夢の超特急50年:死者ゼロの礎
今年は新幹線開業50周年で色々な行事があるようだ。この50年間、死亡事故はゼロという、輝かしい記録を持っている。駆け込み乗車で挟まれてとか列車内での殺人事件はあったようだが、それらは新幹線が原因ではない。
しかし、工事での殉職者は210名に上るという。
静岡県にある「東海道新幹線建設工事殉職者慰霊碑」には、裏側に殉職者210人の名が刻まれている。国鉄職員の6人以外は、請負業者の従業員だという。
その中には10代の若者もいて、大半が地方出身者で出稼ぎの方も多かったとか。
こうした技術を受け継いでいくリニアの元開発責任者も、
「最高時速で走ることでなく、走ったうえで無事止まった時が一番うれしい。新幹線でもリニアでも、それが技術者共通の思いです」という。
新幹線に初めて乗ったのは、開業から3年後の春だった。
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