忘れる
とある本を処分しようとして、パラパラとめくっていた。
これが面白くて、ついに読んでしまった。小説ではない、一種のエッセイだろう。
過去に記録をしていたかと思って探したら、あった。本の処分前は、一応記録しているかどうか調べてからにしている。別に書いておいたからと言って何になるわけでもないのだが。というより、
順序が、逆だ。一応記録にあったから、処分しようと思ったのだから。
この本のことは、当時も同じように面白いと思っていた。しかし、具体的な内容は、殆ど忘れている。豚を飼う話なんて、あったっけ?
書名でヒットして、訪ねて頂くことがある。
へー、こんな本読んだんだっけと思いながら該当箇所を見てみるが、これがさっぱり思い出せない。
本のことを書くときは、やはり粗筋も書いておくべきかもしれない。
sugataさんは、レビューの最初に「こんな話」というのを書いていらっしゃる。実はそれを見て、「読んでみよう」と思うことも多いのだ。
自分の場合、書こうと思っているときには、粗筋は解っているから省略しているのか?いや、どうも粗筋すら忘れてしまっているのではないか?
そう言えば、電書と紙本との比較で、電書の場合「残らない」といったことが書かれてあるサイトがあった。まさに、実感!
『忘れたらいい、そこから再出発』と言ったことを登場人物に言わせている小説を、昨日読んだ。
悲しい過去を持つ人の、ある種の処世術なのかもしれない。彼女は、いつも微笑んでいる。
それにしても、忘れる。
頭のどこかに引っかかっていることが、思い出せない。
健忘症外来というのがあるそうだが、当面の課題が終わったら訪ねてみた方がいいかなぁ。
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