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2014.09.30

三浦綾子「泥流地帯」のことなど

十勝岳


今回の御嶽山の噴火は、週末の紅葉を愛でる人たちを襲った。
痛ましい限りである。

火山だからこその美しい山容も、元の自然の力の前には、屈服せざるをえない。


思い出すのが、三浦綾子の「泥流地帯」だ。
大正噴火と呼ばれるこの時の噴火は、十勝岳山頂付近の残雪を溶かして泥流となり、上富良野地方を襲ったのだった。

今は「日本百名山」「花の百名山」に数えられ、その美しい姿を見せてくれているが、何時又地下の活動が活発にならないとも限らない。

富士山とて、例外でないという。


古代から、自然への畏怖心は充分に持ち、山を崇めてはいても、どうしようもないのだろうか。


【泥流地帯】を読んだのは、このブログ開設のずっと前なので、それについて書いたものはない。
しかし、何年経っても、読んだときのあの印象は、忘れてはいない。


過去に少し触れていた

【三浦綾子創作秘話】(061108)
私の好きな作家たち(050630)


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2014.09.29

天藤真【死の内幕】

死の内幕(天藤真推理小説全集 3) [Kindle版]

Photo天藤 真 著
税込価格:432円(honto価格)
出版:東京創元社
ISBN:9784488408039
発行年月::2010/07/22
利用対象:一般

これは正直言って、後味が悪かった。

内縁関係の女性たちの会という発想は面白いのだが、メンバーはたった三人のようだ。
会長の柏木啓子は、何でも自分でやらなければ気が済まない。
メンバーの一人平沢奈美については、よくわからない。
小田ます子というのが、啓子の高校時代からの友達で、今回のある意味主役。彼女が関係している寺井亮一というのは、内縁と言えるのかな?

啓子は、ます子を一人では何も出来ないと思っている。
思いがけず寺井を殺してしまったます子を救うために、色々画策する。

啓子の夫松生というのが、いい味を出している。

一方寺井の婚約者、恩師の娘でもある大島与志子というのもからんでくる。

ます子と奈美が啓子に知恵を付けられて現場に戻り、目撃した人物というのを証言したところから、話がややこしくなる。

その証言とそっくりな矢尾という製鉄会社の社員とその同僚たちも巻き込んで、ある意味てんやわんやの騒ぎを起こす。


結末は、思いがけない展開になる。
ただ、冒頭の場面でのます子のセリフには、意外とこの女性の違う面も伺わせ、結末も納得できる。


紙本は絶版で、図書館にもなかった。

死の内幕
Kindle価格:400円


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2014.09.28

ヤマト運輸の「クロネコメンバーズ」で不正アクセス

Kuroneko

ヤマト運輸の「クロネコメンバーズ」で不正アクセス

たった二日間のことなのに、朝日デジタルからは検索できなかった。(やり方が悪い?)

某ブログで「クロネコメンバーズ」のことを知って、申し込んだ。「メールでお知らせ」もして貰っているから、上記「事件」には該当する。

何故申し込んだかというと、荷物の追跡サービスが簡単に出来るのとお、集荷をして貰えるというのが大きい。元々あったサービスのようだが、マネーカードが使えるのは便利そうと思ったからだ。
これで貯まるポイントでの景品というのは、正直魅力に乏しい。

しかし、チャージするには営業所へ行かなければならないとのこと。これは面倒だ。荷物の持ち込みをしなくていいのが魅力なのに。
セブンイレブンでのチャージは出来るが、それとは別の決済になるらしい。

それはともかく、メンバーズに不正アクセスがあったとのことで、クロネコメンバーズWebサービスへの不正ログインに関するお知らせというのが、出た。

「個別のお知らせ」は来なかったから、大丈夫だったのかな?念のため、パスワードは変えておいたが。


画像は、こんなのしかなかった。
「クロネコポイントキャンペーン」というが、ポイントを貯めたら「ルンバ」や「旅行券」が貰えるわけではない。抽選に参加する資格が貰えますよということ。


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2014.09.27

「いいね!」ボタンを設置してみた

20140927_122249


他のブログでよく見かける「拍手」や「いいね!」といったものが、ココログにはない。
「Tweet」はある。


過日のとある記事に、Tweetが4559もついていた。
いや当時は知らなくて、先ほど「いいね!」のことを調べていて知ったのだ。というか、このブログではTweetはないなぁと思っていただけに、びっくりしている。
この記事のことについては、又触れることにしよう。

で、「いいね!」ボタンである。
ココログで常時設置するのは、色々ややこしいみたいだ。ブログを始めた頃は、スタイルシートの勉強など始めようと思っていた。。しかし、多分今はもうついていけなくなっている。


記事ごとの設置は比較的簡単そうだったので、それに挑戦。
「いつもいつも」よりも、時々「この記事」というのに設置してみよう。

ただ、いつもは「プレーンテキスト」で書いているのが、「リッチテキスト」版で作らなければならないのが不便だ。だから、毎回にはしないというのは正解かもしれない。

お試しで、岡山県立図書館、入館者も貸出冊数も9年連続日本一の訳と、天藤真【遠きに目ありて】つづきに、設置してみた。

ついでに、この記事にも。
しかし、自分で押したら「エラー」になってしまった。他の方が押されても、そうなるのかな?だったら、設置は止めだ。
どなたか、実験してみて頂けないでしょうか。



いつの間にか、金木犀の香りが漂ってくるようになった。


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2014.09.26

岡山県立図書館、入館者も貸出冊数も9年連続日本一の訳

岡山県立図書館

岡山県立図書館、入館者も貸出冊数も9年連続日本一の訳

まだ直接訪問する機会は得ていないのだが、ここのサービスはスゴイと思う。
自分が話を伺ったのは障害者サービス部門で、予算の付き方も(多分)スゴイのだと思う。

『どうしてあれだけの予算が付くの?』と聞いて返ってきた応えが、
『岡山県図だから』には笑ってしまったが。

その障害者サービスだが

その中の一つに、視覚障害者などへの録音図書の郵送貸し出しがある。太宰治や川端康成などの作品が録音された約1千冊の録音図書をそろえ、携帯音楽プレーヤーとともに、遠くに住む人には郵送で貸し出す。

郵送費もかなりかかるだろう。プレーヤーを送るということは、発受施設としての郵送ケースは使えないだろうから。

大抵の所は、なかなかSDカードでの貸出にも対応できない状態だ。ICレコーダーなどでも貸し出していると聞くと、ため息が出る。

色々話題になっていた九州の某図書館などと比べると、姿勢が違うと思わざるを得ない。

 

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2014.09.25

【日本人なら知っておきたい日本文学】

日本人なら知っておきたい日本文学

日本人なら知っておきたい日本文学o蛇蔵&海野凪子 著
税込価格:972円
出版:幻冬舎
ISBN:978-4-344-02037-5
発行年月:2011.8
利用対象:一般

清少納言は昼間イチャつくブサイクカップルにむかついていた!? 名前だけ知ってるあの人が大好きになる教養コミック。【「TRC MARC」の商品解説】より


【日本人の知らない日本語】【日本人の知らない日本語 2】蛇蔵&海野凪子【日本人の知らない日本語3】の 蛇蔵&海野凪子コンビが著した、「人物で読む古典」。


九つの章立てで、九人を取り上げている。

清少納言からはじまって、紫式部、藤原道長、安倍晴明、源頼光、菅原孝標女、鴨長明、兼好とつづく。
あれ?すべて平安時代から鎌倉時代の人たちだ。
ということは、続編も出るのかな?

番外編として、ヤマトタケルがあった。


この中では、清少納言と菅原孝標女が好きだ。清少納言は、どうしても紫式部に負けたような印象があるから。
源氏物語そのものも嫌いだし、でもその源氏を読んで狂喜する菅原孝標女には、昔から共感できた。

鴨長明や兼好の良さというか、魅力が解ったのはかなり経ってからのような気がする。


日本人なら知っておきたい日本文学
2011年8月25日第1刷発行
2011年10月20日第7刷発行


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2014.09.24

iOsバージョンアップ:つづき

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バージョンアップしたのを機会に、アプリを整理しようと思った。
しかし単純に削除するだけでは、パソコン(のiTunes)と繋いだときに復活することもある。
なので、iTunesを開き、iPhoneとiPadも併せて、おなじアプリを見つけて消していく。
当時興味を持ったものも、使っていないのはバッサリ!

と、なかなかいかないのは、物もアプリも一緒だなぁ。


それはそれとして、やはり不具合はあった。
「ボイスオブデイジー」(VOD)は、正常に使えないという。

見えるものはiTunesからVODに「追加」される。
それが、Safariから直接ダウンロードしてVODで展開することが出来るようになっていたのだ。
一度設定すると、次からは候補としてVODが挙がってくる。

ところが、iOsの8ではこれがうまく使えないらしいのだ。

Safariでは奇跡的にダウンロードまでいけることもたまにはあるが、通常はダウンロードボタンを押してもダウンロードがうまくいかないとのこと。
Chromeでは全く無理らしい。

VODはアンドロイド版が、最近出たところだ。

せっかくのいいアプリだから、早めのバージョンアップをお願いしたい。


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2014.09.23

iOsバージョンアップ

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ようやく、iOsをバージョンアップした。7は飛ばして、8だ。
一つ前を飛ばしたのは、バージョンアップするとそれに対応していないアプリがあって、いつもイライラするからだ。
では今回なぜ即アップしたかというと、別に理由はない。
強いて挙げるなら、App Storeからアプリのバージョンアップをしていたとき、一つのアプリから他へ移れなくなってしまったから。

その時点で、「新しいバージョンがあります」というお誘いに乗ったのだった。
しかしやはり、終わるまではドキドキする。


今日はいいお天気で、絶好の行楽日和だなぁ。


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Googleも、木々が紅葉していくのを喜んでいる人物が登場する。


しかし喜びもつかの間。
あっという間に、葉が落ちて……。

2_2


しょんぼりしていたのだが、「最後の一葉」を帽子代わりに、深まりゆく秋を堪能しているという図かな?

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体感的にはまだまだ秋ははじまったばかりだが、暦では今日は「秋分の日」。
仲秋である。


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2014.09.22

天藤真【遠きに目ありて】つづき

遠きに目ありて

遠きに目ありて天藤 真 著
税込価格:778円
出版:東京創元社
ISBN:4-488-40801-X
発行年月:1997.9
利用対象:一般 

成城署の真名部警部は、とある縁で知り合った岩井信一少年の聡明さに驚嘆し、目下の難事件“多すぎる証言の問題”の経緯を話して聞かせたところ……!?

電書の残念なところは、文庫版を元にしていても「解説」がつかないことである。
古い本だが、図書館に文庫本があった。
そして解説は、後藤安彦氏、仁木さんの御夫君である。
著者夫妻と仁木夫妻の交流にも触れておられて、じんとくるものがある。

本書の元になったという【青白い季節】は読んでいるが、どんな話だったかな?表紙にネコの絵があったのは確かだと思う。

本書の短編の内、
第一話の【多すぎる証人】は少し散漫な感もあるが、主婦たちのチームワークが気持ちいい。

第二話【宙を飛ぶ死】は、何とも嫌な犯人であった。
ここでも信一少年が謎を解く。
終盤、警部が信一を警察署へ連れてきて「感謝状」なりをもたらしたいと思うのだが、バリアが多くて無理だと悟る。石段・敷居、車いすでは越せない。

それが現実であった。犯罪だけではなかった。信一も、かれ警部も、戦わねばならない相手は、まだまだ無数にあるのだった……。

この「障害」が、徐々に解きほぐされていくのが興味深い。

署の刑事たちは、岩井家にいる警部を訪ねたりしている内に、信一と仲良くなる。
その最初の刑事戸間に対して、警部は彼の(信一を見たときの)驚愕に配慮する。しかし戸間はこともなげに言うのである。姉の子が障害児で、その子と一番の仲良しなのだと。

そして、彼が外へ出られる工夫を、色々考えるのである。
「移動車」も、
第三話【出口のない街】の頃から

第四話【見えない白い手】ではグッと進歩している。
この【見えない白い手】の犠牲者しのぶは、どうしようもない甥っこにつれなくしているようで、実は大きな愛情を持っていた。知らない「バカ」は……。まっったくもー。

第五話【完全な不在】は、俳優というものの完全な演技を見せてもらった。
二人の役者に、拍手!

遠きに目ありて
1992年12月25日初版
1994年6月10日4版

 

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2014.09.21

ネコ目線で自然観察

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ネコ目線で自然観察 大阪市立自然史博物館

「ネコと見つける都市の自然―家の中から公園さんぽ―」展という。
これは、楽しそう!

企画に合わせて生み出されたキャラクター「ニャンたろう」のイラスト付きボードがあちこちに掲示され、ネコの気持ちを代弁している。

「ニャンたろう」の、蝉に対する考察などもあるようだ。
大阪の街中でも探せば生き物はたくさんいるし、この展示が自然に目を向けるヒントになって貰いたいとの、主催者の願いがある。


また、「大阪のネコはしっぽが曲がってるか」といったことも調査の対象だとか。
そう言えば、しっぽの曲がったネコがいると思ったのは、大阪へ来てからだなぁ。

この辺も、以前はネコが結構いた。その内犬を飼う家が増えて、それとの因果関係は勿論無いと思うが、野良猫が減ったような気がする。
「どこそこ食堂」などと名付けていたが、ご近所の奥様がノラに餌を与えておられた。


ぞろぞろと、八匹も飼っていらっしゃるお宅は大変だろうが、楽しいだろうな。


画像は、ブックエンド。ニャムとそっくりだからと、購入したもの。チラリと見えている本の裏表紙は、【よつばと!】の何巻目か。


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2014.09.20

徒労

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ほぼ据え置き型として使っているノート(Let'sNnote CF-B10)に、ドキュメントスキャナ(富士通ScanSnap)を繋いでいる。
スキャンしたPDFは、DropBox経由でこのノート(CF-SX)に入ってくる。
ほぼそのためだけのフォルダ「移動用」に入れていたデータが消えた。60名ほどのアンケートを一人分ずつスキャンしていたものだ。

CF-B10はセブンだが、動きが遅い。セキュリティ関係のソフトが影響しているのだと思う。設定した頃には覚えていたのだが、最近はとんと忘れてしまっている。
今日、アドビが「反応しない」と出た。何を開こうとしていたのか?いや、うっかり手が触れたのだろうか?
で、そのせいでデータが消えた? そんなことってあるのかな?

と疑いつつも、データが無くなったのは間違いない。

しかしめげずに、その後増えた方の分も含めて81名分、スキャンした。
その後はこちらに移して、一人分ずつファイル名を付けていく。

今度はなくなったら困るので、常時刺しっぱなしのSDカード(258G)にバックアップを取る。

そうしておいて、実際に使うフォルダに移そうとして、はたと気づいた。
これまでスキャンした分も、すべて移し終わって「移動用」を空っぽにしていたことに。


まったく、どうしようもないおバカである。


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2014.09.19

天藤真【遠きに目ありて】

遠きに目ありて

遠きに目ありて天藤 真 著
税込価格:778円
出版:東京創元社
ISBN:4-488-40801-X
発行年月:1997.9
利用対象:一般

成城署の真名部警部は、とある縁で知り合った岩井信一少年の聡明さに驚嘆し、目下の難事件“多すぎる証言の問題”の経緯を話して聞かせたところ……!?


究極の、安楽椅子探偵もの。
探偵である信一は、動けない。ひたすら真名部警部の話を聞いて、謎を解く。
その謎解きも面白いが、著者の弱者に対する視点がいい。
と思っていたら、やはり仁木悦子さんの影響を受けていた。

障害児のための施設を、遺産から残そうとした資産家。
田舎の学校の子どもたちに、本を送った刑事。

言葉に気になるところがあるものの、当時からすれば仕方ないか。
この警部が、山口百恵と桜田淳子の区別もつかないと言っている時代だ。


遠きに目ありて
1992年12月25日初版
1994年6月10日4刷
リンク先は、1997年発行の草原推理文庫


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2014.09.18

廃業

大和川


先日突然出入りの電気屋さんが来られた。
『実は、9月で廃業しようと思いまして……』
『エーッ!』である。

事情を伺うと、奥様の病気が進行してきているのでとのこと。
いわゆる「街の電気屋さん」で、アルバイトを雇いながらも奥様と二人でやってこられていた。

脱サラして兄貴の店に入り、市場の店が売りに出ているのを引き受けての開業。37年経ったという。
ちょうど自分もリタイアした頃で、日常的にこの市場に出入りしていた。店の中でまだ小さい息子さんに、奥さんがご飯を食べさせておられたこともあった。

その内市場そのものが代替わりし、それを契機に外での小売店になったのだった。時期を同じくして外へ出た和菓子店も、最近店じまいしている。

息子さんには、けっきょく継いで貰えなかったのだろう。


延長保証を一つ一つの品物ではなく、その店との契約のような形をとっているので、次を引き受けてくれる店との再契約になるらしい。
ということで、延長保証に入っている家へ、一軒ずつ挨拶をかねて手続きの説明に来られたというわけだった。


まだ66歳。サラリーマンなら第二の人生というところだが、一国一城の主の自由業は定年がない。いつまでも出来る代わりに、自分で決意する必要がある。


自由業の幕引きは、むずかしい。

秋だなぁ。


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2014.09.17

沢村浩輔【夜の床屋】

夜の床屋

夜の床屋沢村 浩輔 著
税込価格:799円
出版:PHP研究所
ISBN:978-4-569-70039-7
発行年月:2014/06/28
利用対象:一般

第4回ミステリーズ!新人賞受賞作の「夜の床屋」をはじめ、四季折々の「日常の謎」に予想外の結末が待ち受ける、新鋭による不可思議でチャーミングな連作短編集全7編。【商品解説】

元々は【インディアンサマー騒動記】という本の改題・文庫化。

一見何もないような話だが、突き詰めると怖いというか。
まさに、

奇妙な事件に予想外の結末が待ち受け
ている。
体験者には「予想外」だが、すべて綿密に計画されたものだったとしたら……。


道に迷ってたどり着いた無人駅から見えた灯り。そこは「夜だけ開く床屋」なのか?
ちゃんと客(というかキャンセルの連絡)も来るし、髭を当たってくれたのだが……。

という表題作【夜の床屋】をはじめとした7編の連作。

【空飛ぶ絨毯】は、寝ている間に、寝室に敷いてあった絨毯が無くなった。絨毯は、空を飛んでいってしまったのか?という話。
この物語も、怖い。何がって、人間の執念が。

【ドッペルゲンガーを探しに行こう】は、ちょっと仁木悦子さんを思わせる作品だ。
佐倉は、子どもたちに見込まれて(?)、彼らの陰謀の片棒を担ぐことになる。
いい意味の黒幕である大家の国府さん。最後に登場するだけだが、いい味を出している。

本編は、国府さんの『あら、そうなの』という台詞で終わっている。


とここまで書いてきて、あとの【葡萄荘のミラージュⅠ】【葡萄荘のミラージュⅡ』と【エピローグ】は連作のようだなと思って読み進めていった。

しかし、エピローグを読んで、あっと思った。
何と、本書は全体が連作だったのだ。

【すべてはFになる】ではないが、全てはこの終章に向けて用意されたものだったのだ。

と言い切りたいほど、見事に連鎖している。
しかし、書かれた頃に、それが意識されていたのかどうかは、解らない。


夜の床屋
2014年6月27日初版
Kindle価格:630円


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2014.09.16

補聴器、おしゃれに変身中 カラフルで使いやすく

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補聴器、おしゃれに変身中 カラフルで使いやすく

年に一度の「敬老の日」も、終わってみればただの日常?
そんな中、こんなニュースを見つけた。


パナソニックのサイトを見てみる。
「花鳥風月」を「花聴風月」と洒落て、漆調のものがある。

「耳がいい」とはよく言われるが、それでも聴く能力(音量)は確実に低下してきている。
なるべくヘッドフォンを使わず、スピーカーを使うように気をつけては来たが。


この補聴器、iPhoneのコードレスイヤホンになればいいのに。補聴器としてではなく使ってもいいのではないか。


上記記事の中にも、

 デンマークのメーカー「ジーエヌリサウンド」や米「スターキー」は、米アップルの「iPhone」と無線通信でつなぎ、音質よい音楽や通話が楽しめるなどの機能を充実させた。
というのがあり、これはいい。
必要になった頃には、日本製も出来るかな?


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2014.09.15

今尾恵介【世界最速「車窓案内」】

世界最速「車窓案内」東海道新幹線開業50周年記念

世界最速「車窓案内」今尾 恵介 著
税込価格:2,160円
出版:新潮社
ISBN:978-4-10-336331-6
発行年月:2014/08/29
利用対象:一般

1日40万人が利用するという東海道新幹線。この沿線は日本で一番見られている風景でもある−。【「TRC MARC」の商品解説】より


今日、届いた本。
まんまと商戦に乗って(?)、買ってしまった。

新幹線なんて、自分が決めている見所以外は、本を読んでいるか資料を眺めている。
そこが、他の線とは違うのかなぁ。

それでも、東京からの帰りが夕方以降の時は、(当然富士山は望めないから)左側の座席をとったりする。海が見えるからだ。

ちなみに自分が決めている「見所」とは、まず京都を出てすぐの鴨川と琵琶湖。うかうかしていると、通り過ぎてしまう。続いて、伊吹山。

名古屋が近づいたところで、揖斐川・長良川は外せない。

次は浜名湖。

そして、ふじ川を渡る辺りからそわそわする。なかなか霊峰にはお目にかかれない。運がいいときは、じっと眺めて写真を撮って、最後は振り返ってまでも眺める。

多摩川が近づくと、「ああ、東京だな」と思う。
これは帰路も一緒で、多摩川を渡ると「さらば東京」となる。

途中は大概眠ってしまう。
遠く比叡山を見て東寺の五重塔が見え出すと、降りる支度に入る。


本書は、新幹線を真ん中に、両側の地図を配し見える風景の写真を添えている。
東京~新大阪なのが残念だが、仕方ないかな。

堪能するには「こだま」でのんびりと、それこそ車窓を楽しむための乗車をする必要がありそうだ。


世界最速「車窓案内」
2014年8月30日


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2014.09.14

「software updater」のバージョンアップって?

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セブンのパソコンで、

「software updaterがバージョンアップされています。更新しますか?」
というメッセージが出る。
あまり怪しそうでもないが、どのソフトのバージョンアップか判らないので、その都度閉じていた。しかしそうそう逃げてばかりもおれまいと、ググってみた。

一つのサイトでは、『ソッコーで消しました』というのがあったが、何となくピンと来ない。

もう一人、エプソンのプリンタを買ったという人の質問に、『Software Updater」は多分EPSONのユーティリティーです。』とあって、納得。
あとは普通にインストールした。


三連休の中日だって?
レジメの締め切り日で、報告書の提出日で、今週の資料作成日で、おまけにCD焼きまくりで……。


いいお天気で、絶好の行楽日和。生協も、めずらしく空いていた。
あーっ、どっか行きたーい!


画像は、3年前の9月22日の盛岡。
確か前日だったかに、東京は台風の影響で道路の木が倒れて被害が出ていたっけ。


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2014.09.13

天藤真【大誘拐】

大誘拐

大誘拐天藤 真 著
税込価格:907円
出版:東京創元社
ISBN:4-488-40809-5
発行年月:2000.7
利用対象:一般


第32回「日本推理作家協会賞」受賞作とある。


もう何年前になるだろうか。映画版を、テレビ放映していた。それっきり忘れていた。某ブログで紹介されていたのを見ても、当初この話とは思わなかった。

実際にテレビで見たのは後半だけだったが、北林谷江さん演じる刀自がテレビの前で喋っている場面を思い出す。
そして、本を読んでいても、井狩の顔が緒形拳とダブって見える。
くーちゃんこと中村くらを演じたのが樹木希林というのも、(全く覚えていないが)ちゃんと当てはまる。


結果は解っていての経過を楽しむ読み方だったが、文句なしに面白かった。多分、細かいインタビューや数字のところ以外は、映画は原作とほぼ同じだったのではないか?

舞台は、「樹の国」和歌山ならではであろう。
登場人物の言葉も殆どが関西弁で、それも親しみやすく優しさを醸し出している。


奇想天外?あり得ないはなし?ちょっとしたメルヘン?
そのどれでもいい。


著者は、既に故人だという。本書は全集の一部らしいので、他の本も読んでみたい。


大誘拐
Kindle価格:300円
honto価格:540円


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2014.09.12

新iPhonのことなど

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この秋に新iPhoneが出るというので、楽しみにしていたのだが……。

アップル、勝負の時 新たな「神話」、幕開けなるか

大きく、重くなってるー!千円札くらいの大きさだって!一万円札だという話もあるけど。
5Sを飛ばしたからなぁ。


それよりも、こちらが気になるなぁ。

ファッショナブルだという評価もあるようだ。


今日は、かなり過ごしやすい。秋だなぁ!


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2014.09.11

道尾秀介【水の柩】

水の柩

水の柩高木 智編著
税込価格:713円
出版:講談社
ISBN:978-4-06-277831-2
発行年月:2014/08/12
利用対象:一般

自分が“普通”で退屈なことを嘆く中学2年の逸夫と、両親が離婚し級友からいじめを受け“普通”を欲する敦子。あるきっかけで言葉を交わすようになったふたりだが、敦子には秘めた決意があって…。【「TRC MARC」の商品解説】


注意深く読んでいかないと、つまりストーリー展開を急ぐと、罠にはまる。
解説氏も仰っているが、著者の作品の映像化は難しいだろうなと思う。

【ソロモンの犬】で好きになった著者だが、それ以前のホラーもの(と一括りにすべきではないだろうが)は読んでいない。
本書を読んでいながらも、【ソロモンの犬】での喫茶店の裏の水の音が聞こえてきた。


ちょっとしたきっかけが、気づきが、違う結末を誘うことはあるのだろうか。いや、人生はその連続とも言える。


冒頭と終章が、同じ場面。
登場人物全員で、ダムを訪れる。従業員の慰安旅行も兼ねている。

しかし、逸子の母親は、何故か蚊帳の外だ。仕事中ということもあるのだろうが、大事なことも知らされていない。
最初にこの母子が登場したときは、逸子が尋ねられたことまでも母親が応えていたのに。


一つ、突っ込みをば。ネタバレになります。

このバス旅行の途中。バスの中の場面では、何故か出てこない人物がいる。そこからミスリードへと続くのだろうが、ちょっと強引かな。


水の柩
Kindle版は親本からなのでまだ1,296円する。電書は文庫が出たときに、価格が下がるのだろうか?しかし、底本は親本だろうが。


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2014.09.10

LINEの不審な挙動(?)

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このところ、LINEから時々「トーク」が来る。

PCでLINEにログインできませんでした。
とあって、ログインを試みた端末が示されている。
ググってみると、「ログインできなかった」のだから実害はないが、アカウントを変えた方がいいとあった。


今度は、

LINEウェブストアにログインできませんでした。
というのが、何回か来た。
これは頻繁にあるようで、かなりヒットした。


色々厄介だなぁ。


朝夕、かなり涼しくなってきた。


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2014.09.09

トルストイ生誕186周年

Photo_アンナ・カレーニナ2


186周年とは何とも中途半端な数字だが、切りのいい200周年までには確実にいなくなるので。
過去にアンナカレーニナについて書いたよなぁと思って検索してみたら、


トルストイ「文読む月日」(04.05.22)といったことも書いていた。
この【文読む月日】は、確か上中下三巻とも購入した。

まだ残しているかなぁ。見つかったら、今日のところを読んでみたい。

【戦争と平和】は、学生時代に夏休みを利用して読んだ。

そして、好きな一節(07.01.0)として、やはり【アンナ・カレーニナ】を挙げている。

本当に、この箇所は好きだ。
こうした充実感を得たいと、今も思う。


今日のGoogleは、その「トルストイ生誕186周年」。真ん中のプレビューを開くと、彼の作品の場面になる。そしてピックアップしたのは、やはり【アンナ・カレーニナ】。


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2014.09.08

Edyのゆくえ

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というわけ(14.09.05)でEdy使い切りの努力(?)をしているのだが、支払いをしたときの「シャリーン」という音が好きだし、使うのを止めたくない。

そこで思いついたのが、楽天カード。いつの間にか、Edyは「楽天Edy」になっていたし。
これ以上カードを増やすのはなぁと思いながらも、一つ解約するのだし楽天で買物するには便利だしと あれこれ言い訳は考えつく。それに無料だしね。

で、楽天Edyを申し込んだのだが……。


結局止めることにした。
何故って、とにかくうるさいから。以前koboを使わなくなったときにも頻繁にメールが来ていたが、今回はそれを上回る。
それに、プレミアムにしたらポイントがどうとか。無料だから使おうと思ったのに。


別に単独のEdyでいいし、今のEdyを使い切る頃には(使おうという)気持ちもなくなっているかもしれないし。
コンビニだったらiDカードも使えるし。


と、変なことであれこれ思い煩う秋の初めなのだった。


さ、新しい週だ。今週も元気に(??)、がんばろう!締め切りあるし、役所の書類も揃えんならんし。


昨日、ここのアクセスが12300もあって仰天。ま、前夜からその傾向はあったのだが。それについては、まだ後日ということで。


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2014.09.07

折口信夫【死者の書・身毒丸】

死者の書・身毒丸

死者の書・身毒丸折口 信夫 著
税込価格:637円
出版:中央公論新社
ISBN:4-12-203442-6
発行年月:1999.6
利用対象:一般


偶然というのは重なるもので、先日読んだ内田康夫【箸墓幻想】(14.09.03)に、本書がたびたび登場してきた。
無理もない。
舞台である当麻寺と本書とは、深い関係にあるから。

だが、偶然というのはそれだけではない。

折しも、NHK第二放送の「朗読の時間」で、本書が読まれていたのだ。しかも朗読者は、自分が長く師事してきた恩師であった。
そのお声で本書を読む(聞く)。

残念ながら過日の事情(ラジオグラバー(14.08.15))で、全部を録音できなかったのだが。

読むより聞く方が、すんなりと頭に入る。


大津の皇子は、真実はどうあれ、悲劇の皇子として刻みつけられている。その姉の大伯皇女の悲哀をも含めて。

本書のもう一つの要は、中将姫である。当麻曼荼羅を織る経過が、詳細に語られていく。


【身毒丸】も、確か先生からお話を伺った話だった。


両方ともまだじっくりと読み返してはいないが、放送が終わったという節目の時故、アップしておく。
表紙の二上山の写真が、何とも美しい。


本書から思い出した好きな歌があったのだが、どうしても歌詞が思い出せない。

♪あーふたーかーみにゆうひが かかればよー
♪いーちーめーんにかきが いろーづくよ
といった歌詞だったと思うのだが……。


死者の書・身毒丸
1974年5月10日初版発行
1999年6月18日改版発行
2013年5月30日改版14刷発行


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2014.09.06

49歳山本昌、史上最年長勝利

関西医大枚方病院


49歳山本昌、史上最年長勝利 64年ぶり更新

昨日は食事中も、iPadで「Yahoo!スポーツ プロ野球スポーツナビ」を見ていた。
「今日は阪神、勝つなよ」と。
既に山本は交代したあとだったが、2点貰って勝利投手の権利はあった。

何とか押さえてほしい。
そのうち谷繁監督まで代打で出てきて、6回・7回と点を重ねて勝った。

おめでとう!

「40年会」で残っているのは、マサだけだものね。


関連記事

山本昌さん(14.03.24)
48歳マサ、打でもセ最年長記録(13.08.29)
中日・山本昌、23年連続勝ち星(10.08.11)


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2014.09.05

コンビニスイーツ

イタリア栗のクリーミーモンブラン


最近、と言ってもそう頻繁にではないが、コンビニにスイーツを買いに行った。
別にコンビニスイーツにはまったわけではなく、Edyを消化しているというのが、真相(?)


「ANASuicaカード」を使い始めたのだが、元々Edyの付いた「ANAカード」を持っていた。両方のカードでマイルが合算できるからいいかなとも思ったが、両方とも年会費が要る。
「ANASuicaカード」は、文字通りSuicaが付いているから、それ以上の電子マネーカードは付けられない。別カードとして申し込めるのは、iDカードだった。こちらは、チャージなしで即カード引き落としになるもの。PiTaPa形式だ。

どちらのカードもvPass登録出来て、そこから履歴や照合など出来るのだが、いちいち切り替えるのも面倒だし、今のところはブラウザを変えることで対応させている。

で、年会費もったいないし、古い方のカードを止めることにしたのだ。
だがEdyにはまだ8,000円強残っているので、次の会費徴収の月までにとせっせと消化しようとしていう算段である。

というもののあまり買うものもなく、火曜日に講習会へ行って疲れて甘いものが欲しくなったので、ついスイーツ大量買い込みとなった次第。
最近のコンビニではおいしいスイーツがあるとかTweetしている方がいらっしゃるが、どれがいいのかわからず、普通のどら焼きだとかシュークリームだとかを買ってきた。


次の日は、お昼のお弁当をば。
弁当はローソンよりセブンイレブンの方がおいしいからとわざわざ出かけたのだが、時間が悪かったせいであまり残っていなかった。
そこでここでも、スイーツ大量買い込み。

うーん、どうもカロリーが気になるなぁ。

Edyを使い切ったら、甘いものは控えよう!!
えっ? どこか違うって?


あ、「お勧めスイーツ」がありましたら、ぜひお教え下さい。まだ残高はあります故。


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2014.09.04

吉永小百合さん作品など邦画W受賞

モントリオール

吉永小百合さん作品など邦画W受賞 モントリオール祭

映画のタイトルは、【ふしぎな岬の物語】。
吉永さんが自ら企画した作品だという。


原作は、森沢明夫の【虹の岬の喫茶店】で、題名としてはこちらの方がいいような気がする。
以前買ったものの帯には「映画化」のことしか書いてなかったが、最近再購入したら「全面帯」になっており、映画の1シーンが出ていた。

上記モントリオール祭にも出席している阿部寛は、どの役なのだろう?甥っ子かな?
そうすると、鶴瓶は?


それにしても、吉永小百合はいつまでも綺麗だなぁ。昭和20年生まれだから、来年は70才なのに!
それに、活動がまたすばらしい。


あ、まだ本のことを書いてなかった。


関連して ↓

吉永さん「私が一番にきゃーっと」 モントリオール祭

鶴瓶さん「吉永さんの想い、花咲いた」 邦画ダブル受賞

映画祭の始めに

吉永さん、仏語ですらすらあいさつ 映画祭で主演作上映


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2014.09.03

内田康夫【箸墓幻想】

箸墓幻想

箸墓幻想内田 康夫 著
税込価格:679円
出版:角川書店
ISBN:978-4-04-160762-6
発行年月:2008.9
利用対象:一般

奈良・箸墓古墳の謎を追究していた考古学研究所の元所長が殺される。真相を追う浅見光彦を待ち受けていたのは、歴史を超えた、女たちの冥い情念だった…。【「TRC MARC」の商品解説】より

今回も、実在するホケノ山古墳や箸墓古墳、それに当麻寺まで登場しての壮大なドラマ。
と見えて、実は個人の怨念がもたらした復讐劇。


浅見は当麻寺に寄宿して、謎に挑む。
ここの娘である女子大生が、何とも直情径行型で可愛くない。まだ10代ということもあるのだろうか?こんな「マドンナ」は、初めてである。


肝心の物語よりも、浅見がしばしば引用する折口信夫の「死者の書」が、タイムリーで興味深かった。ちょうど、今週末までNHKで放送されている。


当麻寺への参道、確かに狭くて通りにくい。最初に浅見が訪れた時に車を止めるのが、山門の少し手前にある駐車場だった。で、この春行ったときに使ったので、これも何かの縁かな??


また考古学上「神の手」を呼ばれていた藤村新一も、そのまま実名で登場してビックリ。もっともこちらは、目の前の事件から想起したということだが。
また、著者のあとがきに、本書を(毎日新聞に)連載中に藤村新一の事件が発覚したとある。物語との相似性に、これまたビックリであった。
 

さらに、各章の始めに万葉集からの引用があったのも、楽しめた。
11章で11の歌があったが、やはり大伯皇女の

うつそみの人にある我や
明日よりは二上山を弟背と我見む
を挙げておこう。


箸墓幻想
Kindle価格:620円
honto価格:670円


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2014.09.02

防災の日:「トイレットペーパー備蓄を」経産省がPR作戦

備蓄用トイレットペーパー


防災の日:「トイレットペーパー備蓄を」経産省がPR作戦

経済産業省が、9月1日の「防災の日」に合わせて、家庭でのトイレットペーパー備蓄を勧めるパネル展を実施しているそうな。
あまり行き渡ると、また買い占めなどがおきないか、ちょっと心配。

でも、こうして少しずつ備蓄しておくと、大変なときに慌てなくてすむのだから、本来は買い占めなどがなくなるはず(だと思う)。

パネル展示に関するサイトは ↓

トイレットペーパーを備蓄しましょう!~トイレットペーパーの備蓄推進に関するパネル展示を行います~


本日午後から、某所後期の講習会開始。


朝晴れていても、夕方には雨が降ることが多い8月下旬だった。
9月は、残暑が厳しいのかな?


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2014.09.01

【わたしの整理術】

わたしの整理術

わたしの整理術岩波アクティブ新書編集部 編
税込価格:756円
出版:岩波書店
ISBN:4-00-700062-X
発行年月:2003.1
利用対象:一般


執筆者とタイトルは以下

大平健【『ニコマコス流生理学』前史】
茂木健一郎【「脳」整理法――世界に開かれたプロセスとしての脳の世界
渥美雅子【私の整理術七か条】
奥本大三郎【虫(の標本)と本の海の中で】
旅の資料や写真の整理法】
小石雄一【時間を整理する――三本の矢と三種の神器】
阿部絢子【暮らしとモノの関係追求から始まる私の整理術】
塚本昌彦【一掃による片付け術】
斉藤貴男【頭と肉体で営むジャーナリズムの資料整理】
北原照久【ときめきの空間づくり――コレクションの整理術】
有澤誠【パズルがヒント】

存じ上げない方も多いのだが、それぞれ「ユニークで楽しい」整理術を披露していらっしゃる。
10年ばかり前の本だし、野口悠紀雄氏の「超整理法」が出始め、「捨てる技術」が話題になった頃とて、断捨離もときめきの整理も登場していない。

しかし古さは全くなく、いつの時代にも「整理」で悩まされているのだ。

また、最近よく目にする家あるいはそれに付随したモノの整理法ではなく、ある人は昆虫の標本であったり、また膨大なコレクションの整理法だったり。
「スッキリ暮らす」というのとはまったく別次元の話であったりもする。


そうした中で、阿部絢子氏の話は、ちょっと浮いていた。タイトルはそれらしくなっているが、いつもの台所や家の整理法。これまでも感じていたのだが、氏の整理法にはあまりときめきがない。言い換えればごく当たり前のことで、それを否定するつもりはないのだが……。


「ニコマコス流」というのがよく解らなかったが、これは「前史」で本番があるらしい。しかし、おかしくて笑ってしまった。

コレクションが多すぎて、博物館までつくってしまって館長に収まっている北原氏。およそ「少なく」とか「断捨離」とは別世界だ。

当たり前のようで説得力のあるのが、塚本氏の「一掃する」という考え方。女性の「一日30分」とか「このコーナーだけ」といった指導法(?)と違って、いかにも男性的でキッパリしている。

って、こういう区別の仕方はいけないのかな?いや、「女性は」とか「男性は」というわけではなく、人口に膾炙している「女性的」「男性的」という意味で……。と言い訳(?)をする段階で既に……
などと、整理術とはまったく関係ないところへ行きそうになってしまった。


「整理術」としてより、「楽しいエッセイ」という捉え方が出来そうだ。


わたしの整理術
2003年1月8日第1刷発行
2004年4月15日第2刷発行


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