている。

というのをずっと見ていて、この子欲しいなと思った次第。
ぬいぐるみと一緒に寝ている姿の、可愛いこと!


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2014.08.05

マジックソープが来た

マジックソープ

先日書いたように、「マジックソープ」を注文してみた。それが、昨日届いた。

ラベンダー236mlと、ベビーマイルド472mlというもの。

色々な用途があるようだが、まずはお試しということで、
ラベンダーをクレンジング代わりに使ってみた。睫毛バッチリといったメイクは落ちないそうだが、元々あまり塗りたくっていないので、ちょうどいいかもしれない。
かさつきやベタベタ感はない。

472mlのベビーマイルドは、無香料?
こちらは台所洗剤として少し使った。非常によく泡立つ。

化粧ブラシがよく落ちるという書き込みを見たので、メイク用のスポンジを洗ってみた。
自分が使っているのは「キッカ」というメーカーで、専用のスポンジを使う。これを洗うのが結構面倒で、一時このメーカーから離れたこともあったのだが。

よく落ちる。ただし、原液が付いたところ。容器で薄めてみたら、それほどでもなかったような。


原液のまま使うのはよくないらしい。そりゃ、石けんだから当たり前か。
まずは、無印へ行ってボトルを買ってくる必要があるかな。


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2014.08.04

田中啓文【道頓堀の大ダコ】

道頓堀の大ダコ

道頓堀の大ダコ田中 啓文 著
税込価格:778円
出版:集英社
ISBN:978-4-08-745106-1
発行年月:2013/08/21
利用対象:一般

道頓堀に巨大なタコが現れた。対処に大わらわの大坂西町奉行所の面々をよそに、大食漢の名物奉行・大邉久右衛門が用人に命じたのは…。【「TRC MARC」の商品解説】より


正直時代物はあまり好きではないのだが、これは面白かった。
いや、「こんな言い方あり?」といった突っ込みどころは満載だが、それでも面白い。

第一話:風邪うどん

主人公の勇太郎が屋台のうどん屋に出会すあたりで筋は見えてくるので、以後の意外感はない。
最初の章だし、登場人物の紹介ありきか?

表紙絵にある、どうやら女性二人の恋のさや当てもからませる予感が。しかし、この絵で見る主人公、何となくひ弱な感がしないでもない。

「狐うどん」がいつからどこで始まったかは諸説あるようだが、本書ではこの事件が解決した時に始まったとしている。
だが、おいしいうどんの出汁の講釈(?)が面白い。大阪が北海道の昆布が集まってくるところでもある。


以下、

第二話 地獄で豆腐
第三話 蛸芝居
第四話 長崎の敵を大阪で討つ

と、面白い話が続く。

主人公は勇太郎だと書いたが、サブタイトルに【鍋奉行犯科帳】とあるように、食いしん坊の奉行 大邉久右衛門の推理が中心なのだ。

ここに、「業突屋」の婆さんが絡む。
その「業突屋」の料理がまた、おいしそうなのだ。
「お決まり」という定食しか出さないのだが、例えば

・ 小芋とネギの含め煮
・ コンニャクと大根の炒り煮
・ アサリの味噌汁
・ 走りの茄子の塩揉み

これらの出汁の具合が誠に絶妙で、いい味を出しているという設定。


他にも、虎が登場したり大ダコを上げたりと、奇想天外な事件が続く。
江戸と上方の文化の違いも、面白かった。


道頓堀の大ダコ
2013年8月25日第1刷


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2014.08.03

ゆるりまい【なんにもない部屋のもの選び】

なんにもない部屋のもの選び

なんにもない部屋のもの選びゆるり まい 著
税込価格:1,296円
出版:KADOKAWA
ISBN:978-4-04-066940-3
発行年月:2014/07/30
利用対象:一般

なんにもない暮らしをしていても、いいものにはトキメくのです! ものを捨てまくり、なんにもない家に暮らす著者が、愛情を持ちながら使っているものを紹介します。【「TRC MARC」の商品解説】


待望の新刊

幾つか、まいさんが使っていらっしゃるもので欲しいものが見つかった。
でも、本当はまいさんのように「なんにもない部屋」にこそ似合うのだろうな。

とりあえず、邪魔にならないものとして「マジックソープ」というのを試してみることにした。
同じく以前本にあったバームは、ハンドクリームとして使っている。本書にもチラッと登場していて(113ページ)、嬉しかった。

「コレト」、使っていらっしゃるんだ。


欲しいもの

即買おうと思ったのが、木製フロアワイプ。今使っているのでも充分なのだが、すごく格好いいから。

色んな移動式棚類を整理してから導入したいのが、「ベンチ収納」という名の(?)おもちゃ箱。すごく便利そうと、以前の本を読んだときから思っていた。

出来れば、(今回のリストにはないが)仕事机も。それには、もっと色々整理する必要があるなぁ。


ゆるりまいさんの本
ゆるりまい【なんにもない部屋の暮らしかた】(13.12.16)
ゆるりまい【わたしのウチには、なんにもない。 3】(14.05.04)
ゆるりまい【わたしのウチには、なんにもない。 2】(13.09.12)


なんにもない部屋のもの選び
2014年8月1日初版第1刷発行


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2014.08.02

懇親会

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今日は病院を2件 はしご(?)で、3時間。時間がもったいない。


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そこで(??)、昨日の懇親会のお食事をば。何の関係もないけど……。


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グループでの順個室のような感じの場所だった。とにかく賑やかだったから、よかったかもしれない。周りに他の客がいたら、かなり迷惑だったことだろう。


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お寿司にアボカドというのは聞いたことがあるような。海苔が中にあるというのは、始めて。
ニューヨークの寿司屋ではラップに巻いて作るから、一番外側に海苔を持って来ることが出来ないとは、隣席のSEの話。
ここも、そうなのだろうか?


トップ画像でオレンジ色が見えるが、コリンキーではなかったかな?


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2014.08.01

ゆく川の……

淀川

この景色が好きだ。
仕事をしていた頃は、ここのもっと上流を毎日眺めていた。


関西医大枚方病院食堂にて↑の川が見える食堂にて
食事時ではないので喫茶だったのだが、セットを頼んだのに来たのは飲み物のみ。
セットメニューを見ながら、飲み物を選んでいたのだけどなぁ。

『セットをお願いしたのですが』というと、しばらくしてチーズケーキを持ってきたが、一人分だけだった。ちなみに、三人で行っている。

『予想通り』とは、同行者の弁。
そういえば、最初に復唱しなかったなぁ。
ものすごく空いていたのだが、混んでいる時間帯だったらどうなることか。大丈夫?>おねーさん(とも言えない方だった)


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