今尾恵介【世界最速「車窓案内」】
世界最速「車窓案内」東海道新幹線開業50周年記念
今尾 恵介 著
税込価格:2,160円
出版:新潮社
ISBN:978-4-10-336331-6
発行年月:2014/08/29
利用対象:一般
1日40万人が利用するという東海道新幹線。この沿線は日本で一番見られている風景でもある−。【「TRC MARC」の商品解説】より
今日、届いた本。
まんまと商戦に乗って(?)、買ってしまった。
新幹線なんて、自分が決めている見所以外は、本を読んでいるか資料を眺めている。
そこが、他の線とは違うのかなぁ。
それでも、東京からの帰りが夕方以降の時は、(当然富士山は望めないから)左側の座席をとったりする。海が見えるからだ。
ちなみに自分が決めている「見所」とは、まず京都を出てすぐの鴨川と琵琶湖。うかうかしていると、通り過ぎてしまう。続いて、伊吹山。
名古屋が近づいたところで、揖斐川・長良川は外せない。
次は浜名湖。
そして、ふじ川を渡る辺りからそわそわする。なかなか霊峰にはお目にかかれない。運がいいときは、じっと眺めて写真を撮って、最後は振り返ってまでも眺める。
多摩川が近づくと、「ああ、東京だな」と思う。
これは帰路も一緒で、多摩川を渡ると「さらば東京」となる。
途中は大概眠ってしまう。
遠く比叡山を見て東寺の五重塔が見え出すと、降りる支度に入る。
本書は、新幹線を真ん中に、両側の地図を配し見える風景の写真を添えている。
東京~新大阪なのが残念だが、仕方ないかな。
堪能するには「こだま」でのんびりと、それこそ車窓を楽しむための乗車をする必要がありそうだ。
世界最速「車窓案内」
2014年8月30日
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 下僕【もちまる日記】(2022.08.12)
- 野原広子【離婚してもいいですか? 翔子の場合】(2022.08.09)
- 小谷恭介【襟裳岬殺人事件】(2022.08.07)
- 松本清張【共犯者 改版】(2022.08.03)
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 桜島(2022.07.27)
- 越信行【絶景駅100選】(2022.07.06)
- ホームから消えるもの(2022.05.11)
- 母の日に合わせ「市川真間駅」→「市川ママ駅」に 千葉 市川(2022.05.05)
- 落花さかん(2022.04.07)
コメント