行方昭夫【英会話不要論】
行方 昭夫 著
税込価格:756円
出版:文藝春秋
ISBN:978-4-16-660996-3
発行年月:2014/10/20
利用対象:一般
「読み書きはできるが話せない」から脱却すべく、英語文法の授業が消え、小学校5・6年に必修化された英語授業を、3年生に引き下げる動きもある。【「TRC MARC」の商品解説】より.
大きく
第1部 英語と日本人
第2部 異文化交流の壁
にわけて述べられている。
昔のカッチリとした英語教育がなおざりにされて、当座の会話重視に対する警鐘。
小学校から英語を取り入れることに対しては賛否両論色々ある。著者は、まずは母語をしっかりと身につけなければ、結局将来外国語も使えるものにならないと解く。
幼稚園で英語教育らしきものをしていても、結局それは役に立たない。
帰国子女が、日本語をしっかり学ぶ機会を得なければ、中途半端に終わってしまう。
こうしたことを、事例を多く引きながら述べていく。
著者と同じクラスにいた、小和田悟氏と明石康氏の逸話は興味深い。
お二人とも地方の高校出身で東大に入り、会話やコミュニケーションが必要なクラスでは、最初は寡黙であった。しかし半年もすると、しっかりした文法に裏付けられた巧みな論争が出来るようになっていく。
国際人として活躍する上で、何が必要かが分かる一節であった。
ただし、英語を公用語とした楽天のその後にも触れて、充分なフォローがある場合は上手くいくことがあるとも述べられている。
英会話不要論
2014年10月20日第1刷発行
2014年11月10日第2刷発行
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